kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

衆院選での自民党勝利は「弱い者を切り捨てて生き延びたいという国民心理が順当に反映された結果」(勝部元気氏)

 下記は衆院選翌日(11/1)の一連のツイート。

 

 

 

 

 

 これは「椅子取りゲーム」と化した社会では必ず見られる人間心理であって、野党はこの大きな流れに抗することができなければ負ける。そして今回の選挙では野党はこれに抗することができなかった。

 2012年に安倍晋三が総理大臣に返り咲いたのも、この一連のツイートが指摘する流れにうまく乗っかったからだ。その結果、日本社会はますます縮んで行き、国際的な影響力は失われる一方になっている。

 今年、衆院選に先立っていくつか行われた首長選や国政選挙の補正・再選挙等では自民党が負けたではないかと仰る方も少なからずおられるだろうが、それらは特殊な事例を受けて行われたもので、なおかつ投票率衆院選より低かったことが影響しているというのが私の仮説だ。

 つまり、俗説とは異なり、今回の衆院選投票率が相変わらず低かったものの前回より2ポイント程度上がったことは、むしろ自民党の勝利を後押ししたのではないかと私は思っている。

 それらの「地方選挙や補選には投票しないけれども衆院選参院選なら投票する」というライトな人々は、むしろ縮小する社会に強く働く「椅子取りゲームの当事者たち」の自然な心理として自民党に投票したのではないかと考えているのである。