前回取り上げた連合神奈川と立民・民民の参院選神奈川選挙区候補の件について、レバ子氏がXを連投した。
前回の参院選では深作ヘスス(国)は自動車総連主体、寺崎雄介(立)自治労、JR東労組などが主体でした。5位当選だった水野素子はJAM、機関労連。彼女が国民民主党時代は電機連合が主軸でした。牧山弘恵はある意味連合主流産別JP労組やNTT労組の支援を受けています。 https://t.co/Yu0hmEqgJL
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
多分今回の国民民主党候補は彼も自動車総連主体でしょう。というより日産労連ですが。神奈川でも選挙運動に活発な電機連合傘下のルネサス労連も多分支援にまわります。この2つの労連の弱点は本業が不振で果たして選挙運動ができるだけの余力があるか?微妙といえば微妙といえば微妙です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
日産労組とルネサス労組が中心になってゴリゴリの減税主義者、すなわち新自由主義者の籠島彰宏を支援しようとしていると。それもこれらの労組が民民を支援してきた惰性力が、民民が玉木分派に完全に乗っ取られても続いているということだろうけど。
立憲民主党に合流した寺崎雄介は日産労連準組織内でその名残で東京ガス労組なども支援に回ったと聞いています。建設労連によく参加されていたので、自治労などの支援を受けていましたが本来なら国民民主党系です。運輸労連など交通関係の労組にもほぼ準組織内並みの支援を受けています。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
というように2022年の参院選はどちらも国民民主党の産別が責任産別である寺崎と水野の出馬で票割り難しく立国合わせて5位が精々でした。水野は交通労連や基幹労連との関係は今も維持。三菱重工横浜労組なども支援があります。そして一部労組に江田憲司的「小さな政府」も浸透しつつあるのも難点。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
2022年参院選は泉健太の「提案型野党路線」のせいで立民が惨敗した参院選だった。開票速報の番組で泉が「踏みとどまった」と強弁したように、選挙区ではそれなりに踏ん張ったために議席数はそこそこの数字だったが、比例区の得票率は目も当てられない低さだった。だから三春充希氏が立民の「一人負け」と評した。私は当然泉が引責辞任すると思ったが、泉は「『提案型路線』が敗因」という党の総括を受け入れながらも代表の座に踏みとどまった。このあたりに「セルフ民主集中制」の弊害が出たと私は思っている。「提案型野党」路線を放棄したあとも、泉は「『維新八策』に大部分協調できる」などと言って維新にすり寄ったが、当時勢いのあった維新に足蹴にされた。しかしその維新の方が大きく失速したせいか*1、泉立民はその任期の後半では漁夫の利を得る形で党勢を盛り返した。とはいえ任期前半で党勢を低下させた分を取り返してチャラにしたに過ぎないというのが弊ブログの判定だ。差し引きゼロであって泉の功績は何もない。
泉が立民の党勢を大きく下げた時期に2022年参院選が行われたこともあって、全国自治体の中でも大阪などとともに特に新自由主義色の強い神奈川選挙においては、本来定数4だったのが、たまたま欠員があって任期3年の5議席目の椅子が設けられたことにより、水野素子がやっとこさ5議席目に滑り込んだのだった。だからその水野の処遇がどうなるかが焦点だった。補選で勝った広島の宮口治子は比例区に回されることもなく冷酷に切り捨てられたが(さすがは悪名高い立民広島である。その独裁者は泉Gの森本真治)、神奈川では2候補の擁立で決着した。3年前におまけの1議席しか獲れなかった神奈川で立民が2人の候補者を立てようというのは、どう考えても無謀だろう。
だから個人的に牧山弘恵だけが当選して、残りの2人はうまくいけば当選できるかなという配分だと思っています。地方連合の参院地方区はある程度産別単位で動きますが、動けば動くほど人員を割かなければならず、あくまでいわゆる「労組票」のほとんどは牧山弘恵が多く入ります。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
このXにはレスがついている。
小沢一郎選対の「ゴリ押し」で立憲2名擁立。小沢さんが、どこかから
— なんで🤦ちゃん🍡 (@88Feeling) 2025年3月2日
票回してくれるでせう。前回の
国民民主党、参議院選挙静岡のように。
そうか、また小沢か。あいつ、昔から参院選での2人擁立が好きなんだよな。再来月にはもう83歳だろ。いつまでのさばり続けるんだろうか(呆)
そういえばまた政党支持率で民民が伸びて立民が沈んだぞ。
3月3日現在の政党支持率の平均(10%未満拡大)
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2025年3月2日
無党派 33.3 %
自民 26.4 %
国民 9.6 %
立憲 8.3 %
れいわ 4.5 %
維新 4.4 %
公明 3.5 %
共産 2.3 %
参政 0.7 %
保守 0.6 %
社民 0.4 %
みんな 0.1 %
最新のJNNの世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/0oIFdRwknF
まあコップの中の嵐かもしれないが。
3月3日現在の政党支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2025年3月2日
無党派 33.3 %
自民 26.4 %
国民 9.6 %
立憲 8.3 %
れいわ 4.5 %
維新 4.4 %
公明 3.5 %
共産 2.3 %
参政 0.7 %
保守 0.6 %
社民 0.4 %
みんな 0.1 %
最新のJNNの世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/Fd6jthQ9NL
