kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎の政策秘書は、陰謀論系リバタリアン「アルルの男」こと中田安彦(呆)

 昨日(2/6)公開した下記記事のコメント欄より。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

cp_spaulding

 

当該発言は以下リンクからです
当日出席していたものですが、会場はまさにカルトの学習会さながらの雰囲気でした
https://youtu.be/G8L_q1GG5Rk?t=4573

 

MOkd

 

お久しぶりです。今の山本を操ってるのは、斎藤まさしではなく、陰謀論者のアルルの男ヒロシ(中田安彦)なんでしょうね。
山本の消費税5%論も、アルルの男の師である副島隆彦の「リバータリアン」の主張と一致していますし。
北欧のスウェーデンの消費税率は25%ですが、社会福祉が充実しているおかげで一人当たりのGDPは日本の2倍の約600万ありますから、消費税減税すれば即国民所得が増え景気が良くなるとは言えないはずなんですが。。。
ネット政治の最大のデメリットは、インターネットを通じて政治家が有権者に直接的な嘘をつく事ができるようになった事ですね。
テレビや新聞しか政治情報を取ることが出来なかった時代では、デメリットもあるにせよ、政治家と国民の間にメディアが存在して、そこで一定のファクトチェックが行われていましたので。

 

MOkd

 

追記ですが、山本の名義のツイッターを山本本人が書き込んでいる保証もありません。本人が書いている姿を見れないので。山本以外の人物が書き込んでいるネット投稿に踊って、その政党に投票するというのも非常に危なっかしい。
(個人的に、秘書の中田安彦が書き込んでるんじゃないかと思ってます。)

 

 えっ、中田安彦って山本太郎の秘書なのか。知らなかった。調べてみると本当らしい。中田は、2017年11月1日から山本太郎政策秘書を務めている。

 

8card.net

 

 これは絶対にあかん。中田は1976年生まれの元大手新聞*1記者だが、その後副島隆彦の弟子になった。リバタリアン陰謀論者である。それが、ソーシャルな政治主張をウリにする山本太郎政策秘書だというのだから、全く信用ならない。

 私は10年前の2010年10月10日に下記記事を公開した。当時の考え方は今も変わっていない。以下に再録する。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

今朝のTBSテレビ『サンデーモーニング』の末尾で、金子勝が「茶会運動」にちらっと言及していたが、ここにきて新聞や雑誌でも、アメリカの保守層を中心に広がってきた、この「政府の極小化」を求める運動が注目されてきたようだ。

当ブログで何度か批判した「アルルの男・ヒロシ」だが、本名を中田安彦といい、1976年生まれ、2000年に早稲田大学を卒業して大手新聞社に就職したもの、早々と退職して陰謀論者・副島隆彦(ソエジー)の下で働いた人物らしい。

道理で、陰謀論系のリバタリアンであるはずだ。

中田が運営している、「ジャパンハンドラーズ」がどうのこうのというブログは、私がブログを始めた4年前の春には既に、のちに参院選及び衆院選民主党公認候補として立候補した「政治家の卵」の方が運営するブログで、植草一秀ともども好意的に取り上げられていることを私は知っていた。4年前の春というと、中田安彦がまだ30歳になるかならないかの頃だが、二周り近くも上の活動家を虜にする魅力が中田の文章にはあったのだろうか。

私自身は、中田の文章に魅力など全く感じず、これまで中田のブログなどほとんど読んでこなかったこともあって、副島だの中田だのの正体がここまでとんでもないとは知らなかった。単に「反米」という共通項だけで、安易に副島、中田、植草らに影響されてしまった人たちの罪は重い。図に乗った副島や中田は、河村たかしのみならず、小沢一郎をも「日本版ティーパーティー運動」の指導者に祭り上げようとしたが、小沢一郎の方が彼らの期待に応えなかった。小沢一郎にもその程度の見識はあるようだ。

何しろ、共和党を経済軸上の右側から批判して支持を拡大した、究極の「小さな政府」論ですぜ、「ティーパーティー運動」っていうのは。日本でいえば、「小泉・竹中ではまだカイカクが足りない」と主張しているようなものだ。それに、「反エスタブリッシュメント」という情念が絡みついているところが、運動家たちのルサンチマンを刺激するのかもしれないけれども。

しかし、自民党で「ティーパーティー運動」を宣伝した片山さつきは元財務官僚だし、中田安彦だって一度は大手新聞社に就職した人間だ。中田安彦が城内実ともつるんでいることを今日私は知ったが*1城内実だって東大卒の元外交官、父は元警察庁長官というエスタブリッシュメント層の人間だ。

