kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

急転直下、衆院補選に乙武氏擁立へ 小池百合子都知事が動いた舞台裏 〜 朝日新聞デジタル有料記事(3/31)のプレゼント

 結局自民党は28日の衆院補選で東京15区と長崎3区での候補擁立を断念した。このうち長崎3区は本当の「不戦敗」だが、長崎はどうせ定数が1つ減るのだから、という打算が見え隠れする。また、東京15区はあからさまな「小池百合子頼み」になった。

 今日は記事にいただいたコメントの紹介から始める。

 

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 suterakuso

乙武って、障害当時者といってもネオリベで、共生より選別、弱者支援よりシバキの側の人間なのは明白だと思いますが、社会一般的にもある程度そういうイメージを持たれているのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。特に都民は、パラリンピックで、特別な障害者のための祭典は、共生の祭典などでは微塵もなく、特別でない人たちの犠牲の上に成り立つ、特別な人間のための祭典であるということを実感したのではないかと思いますし。ですので、江東区のことなんか全然知らない人間の床屋談議で言わせていただけば、ネオリベ 対 弱者支援の構図に持ち込んで、ファと維新のネオリベ共倒れに持ち込むのがベストな戦い方だと思うのですが、どうなのでしょうか。また、連合ですが、先日、民民の極右、二瓶の暗躍が少し注目されましたが、そこから推測されるのは、東京の連合には、極右勢力が大きく食い込んでいるということではないかと思います。そして、そんな勢力に、まともな支援など、もともと期待するだけ無駄のように思います。しかし、幸い、腐っても連合の一つの大きなボリュームを占めている自治労日教組は、組合員の投票行動に対する幹部の支配力は、今やさして強くないのではないでしょうか。ですので、連合の動きはもちろん気になるところでしょうが、組織力がものを言う部分にはもともと大して期待できないと、割り切るしかないように思います。やっぱり、連合の組織力というと、まずは、原発推進の電力系、そして、ネオリベ推進の製造業系ではないのでしょうか。

山本太郎ですが、先日、山本が質疑に立つ国会中継を、ほんと、そのタイミングだけ、たまたま目にしたのですが、正直、やっぱり、こいつ、うまい部分もあるんだと思いました。岸田に対して、被災直後から現地に入って、現地の人と話をしながらボランティアを行なったからこそ知りえたことについて話をし、必要な支援を求めていました。一方、岸田は、なぜか苦虫を潰したような顔をしてたり、ふんぞり返ったような足の組み方、座り方をしてたりして、はっきり言って、ものすごく印象が悪かったです。そんな岸田に、山本は、丁寧な印象の話し方で、どうですか、首相、支援してくれますか、と語りかけ、岸田の必要な支援を検討していくという言葉に、黙って、そうですか、頼みますよ、というような表情で見つめていました。役者だな、と思いましたし、自分の一番の長所でアピールしているな、と思いました。実際、この政府の惨状では、山本の訴えは意味のあるものですし。

ま、でも、天皇直訴右翼は、結局は敵ですので、それ以上の評価はしませんが。と、念のために言っておきますが。

ところで、今日は、仕事が終わって、神戸のパンダ、タンタンが死んだニュースを知り、ちょっと、ショックでした。一匹の動物をあまり特別に扱ってよいものではありませんが、でも、やはり、震災にあった神戸に笑顔をという目的でやってきて、これまで長い間神戸で生きてきたこのパンダは、人間にとって特別な存在だったのではないかと思います。関西にまったく縁のない私でもショックなくらいですから、地元には、やはり、かなりショックを受けている人がいるのでしょうね。タンタンには、ありがとうと言いたいと思います。

 

 まず、今日の話題からいえば端役の山本太郎についてお答えしますが、最近の山本で一番ダメダメだと思うのは、彼から「再分配」の観点が後退しまくっていることです。少なくとも富裕層や大企業の取り分を庶民に再分配しようという視点がない。減税と「金を刷れ」しかありません。しかし再分配についてかじったことのある人なら誰でも知っていることだと思いますが、現金給付よりも現物給付の方が効果が大きいのです。

