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立民代表選、吉田晴美氏が出馬に意欲 党内の中堅・若手に「男性のベテラン議員ばかり」と危機感(東京新聞)

 昨夜はテレビのニュースも見ないで寝落ちしたので、このニュースは今朝知った。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

立民代表選、吉田晴美氏が出馬に意欲 党内の中堅・若手に「男性のベテラン議員ばかり」と危機感

2024年8月26日 14時59分

 

立憲民主党の吉田晴美衆院議員(52)=衆院東京8区、1期=が党代表選(9月7日告示、23日投開票)に立候補する意欲を示した。26日に党が開いた立候補予定者の事前説明会には、吉田氏を支援する酒井菜摘衆院議員(38)=衆院東京15区、1期=が出席した。今後、中堅・若手に支援を働きかけるとしている。

 

酒井氏は報道陣の取材に、「若手、女性議員の声は今の党に必要で、吉田さんは十分な働きをしてくれる人物だ」と期待。立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保については、「めどは立っていないが、動きを活発にしていきたい。先輩議員の力も借りながら頑張りたい」と述べた。

 

吉田氏は本紙の取材に「自らが立候補することで若手、女性の視点の議論を喚起したい。1期生でも代表選に手を挙げられることを示し、自由で闊達な多様性を体現する党であってほしい。物価高、年金不安で国民の生活は苦しくなっている。経済再建と手厚い社会保障で『人』から始まる日本再生を訴えたい」と話した。(佐藤裕介)

 

東京新聞より)

 

URL: https://www.tokyo-np.co.jp/article/349768

 

 衆院東京8区選出の吉田晴美衆院議員(1期)が立民代表選出馬に意欲を見せ、同東京15区選出の酒井菜摘衆院議員(1期)が事前説明会に同席。

 この動きは重徳和彦(同愛知12区選出、4期)が出馬表明を見送って野田佳彦に出馬要請したこととはまことに対照的で、積極的に評価できる。

 さっそく、吉田も酒井も、特に酒井は自身の衆院選も危ういくせに何をやっているのかという揶揄の声が出ている。

 

立民代表選、吉田晴美氏が出馬に意欲 党内の中堅・若手に「男性のベテラン議員ばかり」と危機感:東京新聞 TOKYO Web

"26日に党が開いた立候補予定者の事前説明会には吉田氏を支援する酒井菜摘議員(38)=衆院東京15区、1期=が出席"15区は次の当選厳しい(比例で復活も厳しい)のに早くも党内政局に走ってるのか…(呆

2024/08/26 16:31

b.hatena.ne.jp

 

 東京15区だが、自民党は誰を立てるんだろうね。柿沢未途公民権停止、まさか都議補選で三戸安弥に負けた山崎一輝も出せないだろうし、また小池百合子の息のかかった誰かを出すのかね。極右の今村洋史も東京9区に取られてしまったし、っていうか同区の山岸一生衆院議員は本当にラッキーな人だ。相手が今村だったら酒井菜摘でも楽に勝てたところだった。そんなわけで、東京15区も相手次第で戦局ががらりと変わる。相手がポピュリズム全開の人だったら勝てないかもしれないが、東京では愛知で全く通用しないで愛知10区で公認してもらえなかった今村が東京では15区の推薦候補で非公認ながら党に支援してもらえて、9区ではついに支部長になった。それくらい自民党の地力も落ちまくっているのだ。本選では境が苦しいのは確かだが、それも自民党候補次第だ。少し前まで強力なライバルだった維新の金沢結衣は党勢が急落している。但し、橋下徹が維新は15区から撤退しろなどと言っているし、金沢は補選で無能な代表の馬場伸幸に足を引っ張られて惨敗したことに不満を持った様子がありありだったから、金沢が維新から自民に移籍する可能性もなきにしもあらずで、万一そうなった場合は非常に厄介だ。橋下は本当にろくなことを言わない。

 また、例の悪質な「泉信者」である「駅前は朝の七時」を見に行くと、奴はさっそく吉田氏をdisっていた。いつもながらわかりやすい奴だ。

 

 

 ああ、門寛子(かど・ひろこ)か。最初名前が出た時に、泉支持者にして立民支持中間派のnaoko氏が一瞬「好感しかない」とか書いたものの、すぐに門が馬脚を現したために前言を撤回して評価を下げた人だな。44歳の元経産省官僚らしいが、いい勝負にはなるかもしれない。元経産省だし中央線沿線だからネオリベ系の人なんだろうけど。

 まあしかし政治家は自らの名前を売るのも大事な仕事だ。何しろ厳しい権力闘争の世界なのだから。

 宮武嶺さんのブログ記事にも、2人の顔写真が大々的に載っている。

 

blog.goo.ne.jp

 