そんな人たちが、「政府の極小化論」と「反エスタブリッシュメントの情念」が結びついた「ティーパーティー運動」を布教する。もし陰謀仮説を立てるとしたら、「なぜ片山さつきやソエジー、中田安彦らが『日本版ティーパーティー運動』を広めようとするのか」を考察しなければならないだろう。(後略)

 

出典:https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20101010/1286715025

 

 とにかく、中田安彦が政策秘書だというのでは、山本太郎という政治家は1ミリも信用できない。今後はこの立場に立って発言していこうと思う。

 上記10年前の記事にも書いた通り、「ティーパーティー」とはアメリカ共和党の中でも極端な経済右派として知られ、中田は師の副島隆彦とつるんで小沢一郎を「日本版ティーパーティーの星」として担ぎ上げようとしたものの、小沢が乗ってこなかったという経緯がある。山本太郎はそんな奴に担がれているのだから、信用できるはずがないのである。

*1:読売らしい。エントリ公開時に日経と書いたが、これは私の思い込みを確認せずに書いたものだったので、訂正する。

山本太郎が広島市での「おしゃべり会」で「人工地震のツイートは消さない」と発言したらしい。ダメだこりゃ

 今日は更新を休むつもりだったが、古い記事にいただいたコメントを紹介することにした。「はてなブログ」になって、「最近のコメント」欄がなくなったので、古い記事へのコメントはなかなか読者の目に届きにくくなっている。昨年12月25日に書いた下記記事にコメントをいただいた。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 いただいたコメントは下記。

 

 

一昨日のおしゃべり会で人工地震ツイートについての質問がありましたが、山本は「消さない」と答えたようです。

https://www.youtube.com/watch?v=G8L_q1GG5Rk

 

 ダメだこりゃ。

 なお、上記コメントからリンクされているYouTubeの動画は、4日に広島市で行われた山本太郎の「おしゃべり会」を収録したもので、2時間ある。どこで人工地震のツイートに関する質疑が行われたかは未確認であることをお断りしておく。ここ数日、暇がほとんどないため。

安倍政権が閣議決定した黒川弘務・東京高検検事長の「定年延長」は違法の疑いが極めて濃厚

 頭書の件、昨夜(2/4)のnews23でも批判的に取り上げられていた。まず郷原信郎氏の記事。

 

news.yahoo.co.jp

 

 上記記事の結びの部分を以下引用する。

 

 黒川氏の定年後の「勤務延長」の表向きの理由は、「政府関係者によると、業務遂行上の必要性とは、保釈中に逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の事件の捜査を指す」(朝日)とのことだが、高検検事長が、レバノンに逃亡したゴーン氏の事件で一体何をやると言うのか。捜査の実務は東京地検が行い、外国との交渉は法務省で行えばよいのであり、高検が関与する必要はないはずだ。

 それにしても、安倍内閣は、なぜ、違法の疑いのある定年後の勤務延長の閣議決定を敢えて行ってまで、黒川氏を検察にとどめたいのか。余程の理由があるからであろう。そこには、次期検事総長人事をにらんだものとの臆測もある。

 法律上は、検事総長を任命するのは内閣である。しかし、これまでは、前任の検事総長が後任を決めるのが慣例とされ、政治的判断を排除することが、検察の職権行使の独立性の象徴ともされてきた。今回の東京高検検事長の定年後の勤務延長という違法の疑いのある閣議決定によって内閣が検事総長を指名することになるとすれば、政権側が名実ともに検察のトップを指名できることになり、政権側の意向と検察の権限行使の関係にも多大な影響を生じさせる。

 それによって、これまでの検察が至上命題としてきた「検察の独立性」のドグマが、「検事総長人事」という組織の中核から、事実上崩壊することになる。

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200201-00161318/

 

  上記記事についた「はてなブックマーク」のコメントより。

 

黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い(郷原信郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

どうして現政権が立件されないか、その理由がよく分かる事例。

2020/02/01 17:35

b.hatena.ne.jp

 

黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い(郷原信郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

ほんとこの政権はなりふり構わない悪党どもだ

2020/02/01 14:54

b.hatena.ne.jp

 

黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い(郷原信郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

田中角栄でもできなかった独裁国家体制が作られようとしてる。税金を堂々と私物化すればいいから汚い金を集める必要もない。違法行為をしても権力機関上層部は全て自民党の私兵。

2020/02/01 14:36

b.hatena.ne.jp

 

 続いて渡辺輝人氏の記事。

 

news.yahoo.co.jp

 

