昨日(6/24)の東京都での新型コロナウイルス感染症新規陽性者は先週の同じ曜日よりも118人多い570人だったが、昨日は東京都を除外した他の道府県の新規陽性者数も8人増え、全国では前週比126人増の1676人だった。東京から立ち上がった第5波が他の地域にも広がり始めた可能性が高い。
その東京都で都議会議員選挙が行われる。今日(6/25)が告示日だ。しかし都知事の小池百合子は「入院」している。下記はその小池に対する痛烈な批判のツイート。
小池百合子、あの人、自分が詰んだときは逃げる。恐らくひろゆきにバカだと言われて、逃げたんだろう。
— gero Silence can be violent.(沈黙が暴力になる事もある) (@garirou) 2021年6月23日
抗議しても、言い返されて、さらにどツボにハマると思って逃げる。露出していると、さらに追及が及ぶからね。逃げていれば、同情なども味方につけて自分を守る事が出来る。そういう人なんだよね。
そういう人ではないと近い人間に言わせてるけど、実際は「そういう人」なんだよね。都合が悪ければ雲隠れする。何か追及が及ぶと病院に逃げ込む政治家と同じ。
— gero Silence can be violent.(沈黙が暴力になる事もある) (@garirou) 2021年6月23日
コロナ対策も、2020年の1〜2月あたりで、韓国とか中国が本当に大変で、対応に追われていると時、日本の首都、東京の小池百合子は何もしなかった。3月になってからやっと対策を始める遅さ、都合が悪いと他人の事をほっぽりだして逃げる性分は変わらない。小池百合子とは、そういう駄目人間。
— gero Silence can be violent.(沈黙が暴力になる事もある) (@garirou) 2021年6月23日
結局、小池百合子って、「都民ファースト」じゃないんだよね。限りなく「自分ファースト」な人。
— gero Silence can be violent.(沈黙が暴力になる事もある) (@garirou) 2021年6月23日
いちいちその通りだが、昨年コロナの第1波が立ち上がった頃の小池は、上記3件目のツイートが指摘するよりもさらにひどく、3月下旬の3連休が終わり、「東京五輪の中止ではない延期」が本決まりになるや否や、突如それまでの「新型コロナ対策を何もしない」姿勢から「先頭に立って新型コロナと戦う」ファイターへと豹変したのだった。3連休までの小池は露骨に新型コロナ対策よりも五輪を優先していた。
小池が「詰んだ時には逃げる」のは何も今に始まった話ではない。2017年の衆院選でも、投開票日に小池はパリにいた。下記は当時の東京スポーツの記事へのリンク。
以下引用する。
(前略)小池氏はフランス出張(21~25日)で、地球温暖化対策に関するイベントに出席するほか、2024年に開催が決まったパリ五輪に向けて市長や政府の五輪関係者らと面会する。
衆院選の台風の目になるはずだった希望の党が失速したのは、小池氏が公示の直前に民進党と合流する際、リベラル系の国会議員を「排除する」と発言したことが原因だとされている。
小池氏は巻き返しに徹底的なテコ入れを図るため、全国の小選挙区を遊説中。ところが、各政党の代表が「最後のお願い」を訴える選挙戦の最終日(21日)には、日本を離れてしまう。解散→衆院選の流れになる以前から決まっていたこととはいえ、新党を立ち上げた当の本人だけに、立候補してスケジュールをキャンセルするだろうと見るムキが多かった。(後略)
(東京スポーツ 2017年10月17日 17時15分)
最初にリンクしたツイートに、下記のレスがあった。
小池百合子氏はいつでも自分の「安全安心が第一」https://t.co/lWQEn3blri
— じじい通信🐳🐡🐟🐠🐙🦑 (@KakioKueba) 2021年6月24日
上記ツイートからリンクされた同じ人のツイートに、4年前の「排除会見」での勝ち誇った小池のコメントと毒々しいドヤ顔が映し出されているが、これが小池が山の尖った頂点から真っ逆さまに転げ落ちる大逆転劇の始まりになった。私は小池が「排除会見」を行う2か月前の2017年8月2日に小池が民進党内「リベラル」派を排除することを予見する記事を公開していたので「ついにやってくれたな」とほくそ笑んだことをよく覚えている。当時、マスメディアによって民進党右派が同党を支持する人たちや無党派層に支持されているかのような虚構がまかり通っていたのだが、この「排除劇」からその虚構が脆くも崩れ去ったのだった。この会見の前日、小池は確か前原誠司と一緒に記者会見をやる予定だったのを急遽キャンセルしたか何かだったと記憶するが、それを知って「いよいよ小池が『排除』を言い出すんだろうな」とまで私は予測しており、それがもののみごとに的中した。小池の本性を見抜いてさえいれば、この「排除発言」は全く驚くに当たらないものだった。
そして、衆院選投開票日に「逃げた」小池は、今回は都議選と東京五輪開催可否や開催する場合の五輪と新型コロナ対策をいかに両立させるかの困難な議論からも逃げた。
哀れにも小池に見捨てられた「都民ファ□ストの会」は、必ずや都議選で惨敗するだろう。