立民はいい加減に「減税主義」に対して「給付」を前面に打ち出して、「減税」に対しては「減税」のどこが「給付」より優れているかを示せという論戦を仕掛けるべきだ。理屈から言って給付の方が優れていることは明らかなので、理屈の戦いで負けるはずはない。理屈以外の部分、つまり減税主義(減税真理教)の大きな流れに勝てるかが課題だが、少なくとも「バスに乗り遅れるな」式に「減税」に迎合するよりはよほど良いはずだ。
最後に連合の現状を。
玉木式公債発行を辞さない減税論、江田憲司式ベーシックサービス減税論、民主党政権陥落後一つ一つ議論してきた連合ヴィジョンですが彼らの言い分を主張する労組の役員も出てきました。これが産別クラスや連合の執行委員クラスで出ない事を願うばかりです。2012年に戻ったかのよう。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
2022年に安倍晋三が死んで生じた「権力の空白」が、2024年の衆院選で自民党が大敗したことで、そこから返って「反動」の流れが一気に強まるとはね。私にも全く予測できなかった。ただ、それまで事実上「減税主義」を煽る火遊びをやっていた政党はあった。それが元号新選組だ。いくら再分配も主張していると長谷川羽衣子が強弁したところで、現実に京都で練り歩いている人たちが叫んでいるのは「減税、減税、減税」減税!」の連呼でしかない。
江田憲司、馬淵澄夫の勉強会が一過性のものと考えていましたが一部産別は明らかに支援している形跡が見られます。私はナショナルセンターが産別の方針で動くのではなく、それこそ海外の同志のようにナショナルセンターが主体的に動き労働者を支援する候補を党派を超えて支援する体制に変えた方がいい。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
「一部産別は明らかに支援している」か。由々しき事態。
国民民主党はお察しの通りですが、立憲民主党内「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」なるものは明らかに主導はしていませんが、一部産別が支援している。それらは民主党政権において大きな役割を果たしましたが、民主党政権自体は1期4年も政権維持はできなかった。また同じ事を繰り返そうとしている。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
あれに立民の議員の3割が参加したとかいう話だし。しかも講師に呼んだのが泉房穂だろ。論外だよ。泉は本当にろくでもない。さすがに健太の方は参加していないだろうけど。
連合はその根幹がどうあれ「社民勢力の結集」を目指したのに関わらず、2025年を経てようやく社会民主主義の機運が出てきたのに関わらずあいも変わらず一部の代議士と癒着する。鳩山由紀夫と小沢一郎と二人三脚をしてどういう目にあったのか忘れ去っているという事も思わずにいられない時もある。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
減税による高福祉なんてあり得ないのです。減税ポピュリズムは低負担で高福祉を望む。新自由主義者よりさらに無責任。それは高福祉を望むものが低負担を望む事も同義です。労働組合が一定のブレーキ役にならなければ、他の支援団体は減税ポピュリズムに染まる。社会に重大なダメージを与える。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
食料品消費減税で大きな恩恵を受ける産別ですら、そうした裏工作のような事をやらずに給付付き税額控除を訴えている。結果として減税が参院選の争点になったら連合は闘う前から敗北しています。そうした政治道楽は辞めた方がいい。道楽ではなく政治運動をすべき。政党介入は全て私達には道楽です。
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
石破茂が突っ張ってくれたおかげで「高額療養費」が参院選の争点になる目が出てきて、そうなればこちら(東京15区民)としてはいつかは行われる衆院選(それはもうだいぶん先であってもらいたいけど)に向けても大いに好都合なわけだが、あれも給付の問題だから、なおさら立民は「給付>>減税」を大アピールする必要があると思う。「減税するか否か」という形にされたらひとたまりもないけど。
おまけ。
bogus-simotukareさん含めて多くの人が勘違いしていますが、労戦統一以降の世代は日本社会党も民社党という言葉なんかもう使わないですよ。歴史になってしまいました。民主党はまだ記憶にある。当然その頃の話は出ますが民社党はゼロ。貴方は今だにホークスはダイエーですか?南海ですか?
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年3月2日
ああ、また某カスがそういうこと書いてるのか。教えてくれてありがとう。こちらからは見に行かないもので。
南海ホークスといえば、1988年の大阪球場最後の試合で近鉄に勝った試合の生中継をラジオで聴いたことを思い出す。それは大阪のMBS(またはABC)からネットを受けたTBSだったかニッポン放送だったか。あの優勝争いは当然近鉄を応援したけど、あの試合だけは南海が勝って良かったと思った。ラジオを聴きながら南海ファンに感情移入してしまった。近鉄はそれよりも、西宮球場の対阪急最終戦で阿波野を立てて負けた試合が痛かったな。相手投手は星野伸之だった。あの年のセ・リーグ、特にその終盤は思い出したくもない。何が「◯が泣いています」だよ(あれも見てしまった。やられたのはヤクルトだった)。
でも民社党についてもひとこと書いておこう。東京で行われた2010年5月の独立系デモで広島のさとうしゅういちさんとご一緒した時、さとうさんは「鳩山政権は民主党政権ではなく、民社党政権ですよ。連合はみんな鼻高々」と仰っていた。その頃はまだ民社党の記憶も人々にあった。そうそう、あのデモには雨宮処凛氏も来ていた。