岸田内閣支持率が上げ止まった可能性が高い。
三春充希氏のツイートより。
ここ1か月間の内閣支持率は横ばいです。正しく平均をとらないと見えてこないので厄介ですけれども。上がった調査もありますが、サミットで上がったと解釈するのは相当疑問です。朝日などは前回調査との間隔が長いのでサミット前の上昇分が今になって反映されています。https://t.co/vOepSmMs7a
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年5月28日
今日発表された内閣支持率は朝日が8ポイント増、日経が5ポイント減と大きく食い違ったけれど、大事なのは平均した傾向です。https://t.co/HvTjfgy35S
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年5月28日
朝日は、これですね。ぼくの方ではまだグラフは出していないけれど計算はしました。「いわゆるサミット効果が支持率を押し上げたとみられる」とはっきり書いているけれど、だめですよ。
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年5月28日
内閣支持率46%に上昇 G7で「指導力を発揮」6割 朝日調査https://t.co/wzWzwz8SeLhttps://t.co/HvTjfgy35S
この週末に朝日、日経、共同の世論調査結果が出た。まず「支持率大幅上昇」を報じた朝日から。
内閣支持率46%に上昇 G7で「指導力を発揮」6割 朝日調査
君島浩 2023年5月28日 22時00分
朝日新聞社は27~28日に全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の支持率は46%(前回4月調査は38%)と上昇。不支持率は42%(同45%)だった。広島G7サミットで、岸田首相が議長として「指導力を発揮した」と答えた人は59%で、「そうは思わない」の32%を上回った。いわゆるサミット効果が支持率を押し上げたとみられる。
内閣支持率が不支持率を上回ったのは昨年8月調査以来。男性の支持率は51%、不支持率は39%だったが、女性は40%対46%で不支持率の方が少し高かった。
日本でのサミットは1979年の東京サミットから今回を含めて7回目。面接方式で調査していた時期もあり、単純に比較できないが、サミット前後の世論調査の内閣支持率をみると、ほとんど横ばい・下落で、今回のように明らかに上昇したのは初めてだ。
〈調査方法〉 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、27、28の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した872世帯から417人(回答率48%)、携帯は有権者につながった1722件のうち713人(同41%)、計1130人の有効回答を得た。
(以下有料記事)
(朝日新聞デジタルより)
URL: https://www.asahi.com/articles/ASR5X6SBSR5XUZPS006.html
朝日の前回調査は4月16,17日に行われた。確かに6週間というイレギュラーに長いインターバルがある。岸田内閣支持率はその間に8ポイント上昇した。
次いで日経。
内閣支持47%、5ポイント低下 首相長男の行動影響か
本社世論調査 広島サミット評価66%
2023年5月28日 20:00
日本経済新聞社とテレビ東京は26~28日に世論調査をした。岸田文雄内閣の支持率は47%で4月の前回調査から5ポイント下がった。支持率の下落は2022年12月以来5カ月ぶり。内閣を「支持しない」と答えた割合は4ポイント上昇の44%だった。
岸田文雄首相の長男で首相秘書官の翔太郎氏が首相公邸内で忘年会を開き、親族と記念写真を撮るなどした行動に与野党から批判が相次いだ。支持率を下げた要因とみられる。
(日本経済新聞より)
URL: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2622H0W3A520C2000000/
日経の前回調査は4月26〜28日だった。
内閣支持率は47%、不支持35%で横ばい
共同通信 | 2023年5月28日 16:09
共同通信社の世論調査によると、岸田内閣の支持率は47・0%、不支持は35・9%だった。どちらも前回調査と比べて横ばいだった。
(熊本日日新聞より)
共同通信の前回調査は4月29,30日で、支持率46.6%、不支持率35.5%だった。
確かに三春氏が指摘する通り、朝日だけ前回調査との間隔が長い。
岸田内閣支持率は上昇から上げ止まりに転じた可能性がある。