 山本は「(日本版)MMT」に嵌ってからダメダメになりましたね。私はあの界隈には近づかないことにしているので最近の情勢はろくに知らないのですが、日本版MMTの旗振り役だった松尾匡が癌の闘病の影響か発信が減っているせいもあるのか、議論がずいぶん下火になってるんじゃないですか? 特に最近の物価高に対して彼らが人々を納得させるに足りる議論を提示できているのか、はなはだ疑問だと思います。結局彼は河村たかしの「減税真理教」といくらも変わらないうえ、ご指摘の明仁天皇(当時)への直訴にみられる権威主義、それにむき出しのマッチョイズムなど、評価できるところなど皆無、有害無益の政治家なのではないかと考えています。それでも「信者」以外の人々に選ばれる傾向が顕著に強まっているのは、立民や共産の惨状がそれほどまでにも深刻だということだと思います。

 ところで本題に関係する乙武洋匡というと、実は私はすっかり失念していたのですが、数年前に「5股不倫」とかいうのをやらかして評判が悪く、それで2019年の参院選に自民が乙武を公認しようとしたもくろみが立ち消えとなったらしいです。だからヤフコメでも評判はさんざんでした。

 結局彼の頼みは小池百合子公明党の組織票しかありません。仮にそれに連合の票が乗っかるなら、いかにその影響力が低いといっても馬鹿にはならないと私は思います。

 小池が乙武を選んだ経緯について、どれくらいあてになるのかは知りませんが朝日新聞でデジタルに有料の政局記事が出ていました。たいした記事とは思えませんが先月はうっかりしていて2本しかプレゼント枠を使えなかったのでここで今月の1本目を使うことにします。

 

digital.asahi.com

 

 リンクの有効期限は4日午前7時45分です。

 この記事で私が注目したのは、立民の酒井菜摘氏擁立に難色を示していたのがどうやら酒井氏自身だったらしいことです。そりゃ、仮に世間の噂通り小池百合子本人なんかに出てこられたら大惨敗して多大なダメージを受けるに決まってますし、そうでなくても小池と公明党のバックアップを得る候補に勝つのは容易ではありません。それでも酒井氏が出ると決まったからには、野党側にもそれなりの根回しがあったに違いないことは容易に推測できます。

 この有料記事に書かれているように、小池はとっては常に「野党に議席は渡せない」ことが第一です(だから八王子市長選で自らを裏切った元都ファ候補を成敗するために小池は自公の候補を応援しました)。それに乗っかる民民(国民民主党)は、当然ながら野党とは全くいえません。

 問題は公明党でしょう。私はつい昨日東本高志氏のブログからリンクされた氏の下記Facebook経由で知ったばかりなのですが、公明党の評価をめぐって木下ちがや(こたつぬこ)氏と醍醐聰氏との間で議論があったようです。

 

www.facebook.com

 

 この2人の議論であれば私も東本氏と同様に(かなり一方的に)醍醐氏に与しますが、それでも

公明党が変わるとしたら世論の力で崩壊瀬戸際の自民党政権から脱出すると言う形だろう

というこたつぬこ氏の意見にも一定の理があるとは思います。それは世論の力というよりは、公明党の支持者や創価学会の信者たちがいかに権威主義を脱することができるかという方が大きいと思いますけど。

 そう、共産党の陰に隠れて私もあまり言ってきませんでしたけど、権威主義の弊害が共産党と同じくらいかおそらく共産党以上に大きいのが公明党でしょう。

 今回の東京15区も仮に公明党の組織票が乙武に乗っからなければ酒井氏が楽に当選すると思います。何しろ候補者は右派新自由主義側ばかりやたらと出ていて票が分散する上、乙武というのも「任期の短い国会議員を選ぶ補選だから、乙武でも出しておくか」くらいの思惑で小池が選んだことがミエミエの、軽量級というよりむしろ悪評紛々の候補だからです。おそらく公明票乙武に乗っからなければ右派新自由主義側で一番多くの票を得るのは維新の金沢結衣でしょうが、現実には公明票が載りますから、金沢は乙武には歯が立たないでしょう。私は短気なので「ふざけるな公明党。いつまで自民党と癒着してやがるんだよ」と腹を立てるばかりですけど、自民党はもはや公明党抜きでは政権を維持することができない政党になっていますから公明党の引き留めが第一であるわけで、そんなに簡単に離れるものではないでしょう。

 他の方のコメントを紹介する。

 

 管見

横からすみません。
私の知るところでは、日教組の組合員への支配力は強くありません。
まして、投票先のコントロールは出来ないと思います。組合に加盟してない教員に対して働きかけもしないでしょう。古株はともかく、ある年代以降は組合員でもノンポリが大半だし、下手に選挙のことを言えば嫌われるだけですから。

