江川紹子の下記ツイートには同意できない。
ここでもコメントしておいたけど、世論調査で国葬反対の理由を聞くのに「国の予算を使う」「実績を評価していない」「統一教会との関係」の3択で、「根拠がなく決定プロセスにも問題がある」という選択肢がないのは、やっぱり違和感があるんですよねhttps://t.co/Hxvt6wU5JQ
— Shoko Egawa (@amneris84) 2022年9月12日
私も選択肢には大いに違和感があるが、その理由は江川とは全く異なる。
世論調査で国葬反対の理由を聞くのに「国の予算を使う」「実績を評価していない」「統一教会との関係」の3択を示されたら、私なら面食らう。なぜなら3つの選択肢のいずれも反対の理由になるからだ。
さらにいうと、安倍晋三に限らず「国葬」なるものを行うこと自体への違和感があるが、「そもそも国葬を行うべきか」という問いを、朝日新聞社は発していない。
「根拠がなく決定プロセスにも問題がある」というのは、その通りではあるが、そんなものは文字通り二の次、三の次であって、少なくともそれが最大の理由ではあり得ない。
まず国葬なるものが行われるに値するものかどうかが問われるべきであって、次に国葬を行っても良いと仮定した場合に、統一教会とズブズブに癒着していた安倍晋三がそれにふさわしいかどうかが問われるべきだ。
江川のツイートを見ていると、国葬なるものに対しては無批判で、安倍に対しては功罪相半ばするとでも考えているのではないかと思われるが、そもそもそういう権力に対する批判精神の弱さに、この人の問題点を感じる。
江川紹子は権力に対して迎合的であり過ぎるのではないだろうか。