kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ミハイル・ゴルバチョフ死去

 極右反動で鳴らす*1ロシアの極悪独裁者・プーチンが暴挙をなした年に、ペレストロイカグラスノスチゴルバチョフが死んだ。

 日本では同じ年、グラスノスチ(情報公開)とは真逆の公文書隠蔽・捏造犯の安倍晋三が射殺され、新自由主義の推進者にして小沢一郎前原誠司を応援した稲盛和夫が死んだ。コメント欄によると朝日新聞が訃報記事で稲盛を持ち上げているらしいが、悪名高きネオリベ新聞の本領発揮といったところか。

 ここでは稲盛の訃報記事は引用せず、ゴルバチョフの訃報のみNHKニュースから引用する。

 

www3.nhk.or.jp

 

ソビエト最後の指導者 ゴルバチョフ氏死去

2022年8月31日 6時57分

 

ロシアの複数の通信社は、旧ソビエトの最後の指導者で東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ氏が、30日、亡くなったと伝えました。91歳でした。

ゴルバチョフ氏は、1931年、ロシア南部で生まれ、共産党の要職を歴任したあと1985年、54歳でソビエトの最高指導者にあたる書記長に就任しました。

書記長として▽ペレストロイカと呼ばれた政治改革や▽情報公開を意味するグラスノスチなど閉鎖的な社会を民主化する政策を進めました。

外交政策でも、欧米諸国などとの対立の緩和を目指す「新思考外交」を掲げ、社会主義圏だった東ヨーロッパ諸国の民主化東西ドイツの統一を容認したほか、対立が続いていた中国との関係を正常化しました。

さらに、アメリカとは核軍縮を進め、1989年12月、当時のブッシュ大統領とともに東西冷戦の終結を宣言しました。

こうした功績が評価され、1990年には、ノーベル平和賞を受賞しました。

ゴルバチョフ氏は、近年は、プーチン政権の統治手法が強権的だと懸念も示していました。

2021年10月には政権に批判的な報道を貫いてきた新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のムラートフ編集長がノーベル平和賞に選ばれたことをうけて「報道機関の重要性を大いに高めるものだ」と評価する声明を発表していました。

そして、ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始したことし2月には、ゴルバチョフ氏が代表を務める財団が声明を出し、「人の命ほど尊いものはこの世に存在しないし、存在しえない。相互の尊重と配慮に基づく交渉と対話のみが最も深刻な問題を解決し得る」として、交渉による一刻も早い停戦の実現を求めていました。

ゴルバチョフ氏は、ここ数年は体調がすぐれず、病院で治療を受けていましたが、ロシアの複数の通信社は30日、モスクワ市内の病院の話として、亡くなったと伝えました。

91歳でした。

 

NHKニュースより)

 

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220831/k10013795831000.html

*1:なにしろプーチン帝政ロシアへの回帰を夢想(妄想)する「ロシアの安倍晋三」みたいな奴だからね。