 上記記事の結びの部分を以下引用する。

 

 今回の東京高検の検事長の定年延長の理由については、表向きにはカルロス・ゴーン

氏の公判対応などが上がっているようですが、実質的には検事総長就任のいわばレースに敗れた黒川氏を救済して、検事総長候補に残し続けようというものであり、本来、検察官の独立を侵害してはならないはずの内閣が定年延長を仕組んでいます。すると、(1)検察庁法22条違反はもとより、(2)直接適用はない国公法の例外的な定年延長の趣旨にも合致せず趣旨に違反、で許されないという結論が妥当でしょう。法律で許されないことを、政府が閣議決定でいくら決めても違法です。

 そうすると、今年の2月8日以降、東京高等検察庁では、本来、検事長になることができない人物によって指揮監督された検察官が公判も担当することになりそうですが、そんなことで、刑事司法の公正性は確保できるのでしょうか。まして、新聞記事にあるように、このような人物が検事総長になるとすれば、全国で公判を担当する検察官におなじことが当てはまります。大きな疑問があると言わざるを得ません(そもそもゴーンの公判対応が理由なら検事総長にできない気もしますが)。また、訴訟になると、『逐条国家公務員法』の規定を持ち出して労働者(個々の職員)を攻撃する国が、自分たちに都合のいいときだけ、この本に定められた人事のルールを守らないことについても、大きな違和感を感じざるを得ません。

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabeteruhito/20200203-00161543/

 

 

 上記記事についた「はてなブックマーク」より。2件目は記事の著者である渡辺弁護士自身によるもの。

 

安倍政権による東京高検検事長の定年延長は違法ではないか(渡辺輝人) - 個人 - Yahoo!ニュース

その違法性を捜査し唯一起訴する権限をもつ機関の首をすげ替えようとしちゃってるからな。なんかすごいことになってきてる。

2020/02/03 13:49

b.hatena.ne.jp

 

安倍政権による東京高検検事長の定年延長は違法ではないか(渡辺輝人) - 個人 - Yahoo!ニュース

公権解釈の本を読む限り、解釈の余地なくど真ん中ストライクの違法に見える。念のため追記すると、国公法は「全体の奉仕者」を定めた憲法15条に直接的に由来しており、条文の類推適用は基本的にダメよ。

2020/02/03 13:44

b.hatena.ne.jp

 

 いや、本当にとんでもない暗黒時代がその「暗黒」の度をますます強めてきた。

 10年ほど前に「政権交代」があった頃、当時の民主党支持者、特に「オザシン」系の人たちが「これからの時代の新しい対立構造は『政治主導』対『官僚主導』だ」と言って(書いて)気勢を上げていたのを見て呆れた記憶があるが、「政治主導」の行き着く果てが現在見る安倍晋三政権による「人治主義」の暗黒時代だ。

 小沢一郎がやったことで良いことは一つもなかった。改めてそう思わされる。

なんだ、秋元司だけか。大山鳴動して鼠一匹

 これは例によって大山鳴動して鼠一匹。下記は共同通信の配信。

 

https://this.kiji.is/596979786889593953

 

他の衆院議員の立件見送り

 

 東京地検特捜部は、中国企業「500ドットコム」側が現金を渡したと供述した自民党の岩屋毅前防衛相ら衆院議員5人や、中国旅行に同行した白須賀貴樹衆院議員の立件を見送った。関係者への取材で分かった。

 

(共同通信より)

 

 結局、「カジノ仲間」の柿沢未途といつも選挙で接戦を演じる程度の小物代議士・秋元司の逮捕だけに終わってしまった。これには秋元も納得いかないだろう。

 そういや秋元は昨年末に逮捕されてから1か月以上拘置され続けている。これも「人質司法」なのではないか。「人質司法」はなぜゴーンの時にばかり問題にされるのか、大いに疑問だ。

 秋元は保釈されたら国会に出席する意向だという。どうせ解散総選挙になれば自民党は東京15区に別の候補(木村弥生?)を立てるに決まっているのだから、今のうちに全部喋ってしまえよ。その前に保釈されなければお話にならないが。

京都市長選は相乗り候補の門川大作が4選

 京都市長選は4選を目指した相乗り候補の圧勝となったが、一番論じられるべきは、筆頭の対立候補だった福山和人候補が、無党派層の票を掴み切れず、やや上がって「今世紀最高」になったという投票率を活かせなかったことだろう。

