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公明支持層は「反高市」? 共産支持層と肩を並べる 朝日世論調査(朝日新聞デジタル有料記事(11/25)の無料プレゼント)

 昨日に引き続いて公明党に関する朝日新聞デジタル有料記事からとる。

 朝日の高市内閣支持率世論調査で、公明党支持層に高市内閣不支持が多く、支持と不支持が拮抗しているとのことだ。朝日の調査でも高市内閣支持率は69%もあるので、支持、不支持が拮抗しているだけでも「反高市」色がかなり強いことがわかる。以下に記事の無料部分を引用する。

 

www.asahi.com

 

公明支持層は「反高市」? 共産支持層と肩を並べる 朝日世論調査

君島浩 2025年11月25日 17時00分

 

 朝日新聞社が11月15、16の両日に実施した全国世論調査(電話)によると、高市早苗内閣はほぼ7割という高い支持率を誇っています。順風満帆に見える一方で、自民党政権に好感をいだいていたのに、高市内閣に対しては一転して反感を強めている勢力があります。それは……。

 

 高市内閣の支持率は、発足直後の10月調査では68%で、11月は69%を記録しました。退陣表明前の8月の石破茂内閣の支持率は36%で、不支持率は50%だったので、すっかり様変わりしています。

 

 11月の高市内閣の支持率を、支持政党別にみると、自民、維新、参政の各支持層の内閣支持は9割を占める一方で、立憲、共産の各支持層は、内閣不支持が過半数を占めています

 

 目を引いたのは高市内閣発足前に連立政権から離脱した公明の支持層です。内閣支持・不支持とも4割前後で差はあまりありません

 

 視点を変えて、高市内閣不支持層に占める各党支持層の割合を、8月の石破内閣と比較してみます。

 

 この時の石破内閣の不支持層…

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASTCT13G9TCTUZPS001M.html

 

 民主支持系右派たちは、立民は民民や維新と組めとうるさいし、立民代表の野田佳彦も「維新カムバック」などと維新に未練たっぷりで、2023年初めに維新に足蹴にされた当時の前代表・泉健太を思い出させるふがいなさだが、対高市政権に関しては公明支持層の方が維新や民民の各支持層よりよほど立民支持層に近い。そもそも維新は既に与党だし、民民は参政とともに「ゆ党」を通り越して「え党」(やいゆえよの「え」)の域に達している。私は維新は論外だが、民民の玉木・榛葉分派を除く人たちとは組めという立場だが、公明は立民と民民の非玉木・榛葉分派の間の立場で、両勢力の接着剤になり得る政治勢力だから、公明を取り込まない手はない。こんなことを書くとまるで小沢一郎みたいな発想だとわれながら呆れるが、相手が暴走する恐れが極めて強い高市自維政権だから仕方がない。まず高市政権を短期で終わらせないことには話が始まらないのである。

 公明は共産とともに「本当に困った人たち」が頼る政党だ。本当に困った人たちは山本新選組などあてにしない。山本は現参政党の安藤裕参院議員を「総理大臣にしたい人」だと絶賛したことがあるが、その安藤が最近話題になったのは、高市の「マウント取れる服」選びに助言した一件だった。安藤は自分と同じ極右の高市と懇意らしい。そんな安藤を絶賛した山本は、私には「左か右かはっきりしない『鵺』のような政治家」だとしか思えない。

 山本の話はこれくらいにするが、公明の支持層が共産の支持層ほどではないにせよ「反高市」がそれなりに多いことは注目される。

 ところで前記朝日新聞デジタルの記事は核心部が有料になっている。そこで、いつものように記事の無料プレゼントを行う。リンクを下記に示す。

 

digital.asahi.com

 

 リンクの有効期限は27日午前8時53分。

 有料部分で注目されるのはグラフだ。高市内閣不支持層に占める政党支持層別の内訳が示されている。たとえば石破内閣の不支持率は50%だったが、そのうち自民党支持層は7%だった。掛け算をすると、全回答者の3.5%が自民党支持かつ石破内閣不支持だった。同様に立民、共産、公明について計算すると、立民支持かつ石破内閣不支持は全体の2.5%、共産支持かつ石破内閣不支持は全体の1.5%、公明支持かつ石破内閣不支持は全体の0.5%だった。一方、民民支持かつ石破内閣不支持は全体の8.0%、参政支持かつ石破内閣不支持は全体の7.0%だった。

 これが高市内閣府支持層になると様相は一変する。全回答者に自民支持かつ高市内閣不支持は1.2%しかいない。そして民民支持で高市内閣不支持及び参政支持で高市内閣不支持はそれぞれ全体の0.2%ずつしかいない。つまり民民と参政の支持層は大半が石破内閣不支持で高市内閣支持ということだ。弊ブログはこの記事を含めて「民民の玉木・榛葉分派」と書くが、民民支持層の大半はその玉木・榛葉分派を支持していることがわかる。一方、立民支持で高市内閣不支持は全体の2.9%であり、立民支持層は高市よりも石破寄りであるといえる。共産支持で高市内閣不支持は全体の1.3%であり、石破だろうが高市だろうが自民党内閣は支持しないのが共産支持層のあり方だ。それに対して公明支持かつ高市内閣不支持は共産と同じく全体の1.3%であり、石破不支持よりも目立って多い。つまり公明支持層には「石破政権なら支えたかったけれども高市は支えたくない」という人が多いということだ。なお新選組支持層は全回答者の平均と同じ傾向であり、高市内閣不支持は石破内閣不支持の3分の1に減っている。このあたりからも新選組は政党や組長(党代表)ばかりではなく支持層も「鵺」的な性格が強いことをうかがわせる。

 またJX通信の米重克洋氏の「コメントプラス」も興味深い。全文引用はさすがにルール違反だろうから以下にコメントの後半部分のみ引用する。

 

高支持率で長期安定政権となった安倍政権の元でも、公明票がなければ自民党過半数を得られなかった。当時の選挙結果から難しくないが少し根気のいる計算をすれば、誰でも導ける結果だ。

 

加えて、今はその頃よりも、そして石破内閣発足直後よりも自民党の支持率は低く、政権発足1ヶ月で既にピークアウトしつつある。自民党が「高市旋風」で単独過半数回復、というストーリーを語る政治評論家や取材者が多いが、どうも数字からはイメージしきれないところがある。

 

(米重克洋氏のコメントプラスより)

 

 上記引用部分の前半は、明らかに三春充希氏の労作を意識したものだろう。そして三春氏の結論が正当だとの見解を示しているとみられる。

 それでも高市早苗は「博打」としか言いようがない早期解散総選挙に打って出るだろうか。私は高市がそれをやらない可能性が非常に高いと思っている。いや、「やれない」というべきか。