kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

地獄絵図

 三春充希氏が世論調査のグラフを更新。地獄絵図が現れた。

 

 

 グラフもさることながら、政党支持率で政党要件を得たばかりの「みらい」が共産党を抜いた。共産党は第9党に転落し、社民党は第11党に転落した。

 これは選挙前の世論調査も含めた数字だからまだ立民が2位にいるが、瞬間風速では立民もえらいことになっている。

 

 

 共同通信の数字で、立民は第4党である。

 

 

 読売とNNNの数字でも立民は第4党。参院選比例区の得票率を反映している。参院選比例区の得票率は投票所に行った有権者の全数調査だから、衆院選の比例ブロックの得票率とともに政党の構成員も支持者ももっとも強く認識しなければならない数値だ。

 「参院選だから衆院選よりも傾向的に低く出る」などというのは馬鹿げた妄論だ。

 旧民主が成立してから6回の国政選挙結果に上記の妄論はたまたま当てはまっているが、同じような、あるいはそれを反転させたような傾向は、参院選で個人人気の効果が強く出る社民党以外には当てはまらない。そして立民の過去3度の衆院選での好成績*1には全部それなりの理由があった。

 2017年は言わずと知れた結党時のブーム。2021年はその前年に立民と民民の再編成を行ったための党の規模の拡大。そして2024年は、その2年前の参院選の惨敗を厳しく総括して泉の「提案型野党」路線を棄却して「対決型」路線に戻したところに、維新の党勢低下が相俟った。実は泉自身は参院選に負けた後も「維新八策」を絶賛してすり寄っていたが、維新に足蹴にされていた。それが「災い転じて福となす」皮肉な結果につながった。維新代表だった馬場伸幸の無能に助けられたともいえる。

 でも2024年の立民躍進にもっとも大きく寄与したのは、2022年参院選の惨敗を正しく総括してそれを泉健太に認めさせたことにあった。私自身はあの時泉が引責辞任しなかったことを遺憾としているが、泉も腰を引きながらとはいえ自公との対立路線をとったことは確かだった。

 しかし今回は立民の議席数自体は横ばいだったことと(東京選挙区の塩村文夏は任期3年だから実質的には1議席減だが)、2022年参院選より「比例票は増えている」ことなどから総括を回避しようとする動きの方が強そうだし、あろうことか支持層もそれを後押しするようなXをポストするなどしている。

 この点に関しては、私が好まない、というよりも大嫌いな木下ちがや氏や石戸諭氏らの違憲に軍配を上げざるを得ない。

 

 

 確かに得票数は微増だけど得票率は減っているし、何より2022年の参院選の結果は、立民自身が厳しい総括の対象とした大惨敗だよ。その時と比べてほんのわずか増えているだけで野田執行部を無罪放免してどうする、と声を大にして言いたい。

 

 

 まあそりゃそうだ。それにしても木下氏を大嫌いな私に木下氏のXを肯定的に言及させてどないすんねん!

 下記は木下氏のリポストで知った。

 

 

 今の立民支持層は少し前までの共産支持層と同じだね。なお今の共産支持層はその固定客さえ失いつつあると私はみている。除名や除籍を無反省に繰り返し続けたらそうなるに決まっている。参院選後は元足立区長で2007年都知事選に立候補したものの現在は共産党批判を強めている吉田万三氏がターゲットになるのではないかとも観測もあったが、もはやそんなことはできないのではないだろうか。

 

 

 湊さんじゃなくて秦さんだろ。朝日のコメントプラスの執筆者仲間の名前くらい正しく覚えとけよ。本当に湊さんという人が立民執行部を厳しく批判しているんだったらごめんなさいだけど。

 それはともかく、立民執行部の反応があまりにもぼんやりしているという指摘には同意せざるを得ない。

 まあ多分、それ以外の論点で木下氏に同意できるところは多くないだろうけど。

 三春氏のグラフに戻る。

 

 

 

 自民には選挙ブーストが全く起きず、立民の選挙ブーストは昨年の衆院選でのそれとは比較にならないほど小さく、民民は下落傾向からV字回復し、参政は数か月前の民民に匹敵する党勢の急伸があった。維新、新選組、共産は立民と同様に小さな選挙ブーストしか起こせなかった。

 そういう結果だろう。

 そのうち「リアルタイム議席数予想」で衆院比例ブロックの予測議席が表示されると思うが、立民支持層はその数字をよく見ておいた方が良い。それは間違いなく30議席を割る。昨年の衆院選での立民の比例ブロック獲得議席数は44議席だった。

 今回の参院選の総括をまともに行わない限り、「ウチは衆院選には強いから大丈夫」などという「安心理論」は次の衆院選で必ずや崩れる。

 木下ちがや氏の下記Xにも、残念ながら同意せざるを得ない。まことに不本意だが。

 

 

 ああ、やっぱり「湊」じゃなくて「秦」だった。人の名前くらい正しく覚えておけよ!

*1:「駅前は朝の七時」が惨敗と決めつける2021年衆院選の比例20.0%も、翌年の泉健太執行部による2022年参院選での比例12.8%と比較するととんでもない好成績だったといえる。