kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

衆院選、東京15区や東京8区は「接戦区」だが香川1区は「接戦区」から外れている。平井卓也12年ぶりの選挙区敗北は成るか

 今朝(10/24)の朝日にも情勢調査は載っていないのだろうか。朝日を購読していた2017年のブログ記事を見ると、投開票日1週間前の日曜日に情勢調査の記事が載っていたようだが、朝日新聞社の経営も当時よりは悪くなっているため、終盤の重点区の情勢調査を止めて、中盤の1回だけ調査結果を明日か明後日に載せるのかもしれない。今日行われる静岡の補選の結果によって情勢記事を一部変更するつもりかもしれないとの憶測も飛んでいる。

 私は朝日と読売を比較対照すればだいたいの情勢はつかめると思っているので、現時点での各社調査結果だけでは「片肺飛行」の感は免れない。しかし載っていないものは仕方がない。

 三春充希氏が読売・日経・毎日の情勢調査をもとに表にしているが、読売と日経は同じ日経リサーチの調査結果がベースで、毎日は共同通信の調査結果がベースだ。だから、事実上日経系と共同系の2つによるとみて良い。

 その2系列の調査結果による接戦区を、三春氏は下記のツイートで列挙している。

 

 

 当然ながらわが東京15区は接戦区に分類されている。東京8区騒動にまつわる選挙区では、当然ながら東京8区と、手塚仁雄の東京5区が接戦区だ。しかし長妻昭の東京7区は接戦区とはされていない。手塚はなあ、と改めて思う。なお東京18区は接戦区とはされていない。

 香川1区が接戦区から外れているのも目をひく。今度こそ平井卓也が12年ぶりに選挙区で負けてくれれば良いが、比例ブロック落選までは期待できそうにもない。

 もちろん、これに朝日の調査結果が加われば接戦区が変わる可能性がある。

 それ以上に気になっているのは、ネットの反自公政権論者の間で常識になりつつある「選挙戦中に自民党が勢いを落としている」との説が本当かということだ。あんまりそういうツイートばかりが目に入るのでついその気になりがちだし、実際にそのトレンドを示す三春氏のツイートもある。

 

 

 上記グラフの一番右の方に、岸田政権成立後の内閣支持/不支持を表すプロットがあり、よく見るとそれをフィッティングした短い太線が引かれている。これを見ると、内閣成立直後から現在の間だけで、内閣支持率は1.5ポイント前後下がり、不支持率は1.5〜2.0ポイントくらい上がっていることがわかる。このトレンドが投開票日まで続くと、選挙結果は各社調査の「序盤の情勢」より自民党不利に働くことになる。問題は、それが上記グラフに示されたようなかなり急激な変化が続くのか、それとも内閣支持率/不支持率が下げ止まり/上げ止まりを見せるのかだ。そこまではわからない。序盤の情勢も、朝日の分析が発表されていない分の不確定さがある。

 そして、1週間後はいよいよ「全数調査」の結果ともいうべき衆議院選挙の投開票日だ。