この間は社民党の大椿裕子副委員長が「新9条論者」つまり9条明文改憲派の伊勢崎賢治のコメントを肯定的にXに拡散したことに目くじらを立てたが、今度はWikipediaに「日本の護憲派による立憲民主党議員主導の議員連盟(議連)」と書かれている「立憲フォーラム」が院内集会の講師に「あの」孫崎享を講師に呼んだ。
私などもう孫崎の名前も忘れていて、てっきりもう90歳近いくらいのおじいちゃんかと思って調べてみたらまだ81歳だった。そのくらい最近の孫崎には存在感がなかった。一時オザシン(小沢一郎信者)らに大人気を博した孫崎の稀代の悪書『戦後史の正体』が発行されたのは民主党政権時代末期の2012年夏だったが、日本国憲法をごく短い記述で「押しつけ憲法」と決めつけて政治家を「自主独立派」と「対米従属派」だったかに分けて、岸信介や田中角栄や小沢一郎を前者に位置づけるという、典型的な反米右翼の本だった。だから弊ブログは執拗かつ徹底的に『戦後史の正体』と孫崎を批判し続けたものだ。
上記動画にはわずかしかコメントがついておらず、それもネガコメだ。以下に引用する。なお講師が孫崎なので私は動画自体見ていない。見ずに批判している。孫崎は私にとっては「見たり聞いたりせずに批判する」対象でしかない。
ねるちゃん@g7c
孫埼さんの従来のスタイル。 米国の世界戦略、中国の世界戦略、ロシアの世界戦略 を冷静に理解することが重要。
ねるちゃん@g7c
孫崎さんは、対米自立の問題意識が強い。 節々に動揺を与えて持論をすり込もうとする意図を感じる。なのですべて真に受けることはできない。昔、IWJに出てくる孫埼さんの映像をみていて参考になることはいろいろあった。 いずれにしても負け戦は絶対にしてはならない。力の世界も、価値の世界も、利益の世界も同時存在する世界ではとくに。軍拡すれば相手も軍拡する、武器を捨てれば相手は強く出てくる。水面の上がり下がりをよくみないといけない。それをコントロールできればいいけど。
@kaizokanuma8472
立民関係者の「無知」には改めて驚く。
これらのコメントしかついていなかった。孫崎の「従来のスタイル」の講演だったらしいから、何を言っていたかは容易に想像がつく。
社民党と福島瑞穂に対する強烈な批判が社民党員のまことん氏を反発させたレバ子氏(しかしながら氏の社民党及び福島瑞穂に対する批判は紛れもなく経済軸上の左側から「右」に対する批判だった)は、立憲フォーラムに対しても辛辣だ。
東京大学在学中に外務省に採用されたインテリジェンスが単純に反米陰謀論者に成り下がり、未だ近藤昭一代議士が彼を講師にしてしまうという事実は残念どころか失望もしています。立憲フォーラムという名のもとに神谷宗幣すら馳せ参じる。プーチンの擁護がどこが立憲主義?
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年2月20日
孫崎の名前さえ忘れかかっていた私は驚き呆れるばかりだった。
対米自立という名のもとに独裁者を擁護するようなスタンスでは立憲フォーラムも反戦運動も真に平和を望む市民に理解されないのです。一部インテリジェンスによるビジネスに近い反米陰謀論はここ数年で卒業できていたと考えていましたが、一度染みついたものは簡単には洗い流せない事が大変残念です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年2月20日
伊勢崎賢治をブレーンに抱える某元号政党(名が体を表している)やそれにすり寄る大椿裕子も同じだが、孫崎を講師に呼ぶ「立憲フォーラム」もどうしようもないとしかいいようがない。
トランプに関しては宮武嶺さんのブログの下記記事をリンクしておく。弊ブログはあまり、というよりほとんど国際政治については書いていない。
トランプは大統領就任前から「そうなるのではないか」と言われた通りになっている。これがあと4年近くも続くのかと思うとぞっとする。
本当は昨日も今日も、大きく動き始めた感がある兵庫県の政局と昨年11月の兵庫県知事選について、維新2県議及び吉村洋文らに対する批判を中心とする記事を書くつもりだったが予定が狂った。これらは土日に回す。