国政選挙の2補選だが、衆院長崎4区は自民党の金子容三候補の当確が報じられた。
こちらは、朝日の出口調査結果を知ってダメそうだなと思ったらその通りの結果になった。下記は朝日新聞デジタルの有料記事へのリンク。わざわざログアウトしての確認まではしていないが、最初の方は無料でも読めるかもしれない。
下記は三春充希氏のX。
長崎4区の補選は接戦で、これから開票が進まないと結論はわからないですが、野党側の末次氏は終盤にかけて、佐世保で自民党の金子氏にかなり追い上げられた可能性があるのではないかと推測しています。どうでしょうか。
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年10月22日
衆院長崎4区補欠選挙
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年10月22日
金子容三氏 当確✅
自民党の金子容三氏が、野党統一候補の末次精一氏を引き離しつつあり、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、当選が確実となりました。
おそらく長崎4区の自民党のリードは、前回(第49回衆院選)よりも大きくなるでしょう。自民党と岸田内閣の支持率がこれだけ落ちている状況で、野党としては厳しい結果だと思います。
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2023年10月22日
この衆院長崎4区の候補は、確か岸田文雄の総裁派閥から出した候補のはずだから、岸田は劣勢が日に日に明らかになった参院の四国を捨てて長崎4区に全力投球したものかもしれない。いつも思うことだが、岸田はさすがに権力闘争の能力にだけは長けている。タイプとしては立民の泉健太に酷似するが、泉の場合は党内での権力闘争に限定された能力なので、選挙戦での強さにかけては岸田の方が一枚も二枚も上だ。
野党側の情報について書くと、参院四国には全力投球した共産は、衆院長崎では連合の支援を受ける立民に配慮して側面支援にとどめたそうだ。また民民の動きは明らかに鈍く、むしろ自民候補に流れた票の方が立民候補に投じられた票より多かった可能性もある。そして絶対に見逃せないのが、この衆院長崎4区補選に影響した可能性がある連合会長・芳野友子のとあるコメントだ。あれはやはり芳野による野党候補に対する事実上の選挙妨害だったかもしれない。長崎新聞だったかのある記事についたブコメは明確にそれを示唆していた。そのブコメは弊ブログで取り上げたはずだ。もしかしたら今回の選挙結果は芳野の思う壺だったかもしれない。
やはり連合は芳野の2期目の続投など許すべきではなく、芳野下ろしをすべきだったのではないだろうか。今頃こんなことを書いても「覆水盆に返らず」かもしれないが。