 私は、酒井氏は自らの補選当選に大きく貢献した高野勇斗江東区議が蓮舫氏の元秘書だったことから、その人脈からして代表選では野田佳彦を推す可能性が高いのではないかと恐れていた。最終的には吉田氏が推薦人を集め切れずにそうなる可能性は相変わらずあるが、吉田氏の出馬模索に一役買っただけでも良かったと思う。

 ところで、吉田氏の出馬表明の仕掛け人が菅直人だとの憶測が流れているようだ。下記は泉支持者の「グリグリ」氏のポスト。

 

 

 

 

 この吉田晴美の動きに神経を尖らせるのが泉支持者たちだ。

 

 

 

 ここらへんで議論している人たちは全員泉支持者たちと思われるが、それぞれ個性があって、比較的客観的に情勢を分析できる人と、自らの感情を優先させがちの人がいる。そして後者の最悪の例が「駅前は朝の七時」だ。奴自身のXと奴がリポストしたXをいくつかリンクする。

 

 

 

 

 

 せっかく一部立民右派支持層の熱い期待に応えようと、「提案型野党」路線だの維新へのすり寄りだのに汗をかいてきたのに、リベラル層からは批判され、維新すり寄り路線には抵抗ないはずの中間層ないし保守派も自分ではなく野田佳彦を選ぼうとするとは、という嘆きなのだろうが、「トロイの木馬」作戦なんてそうそううまくいかないということだ。3年前に権力工作が奏功して立民代表になった時には玉木雄一郎に露骨に嫉妬されたが、岩盤は切り崩せなかったという結果になりそうだ。

 

 

 

 

 だから「提案型野党」路線だの「『維新八策』に大部分協調できる」という維新へのお追従のどこに「筋」なんかあったんだよ。泉はその総括してないだろ。「提案型野党路線が参院選の敗因」という総括を受け入れたと言いながらちゃっかり留任して西村智奈美を幹事長から外したし。それでいて抜け目なく代表代行にして執行部内に繋ぎ止めるなど、権力工作だけは本当にお上手だったけど。

 

 

 

 何が「包括政党」だ。あなたがたが望んでいたのは泉健太による党の私物化、「泉党」の現出だったようにしか私には見えない。

 

 

 これなんかちょっと意味がとりにくくて、たとえば「シロアリを党内に招き入れた人」が2003年の民由合同を指すのか2020年の新立民成立を指すのかもわからない。前者ならシロアリが小沢一郎で招き入れた人は菅直人鳩山由紀夫になるし、後者ならシロアリが(略)らで招き入れた人が枝野幸男になる。また「民進党をぶっ壊した人」は普通に考えれば前原誠司長島昭久玉木雄一郎細野豪志、(略)らだろう。これが民進党ではなく民主党なら野田佳彦の名前が出てくるだろうけれども。なお、こんなことを書くのは野暮だろうが「略」は漢字一文字だ。とにかく彼の場合、やり方が全く民主主義的でないことが最大の問題点だ。それこそ「管見人」さんが仰る通りスターリニズム的であって、先の愛知15区の選び方などがその典型的な悪例だ。

 とにもかくにも、「泉信者」はこのレベルなのだ。今回の毎日新聞や読売新聞の世論調査は、彼らが無党派層の間ではもちろん、立民支持層の間でもノイジーマイノリティーであることを明らかにしたといえる。ここで連想されるのはオザシンや山本太郎新選組の「信者」、それにネトウヨたちだ。

 宮武嶺さんが下記のように言っているのは正しい。

 

 さすが立民の支持者はよく見ています。

 立憲民主党の議員と党員が投票権を持つわけですから、枝野氏はまだまだ有望。

 他方、現代表でありながら、立民支持層でも全有権者でも3位に甘んじている泉健太氏は恥ずかしい結果ですよ。

 まさに総裁選に出ることもできなくなった岸田文雄総理総裁と同じではないですか。

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9e2c23c76dce78b932a6b08642d4b0b9

 

 そういえば、岸田文雄の退陣が決まって自民党政党支持率が上がり、立民は維新ともども支持率が続落していたのだが、ここにきて立民の支持率が再度上昇に転じつつあるようだ。以下三春充希氏のXより。

 

 

 

 維新はまだ下がり続けているし、共産の支持率2.3%というのも、グラフに表示されている2022年11月以降ではもっとも低い水準となった。今回の神谷貴行(紙屋高雪)氏の除籍劇と関係があるのかどうかはわからないが。

 そんな中で立民の支持率が下げ止まったのは、泉健太が代わるからかもしれないという期待に起因すると考えるのは、さすがに我田引水に過ぎるかもしれないけれども。