kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

衆院東京15区・金澤結衣が維新に離党届提出。自民党に移籍か

 衆院東京15区の日本維新の会の候補予定者だった金澤結衣*1が、維新に離党届を出した。

 

 

 以下は、金澤の離党届提出を知らなかった時点で書いた記事。そのまま掲載する。


 

 立憲民主党(立民)の高野勇斗江東区議のXより。

 

 

 全文を以下に引用する。

 

大事なことを書いておきます。私は江東区=東京15区としっかり書いておりますが、江東区で起きたこと、例えば支部長であった方が命を絶ったこと支部長が離党して他党に移ろうとしてることなどから、立憲民主党の代表選などにも積極的に言及しておりません。なぜかわかりますか?区民の声を届けることこそが自分の道を開き、自分を拓くことになるからです。さきほど信号で声をかけられました。「高野先生、お疲れ様です。押忍!」と。お互い、日々のぼり旗を自転車に挿し、ひたすら区内を回ってます。何度も遭います。ポスター貼ったらすぐ同じ場所に交渉。もはや同志です。多くの人はやりません。だって苦しいから。暑いから。嫌だから。楽な方、楽な方に行こうとします。だってそうじゃないですか。朝は駅に、日中は1軒1軒ピンポン、夕方はスーパーに、土日祝日もぐるぐるの方が泥臭さくて大変じゃないですか。自己顕示欲も満たせないし、効用感もないし、進んでるのか実感がない。それよりは誰々を応援しました!とか○○を質問しました!とか、誰々と対談しました!とかの方が華やかだし注目されるし、褒められるし、その方が満たされるじゃないですか。怒られることは無視されることが多い活動を、褒められたりあこがれたりする活動、どっちがいいですか?私の考え、絶対にそうなってはならないということです。楽な道を選ぶなということです。お世話になった人に不義理をしてはならないということです。自分の原点を曲げてはならないということです。目的のためには手段を選ばずみたいな人間になってはならないということです。マックスウェーバーを出すまでもありません。これを読んで「高野、お前間違えてるぞ」という方。私はこうした趣旨の投稿を定期的にアップします。いわゆるタイムカプセルです。来年、3年後、5年後、10年後。江東区がどうなっているか。今これを読んでいる皆さんが証人です。毎日欠かさず水をやり、しっかりした根を張る人間がどうなっているか見てください。たいした努力もせず、早咲きになった人間の末路を見てください。重要なことですが、私は江東区出身でもありませんし、育ってもいません。ですが、私はどの場所でも種を蒔き、水をやり、花を咲かせることができます。高野が江東区にいてくれてよかったと思わせて見せます。10年後、この投稿を読んでください。驚きます。10年前、15年前の私の文章を読んで変わってないことから確信しています。皆さんが証人です。皆さんだけが証人です。 ほんとうに世の中を変えるのは、権力や富ではなく、また数と力に頼る行動や、声高な主張でもなく、静かな持続する意志に支えられた、力まず、目立たず、うぬぼれず、速さを求めず、粘り強く、無私な行為である。『木を植えた人』 これからも変わらず飾らず、多くを語らず、でも必ず、着実確実に前へと進んでゆきます。明日からも頑張ってます。皆さまの声を私高野にお寄せください。

 

URL: https://x.com/takano_hayato38/status/1834583325073346615

 

 引用文中の「総支部長であった人が命を絶った」のは、昨日までの記事に取り上げた高橋茉莉氏であり、「総支部長が離党して他党に移ろうとしてる」のは維新の金澤結衣だ。移籍先はもちろん自民党だろう。それ以外に考えられない。

 「金沢結衣 離党」を検索語にしてネット検索をかけても何も引っかからないが、Xでは既に話題になっている。

 

 

 

 

 どうやら先月末に弊ブログが危惧した通りになってしまいそうだ。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 以下に当該部分を引用する。

 

橋下徹が維新は15区から撤退しろなどと言っているし、金沢は補選で無能な代表の馬場伸幸に足を引っ張られて惨敗したことに不満を持った様子がありありだったから、金沢が維新から自民に移籍する可能性もなきにしもあらずで、万一そうなった場合は非常に厄介だ。橋下は本当にろくなことを言わない。

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2024/08/27/085740

 

 江東区自民党は先の都議補選で「御三家」最後の一人だった山崎一輝が三戸安弥に完敗して政界からの引退を匂わせていた。つまり江東区自民党において権力の空白が生じていたから、そこに維新執行部や都連(音喜多駿ら)に不満を持っているであろう金澤結衣がつけ込んだのか、それとも自民党江東総支部が金澤に目をつけたのか、いずれにせよこれはwin-winの話で双方に大きなメリットがあり、そうならない方が不思議なくらいの話だったから、先月末の記事には「万一そうなった場合は」などと書かない方が良かったかもしれない。

 江東区出身ではないものの、2019年以来ずっと当区で活動してきた金澤をスカウトできれば、同じ頃にはまだ区議一期目だった酒井菜摘(北九州市出身)よりもむしろ区内での浸透度は高いくらいかもしれない。金澤なら小池百合子の干渉を許すこともないし、維新出身だから極右でもある。同様に極右色が強いながらも小池百合子へのアレルギーも非常に強いと見受けられる自民党江東総支部にとっては願ったり叶ったりの候補者であろう。

 一方、5年かけて育ててきた金澤に後ろ足で砂をかけられそうな維新だが、昨年初めに岐阜5区の総支部長だった今井瑠々に逃げられた立民と同じ目に遭っているといえる。あの時に今井に目をつけて自民党へと引っ張ったのは野田聖子だった。そしてその野田はついに小泉進次郎の陣営に入った。本当に無節操な政治家だ(呆)。

 一方の維新は、特に兵庫県ではめちゃくちゃなことになっていて、地盤である関西でも危うくなってきた。この件でも斎藤元彦を自民党に送り込んだ有力政治家と言えるのが兵庫県選出の自民党のベテランである「いかがわしい西村康稔」だった。自民党はどう転んでも損をしないような仕組みになっている。さすがは権力維持を自己目的にしている政党だけのことはある。

 一方、すっかり落ち目になった維新に、それでもすり寄る構えを見せているのが野田佳彦小沢一郎だ。

 まことん氏のXより。

 

 

 そりゃ泉健太とは、特に昨年春頃までの泉、「『維新八策』に大部分協調できる」と言っていた泉とは「大差はない」だろうけれど。

 

 

 

 

 泉執行部下で行われた2022年参院選での比例得票率と同じような結果に終わってしまうんじゃないでしょうかねえ。

 衆院東京15区も、どうやら「本命・金澤結衣(自民)」の極めて厳しい戦いになりそうだし。

*1:金澤本人がXで「金沢」は誤り。「金澤」が正しいと書いていたので、本記事以降この人の姓を「金澤」と表記することにした。