田平まゆみ氏のツイートより。
昨晩、市党の会議に久々に出席しました。
— 田平まゆみ (@WlOXFerjLxpzJFB) 2023年4月27日
「岡田さん通せず残念」
「通ればわだかまりは無くなった」
「今回のやり方は良い例」
「中央委員会や府委員会から岡田支援は処分されないと確認した。会派を組む事もあれほど約束した」など、驚きの発言の数々でした。
加害者という意識は全くないようでした
下記は上記ツイートをリンクした醍醐聰氏のツイート。
パワハラで離党した岡田氏が当選すれば、「わだかまりは無くなった」なら自民党のみそぎ論と同じ。
— 醍醐 聰 (@shichoshacommu2) 2023年4月27日
外からの攻撃以前に、自壊の道を進む政党の行方はどうでもよい。しかし、人権擁護を唱える政党が、身内では組織ぐるみで加害者をかばい、被害者に追い打ちをかけるダブスタには黙っていられない。 https://t.co/NwvpkSdETq
私が不思議でならないのは、なぜ共産党支持者の多くはこの件を黙殺するのだろうかということだ。
これこそ、同党支持者の多くに権威主義的態度が蔓延しているからではないだろうか。
だから自らを左派と規定する40代以下の若年層からの支持が得られず、党勢が低下の一途をたどるのではないだろうか。
また、下記は三春充希氏のツイート。
嫌われた方が伸びます。安倍政権が強かったのも、政権にとって支持されるべき人に支持されて、嫌われるべき人に嫌われたからでした。嫌われることを恐れて認知すらされないのが、提案型野党のような路線ですね。https://t.co/9CKxyaPIbS
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年4月24日
三春氏のツイートには共感できるものと全く評価できないものとの両極端に分かれることが多いが、これは前者に属する。
氏のツイートを見ていたら、かつて2000年代にネットで関わりのあった人のツイートが目に入った。
https://t.co/PMqzjULM86 「嫌われることを恐れる提案型野党」は、旧民主党や民進党時代にさんざん失敗したこと。それを立憲民主党がまた繰り返すのは、まったく不可解
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2023年4月28日
私がブログを始めて今月で丸17年が経ったが、上記ツイートの発信者とはその最初の3年くらいに関わりがあった。ツイート主は当時は前原誠司を支持していた記憶があり、かなり保守的な人だなと思っていたが、現在ではひところ共産党系のインフルエンサーと見られていた人士が泉健太を大々的に擁護するようになり、少なくともネットではこの流れに追随する人が多い。その結果、上記ツイート主が民主系政党の支持者の中では相対的に「左寄り」に見えるまでになった。
おそらく大きく変わったのは上記ツイート主ではなく多くの民主党系支持者の方で、この17年間に大きく執行部への依存性を強めた印象がある。かつての民主党には百花斉放百家争鳴の気風があったが、今では見る影もない。だから泉執行部が選挙に連戦連敗しても全然責任問題にならない。しかし今は政治に対する不満がどんどん強まっている時期だ。今後は「椅子取りゲーム」の苛烈な生き残り競争の時代になることはほぼ不可避と思われるが、私見ではこの時代に全く適合しないのが、維新だの名古屋の減税日本だのに代表される過激な新自由主義政党だ。しかるに現在の泉の立民は、参院選までは「提案型野党」を掲げて自民党にすり寄ったかと思えば、その後は維新にすり寄り、統一地方選に入るタイミングで維新に足蹴にされても泉が「そこをちょっと考え直してくれ」と維新に懇願する醜態を晒している。そんな時代に執行部への依存ばかりが目立つ政党では、共産党にも似て50代以下の世代からそっぽを向かれるのは当然だ。
かくして、自民党政治に不満を持っても「嫌われることを恐れる」だけの立民や、平然と党員を疎外する共産には人々の支持が流れず、今回の統一地方選でも見られた通り維新に票が集まってしまう。最悪の流れだ。
立民も共産も早く変わらなければならないと何度も書いているが、その気配はいっこうに見えない。