kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

生活保護を絡ませた難癖で攻撃するのはネット俗情の悪い部分に過剰適応していて、社会的弱者敵視的な発想が見られる。自殺報道ガイドラインを逆手に取った悪用にしろ、倫理観で政治家に向かないのはむしろ玉木。(Gl17さんのブコメ)

 民民に衆院東京15区補選の候補公認内定を取り消され、その半年後に自殺に追い込まれた高橋茉莉氏の件をそろそろまとめたい。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 上記記事で一つ、書き落としたことがあった。それは記事からリンクしたsumita-mさんのブログ記事に書かれていた下記の点だ。

 

玉木は「その後も心配しており、ときどきSNSなどで元気な様子を拝見して安心もしていました」という。しかし、高橋さんのTwitterは4月の初め以降、インスタグラムは6月以降、全く更新されていない*4。つまり、「元気な様子を拝見」することは不可能だったのだ。

 

URL: https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/09/11/155417

 

 私もsumita-mさんと同じように、玉木のコメントを読んで高橋茉莉さんのXを見に行き、4月末以降全く更新されていないことを確認したのだった。

 つまり、玉木が「ときどきSNSなどで元気な様子を拝見して安心もしていた」というのは口から出まかせの真っ赤な嘘だったということだ。

 だから私は、そもそも玉木のような人間は公党の党首として全くふさわしくないと思った。玉木の人間性そのものに巨大な欠陥がある。この例に見られるように「息を吐くように嘘をつく人間」、それが玉木雄一郎の本性なのだ。

 下記Xをポストしたきょんきょん氏は、高橋氏の公認取消の際にいち早く玉木を批判する記事をはてなブログに書いて公開した人だ。

 

 

kyonkyon-senkyo.hatenablog.com

 

 上記リンクの記事は、高橋氏の公認取消の直後に弊ブログでも取り上げて紹介した(下記リンク)。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 しかしそのきょんきょん氏のはてなブログ記事についたはてなブックマークのコメント(ブコメ)の筆頭は下記の恥ずべき内容のものだった。

 

国民民主党・高橋まり氏が東京15区補選で立候補断念…そのワケは?そして国民民主はどこへ… - きょんきょん(地方議会・政党)

生活保護費を受給しながらラウンジ嬢をやっていた事を本人が言っているので、ラウンジ嬢の稼ぎ次第では不正受給にあたる疑いがあるという話は何故書かないのかな?/高橋氏はリプ以外のポスト全消ししてるな

2024/02/25 13:46

b.hatena.ne.jp

 

 今回の高橋氏の死亡を報じたYahoo! ニュースについたヤフコメの中にも、高橋氏が生活保護を不正受給していたと断定的に書いていたコメントがあった。

 2012年に自民党片山さつきらが生活保護不正受給のバッシングを煽り、多くの日本国民がそれになびいた恥ずべき歴史がある。そしてその惰性力は今も続いている。それが高橋氏を事実上殺したも同然だと弊ブログは断定する。

 しかも、「生活保護不正受給」とされる事案には、その要件を満たさない場合が多い。そのことは生活保護不正バッシングに反対し、それを批判する立場の人間にとっては常識である。だから私は、今回の「まさ」の恥ずべきコメントに対して、その真偽を問うことが当該「まさ」のコメントを批判する論点だと書いた。

 下記は弊ブログにいただいた管見人さんのコメント。

 

 管見

 思わせぶりな言葉でネトウヨの攻撃を誘発した民民区議や、民民党首は最低ですね。
冥福を祈ると言いながら、同じく思わせぶりを書いた「まさ」も人格を疑うレベル。

 防御力も反撃力もある古事多見さんのブログでさえ、まさ的粘着攻撃をされるのですから、故人がどんな攻撃を受けたかと思うと気の毒でなりません。

 冥福を祈らずに身も蓋もないことを書くと、やはり生き延びて反撃しなきゃ、いいようにされてしまうと思います。
アメリカのmetoo運動みたいに思い知らせてやらなくちゃ。

 

 なぜ民民の江東区議(この人はすさまじい極右人士だ)や彼に迎合した玉木雄一郎が「思わせぶりな言葉」を選んだかというと、高橋氏の事案が生活保護の不正受給に当たると断定したら、それこそ「マズイことになる」恐れが強いからだ。事実、sumita-m氏は高橋氏のケースで不正受給はあり得ないと断言している。

 だから、彼ら自身の保身のために表現をぼかし、あろうことかそれを高橋氏のプライバシーを守るためであるかのように言い逃れした。その結果、立花孝志や百田尚樹らからの高橋さんへの二次的攻撃を誘発した。

