kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

高市早苗は「マーガレット・サッチャー型右翼」(レバ子氏)

 レバ子氏のXより。

 

 

 高市早苗が「サッチャー型右翼」というのは本当にその通りだ。橋本健二氏のいう「新自由主義右翼」という言葉とも整合する。新保守主義ネオコン)と新自由主義ネオリベ)を兼ね備えた1980〜90年代的な新古典的な右翼だ。高市がテレビにデビューした頃からずっとそういう類型だった。ただ「右翼に支配される」人だからネトウヨ位媚びたもするが、それについては小泉進次郎陣営が「ステマ」とやらで「ビジネスエセ保守」と言っていた通りだろう。保守ではなく右翼である点を除いて妥当な評価だと思う。しかしそれをすっぱ抜かれたあたり、小泉陣営の選挙戦はどうしようもなく拙劣だった。

 ただ日本国民は、イギリス国民が49日でリズ・トラスを放逐した時みたいには簡単に異物を体外から排斥できないだろう。なんたってイギリス人カズオ・イシグロの代表作『日の名残り』を読解できない人が多い社会だから。それなりの痛みを経ずして高市を放逐することは残念ながらできまい。