元日本赤軍の重信房子が20年の刑期を終えて出所早々、ロシアのウクライナ侵攻を非難する国会の決議案に反対した×××新選組を除いて、これに賛成した諸政党を非難するコメントを出したとのこと。
日本赤軍・重信房子元最高幹部が出所 会見ノーカット https://t.co/3g5uWX10Qy 7分30秒から。れいわ以外を批判している。国会でゼレンスキーが演説したことを批判。足立正生を含めて日本赤軍関係者は、れいわと言うことが一致。
— 石田昌隆 (@masataka_ishida) 2022年5月28日
重信は出所に合わせて出版された著書でもウクライナ戦争に関して新選組と同様の主張をしているらしい。
出所に合わせて出版されたらしい重信房子の本が本屋にあったので立ち読みしてみるとウクライナ侵攻に関する文章も載っていた。そしてその内容は完全にれいわあたりの言ってることと一致していたので何かを察して棚に戻した。
— そうし (@23sfqtp0fVakJ5n) 2022年5月28日
その重信に右翼の一水会がエールを送っている。
あす28日、満期20年を務め上げ元日本赤軍の重信房子女史が出所する。『ジャスミンを銃口に』など和歌をたしなむ浪漫者で、アラブで戦った闘士だ。その壮絶な生き様には思想の垣根を越えて敬意を表したい。レコンキスタも獄中での愛読紙と言って頂いた。若い海野君がインタビューに意欲を見せている。
— 一水会 (@issuikai_jp) 2022年5月27日
ウクライナ戦争について、一水会が山本太郎と新選組、それに橋下徹らと同じスタンスをとっていることは周知だ。従って下記のような論評がなされる。
れいわ、日本赤軍、一水会が、お仲間同士。お仲間同志か。 https://t.co/yKnOh1y2M2
— 石田昌隆 (@masataka_ishida) 2022年5月28日
日本赤軍関係者が、お仲間のPFLP・GCともども、シリア人を虐殺するアサドを支持する側に立っていること、ロシアの侵略・占領に対して抵抗戦を行なっているウクライナを腐していることは許せません。重信房子は、伊勢崎賢治、山本太郎、足立正生と同じく批判対象です。
— 石田昌隆 (@masataka_ishida) 2022年5月28日
山本太郎と×××新選組が「『右』も『左』もない陰謀論政党」であることがますますはっきりした。山本太郎の地の思想は間違いなくナショナリズム的な反米保守または反米右翼だが、2011年の東日本大震災に伴って起きた東電原発事故で反原発の旗を高く掲げたためリベラル・左派から強い支持を受けた。ジョン・K・ガルブレイスは晩年、政治家は支持者の意向に反する政策をとれないと指摘したが、新選組の政策にリベラル・左派的な色合いが強いことは、この定理(または仮説)からよく説明できる。×××新選組には山本太郎の地金である右翼色と支持層のニーズを反映した左翼色を兼ね備えているといえる。
なお、山本のブレーンではないかと一部で推測されている(かつて『週刊新潮』がその旨指摘した)植草一秀についても山本と同じことがいえる。植草の自費出版本を読むと、植草は小泉純一郎の新自由主義には強く反発しながら、安倍晋三にはずいぶんと親和的であることがわかる。このことから私は植草は孫崎享とともに本質的に右翼であろうと推測しているが、植草も孫崎も小泉を批判する過程で小沢一郎を強く推したためにオザシンから強い支持を受けるに至り、そのために親安倍色というか親反米右翼色を弱める擬態を余儀なくされた。
現状については、下記こたつぬこ(木下ちがや)氏の2件のツイートが的を射ていると言わざるを得ない。
世界革命を掲げた極左テロリストと反米右翼ナショナリストが共感しあうところから、ロシア•プーチン擁護論がでてきているのですよ。 https://t.co/rnN5N3sBeO
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) 2022年5月28日
グローバリズムには問題があります。ナショナリズムが大切な局面もある。しかしそれでも正義には普遍性があり、国境を越えた人間の連帯を希求することを断念したら、こんな「右と左の連帯」に堕落していくのです。 https://t.co/NiJaUJO1YW
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) 2022年5月28日
下記有田芳生氏のツイートも注目に値する。
▼重信房子さんがなぜに日本赤軍へ。その問題はカルトへの吸引と同じく、政治党派の選択としての時代的課題です。しかしウクライナ侵略への見解は、前提がまったく間違ったもので、歪んだ思考の鋳型にはまったものです。一定の元全共闘が「れいわ」に流れる思考形式の無残を覚えます。 https://t.co/5CvlHOCA0J
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2022年5月28日
最後に醍醐聰氏のツイートをリンクする。
https://t.co/TLiYD5rWPO
— 醍醐 聰 (@shichoshacommu2) 2022年5月28日
ロシア国内で、身の危険を承知でプーチンのウクライナ侵攻に抗議する人々が増えている最中に、平和な日本で、それとは真逆の陰謀論(米国が軍需産業を儲けさせようと戦争の長期化を図っている)を吐いて、プーチンを免罪する山本太郎氏をれいわ支持者は恥と思わないのだろうか
山本太郎を恥と思う支持者はもう残ってないんでしょうね。