 同じく思わせぶりを書いた「まさ」も同罪であることはいうまでもない。昨日の記事にはその「まさ」からもコメントをもらったが承認していない。面倒だが今後はコメント欄の管理画面に「まさ」からの未承認コメントが残ってしまうが仕方がない。承認はしないが、証拠保全が必要なので削除するわけにはいかないからだ。以前、他のコメンテーターの方になりすましたコメントを寄越してきた御仁についても同じだ。今回もその人物が寄越してきた未承認コメントがある。

 今回とりわけ呆れ返ったのは、下記「共産党信者」にしてすさまじい権威主義者である某人が下記記事につけたブコメだ。普段はこの手のノイズは紹介しないのだが、今回は禁を破って紹介する。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

衆院東京15区補選の国民民主党公認を取り消された高橋茉莉氏が自殺か。その報道に対して民民代表・玉木雄一郎がXに「一般人の自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか」とポスト(呆)。批判を浴びるや玉木はXを削除して逃亡(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) - kojitakenの日記

「アンチ国民民主のクズ駄犬」なら「予想の範囲内」ですが「自殺理由が何か、現時点で分からない」以上、「死人に口なし」で、玉木叩きに死者を政治利用している「こういう行為」は評価できません。

2024/09/11 03:07

b.hatena.ne.jp

 

 さすがは、共産党による党員へのハラスメント案件では必ず党側(執行部や地方組織)を支持し、「分派狩り」の対象となった人たちを罵倒するのが習い性の暴犬だけのことはある。このブコメ種と玉クラないし玉キッズとの間には「権威主義者」という大きな共通点がある。

 記事には他のブコメが2件ついている。

 

衆院東京15区補選の国民民主党公認を取り消された高橋茉莉氏が自殺か。その報道に対して民民代表・玉木雄一郎がXに「一般人の自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか」とポスト(呆)。批判を浴びるや玉木はXを削除して逃亡(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) - kojitakenの日記

「自殺報道ガイドライン」を逆手に自陣に不都合な報道を封じようという発想も余りに非人道的な上に狡猾さに呆れるが、それを受け「民民攻撃の政治利用」と言い立て批判封じを謀る発想も悪い意味で相似形過ぎる。

2024/09/10 03:52

b.hatena.ne.jp

 

衆院東京15区補選の国民民主党公認を取り消された高橋茉莉氏が自殺か。その報道に対して民民代表・玉木雄一郎がXに「一般人の自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか」とポスト(呆)。批判を浴びるや玉木はXを削除して逃亡(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) - kojitakenの日記

民民の仕打ちを発端とするウヨの嫌がらせが大きな理由ではないかと思うが、そうであろうがなかろうが、玉木のこの言動は非難に値する。「死人の口」ではなく、玉木の心根こそが要点。憎しで認知歪んでるのは誰だか。

2024/09/12 10:40

b.hatena.ne.jp

 

 Gl17さんには昨日の記事にもブコメをいただいている。

 

「生活保護」を受給しながら「ラウンジ」で働いていたということはあり得ない。(sumita-m氏のはてなブログより) - kojitakenの日記

生活保護を絡ませた難癖で攻撃するのはネット俗情の悪い部分に過剰適応していて、社会的弱者敵視的な発想が見られる。自殺報道ガイドラインを逆手に取った悪用にしろ、倫理観で政治家に向かないのはむしろ玉木。

2024/09/13 07:44

b.hatena.ne.jp

 

 「倫理観で政治家に向かないのはむしろ玉木」。本当にその通りだ。

 しかし連合はその玉木を代表にいただく民民と立民との共闘を第一に希望し、維新に合流しようとしているとされる前原誠司を次期衆院選の推薦から外したという。それをXで取り上げているのが例のこたつぬこ(木下ちがや)氏だ。

 

 

 少し前には、こたつぬこ氏がよくリポストする「レバ子」氏が、一昨年末に泉健太が維新に接近した時には連合内に緊張が走った、そういった泉の所業が立民党内で求心力を低下させていった*1とXにポストしていた。

 しかし、泉が維新に接近した頃にそれを擁護していたのが他ならぬこたつぬこ氏だった。そして氏は今に至るまでそれを総括していない。今現在は泉がかつて維新の馬場伸幸に擦り寄って足蹴にされた経緯で懲りているのだろうが、立民代表選でもっとも維新寄りの人物は野田佳彦である。そして、その野田を推している一人がこたつぬこ氏なのだ。

 そんなことで良いのかと思うが、こたつぬこ氏への批判はこれくらいにして焦点を連合に当てると、連合は立民が共産と共闘するのも維新と共闘するのもともに望まず、民民とは共闘してほしい、できれば一緒になってほしいというのが本音だろう。

 しかし、その民民の党首(代表)である玉木雄一郎がこの記事で批判した通りの人物なのだ。

 だから、立民は連合との関係を第一に重視せよ、という一部立民支持層の意見にも、私は全く賛成できない。

*1:だから立民代表選に枝野幸男が出てきたという意味だろうと私は解釈した。