連合の右傾化は相当なものみたいですね。
その動きを止めるどころか、加担しているのでは
先が思いやられます。

 

 仮に連合東京が乙武を支援することになったとしても、まさか日教組の組合員が他の教員に乙武への投票を働きかけるとは私も思いませんし、日教組側も組合員に対してそんな馬鹿馬鹿しい締めつけをやるだろうとも思いません。

 それよりも私が問題にしたいのは連合の基本的なあり方そのものです。

 昨今の物価高で大企業ではかなりのベースアップや初任給の引き上げを行ったそうですが、一方で中小企業の給料は上がらず、格差の拡大が問題になっています。それは階級の分化をはっきりさせるものだといえます。

 そんなご時世で、連合が(都)ファを応援する、つまり(極右にして過激な新自由主義者である)小池百合子を「労働者の味方」と事実上認定することがどれほど恥知らずな所業であるか。私はこのことに対してきわめて強い怒りを感じています。だから、前記のこたつぬこ氏や泉健太支持者のnaoko氏らが時たま発する芳野友子会長に対する宥和的なXのポストを目にするたびに怒り狂っています(笑)。それこそ公明党ともども、早く自民党だの小池百合子だのから離れろよと思いますね。

 最後は別の記事にいただいたコメントを紹介する。

 

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 ラヴェンダー・ホリフィール

酒井氏本人はXの更新が2月止まりなので直近の声はわかりませんが、あの三戸安弥という人は1日のXに、
「数日前から東京15区に関する問い合わせや取材が急に増えました」
「誰に投票したら良いの?という問いに私自身も答えられずストレスで頭に湿疹ができました」
ってなことを書いておられます

自分が出馬する気は(今のところ)なさそうですが、書いてることが本当なら「かなり酒井氏の擁立に刺激されてる」と私は思うんですが、どうでしょうか(笑)

この人の親分の上田令子は、「国政には関与しない」つもりなのか、「関与したいが、小池との対決は先の区長選で明白な決着がついたので諦めた」のか、どちらかなのでしょう

しかし門外漢の自分から見ると、アンチ小池にとっては先の区長選よりは今度の衆院補選のほうがややチャンスが増す、と思えるのですが、、、

その根拠はやはり「乙武」という人選です
五股不倫の乙武を「支持して下さい」と言われて戸惑わないのは、高橋茉莉氏をラウンジ云々で見限ったことをすぐに忘れる民民関係者ぐらいでしょう

江東区有権者は昨年12月で42万2000人強、東京15区の有権者は昨年9月で43万1000人強、どちらも当選者は1人

大久保朋果は自公都ファ民民で5万7000票でしたが、乙武の場合公明票がどうなるかまだわかりません

上田令子系の票が酒井氏に来るとは考えにくいですが、候補者も今回のほうがかなり増えるし酒井氏は少差の勝利か惜敗か、という射程圏内には入ってるんじゃないでしょうか

 

 三戸安弥のXの情報、どうもありがとうございます。三戸の名前でググったら表示される直近の5件のXには上記のポストは含まれていなかったので、余計に助かります。

 三戸は昨年12月の区長選で酒井氏の後塵を拝して3位だったのがよっぽど悔しかったようです。昨年4月の区議選では三戸が1位で酒井氏は3位でしたからね。三戸がかなり「酒井氏の擁立に刺激されてる」ことは間違い無いでしょう(笑)。

 区長選では相手が都議会から引っ張ってきた小池の直系だったので上田令子にはそれが我慢ならず三戸を出したのでしょうが、今回は保守党だの参政党だのの雑魚がいっぱい出ていて、ファの候補も小池の直系ではないので三戸を出すメリットよりも乙武はもちろん酒井氏にも金沢にも負けるであろうデメリットの方が明らかに大きいので、いくら本人が出たくても上田のストップによって出られないといったところでしょうか。

 酒井氏が補選に当選すれば万々歳ですが、仮に負けた場合は来年の都議選で酒井氏と三戸の再戦になるのではないかと思います。そうはならずに酒井氏に当選してもらいたいものですが、東京15区の総支部長を長期間空位にしてきた無責任な立民の泉執行部や都連のあり方を思えば、選挙は決して楽観できない、残念ながらそう思います。