 Twitterでは、地元・京都の放送局であるKBSの出口調査で、立憲民主党の支持層のうち4分の1しか当府連が推した相乗り候補の門川大作に投票しなかったことがもっぱらの話題の中心だが、こんなのはどうしようもない論外であって、枝野幸男は2008年に小沢一郎が出したという「相乗り禁止令」を党内で出すべきだ。それさえできないようなら、立民の党勢は低落の一途をたどるだけだろう。

 もっとも門川大作は、小沢による相乗り禁止令を破る裏口の手段として、前原誠司福山哲郎が門川を担いで、それに自公が乗るという形をとった候補らしいから、1950年から1978年まで7期28年続いた蜷川虎三知事時代にできあがった「共産党対その他」の対立構造の根というか惰性力の強さはすさまじい。今回だって、社民党も相乗り候補を担いで批判を受けた。人間社会の構造における惰性力の強さを見せつけられて、改めて愕然とする。

 そして、無党派層の多くもまた、その惰性力に従って相乗り候補に投票したということなのだろうか。今回、山本太郎元号政党が福山候補を推薦したが、山本元号党は候補の応援より自党の宣伝ばかりにかまけるていたらくであって、福山候補の票を上積みする効果はたいして見られなかった。何より無党派層の心をつかめなかった事実を山本太郎をはじめとする同党幹部は直視すべきであって、それさえできないようなら、山本元号党の党勢もまた低落の一途をたどるだけだろう。

 京都市長選に限らず、選挙は感情ではなく得票結果の数字に基づいて議論されるべきものだ。下記に、今回から2008年まで遡って、4度の京都市長選の得票結果を示す。いずれも門川大作が当選し、2位の候補が共産党系で、2008年と今回の選挙に出馬した村上祥栄は、日本維新の会に近い新自由主義系の候補者だ。

 

- 2020年2月2日当開票

 門川 大作 210,640票

 福山 和人 161,618票

 村山 祥栄  94,859票

 

- 2016年2月7日投開票

 門川 大作 254,545票

 本田久美子 129,119票

 三上  隆  15,334票

 

- 2012年2月5日投開票

 門川 大作 221,765票

 中村 和雄 189,971票

 

- 2008年2月3日投開票

 門川 大作 158,472票

 中村 和雄 157,521票

 村山 祥栄  84,750票

 岡田登史彦  24,702票

 

 2008年と今回がほぼ同じ顔ぶれによる争いだった。2008年2月3日投開票というから、橋下徹が初当選した大阪府知事選の翌週行われた選挙だった。当時は国政選挙の補選でも、選挙期間中に野党の票が目立って伸びることが多く、それほど自民党の政治に愛想が尽かされていた時期だった。この選挙でも、事前のメディアの情勢調査では門川候補の圧勝の見通しだったらしいが、選挙期間中に情勢が急変した。

 私がよく覚えているのは、同年春の衆院山口2区補選であって、事前には接戦ないし自民党が公認した「ノーパンしゃぶしゃぶ」の元建設省(現国交省)官僚・山本繁太郎(その後山口県知事になったあと2014年死去)の優勢が伝えられていたが、選挙戦の早い時期から情勢が変わり、結局民主党平岡秀夫が圧勝した。

 この頃から翌年にかけてはそんな風、それも強風がずっと吹いていた。現在は全然当時と似ておらず、上がった投票率が逆に相乗り候補の得票を上積みしているありさまだ。

 野党共闘系の諸政党も山本元号党も、まず「自分たちに風は吹いていない」事実を直視するところから始めなければならない。衆院解散総選挙までには、もうそんなに時間はない。

カミュの『ペスト』を思わせるコロナウイルスの武漢/極悪な河井案里と阿呆な安倍晋三

 武漢新型コロナウイルス、かなり前から、そのうちカミュの小説『ペスト』*1みたいになるんじゃないかと思っていたものの書かなかったが、本当にそうなってしまった。

 ネット検索をかけても同案のツイートが多数ある。下記はその中でも早い例。

 

 

 「加油武漢」と言うしかない。

 

 一方、打って変わって日本の政界の極悪人と阿呆の話。まず極悪人から。

 

 

 上記ツイートからリンクされている「週刊朝日」の記事を読むと、河井案里という人の卑小かつ悪逆非道な品性が伝わってきて吐き気がする。

 一連の疑惑にはこの人の夫が深く関わっているようだが、そんな夫妻に入れ込んでいたのが、昨日またまた大恥をかいた阿呆の安倍晋三だ。

 

 

 多くの方が辞書の記載を例に引いているので「何を今さら」と言われそうだが私もやっておく。

 

つの・る [2]募る

自動詞
次第勢い激しくなる。いっそうひどくなる。 不信感が-・る 不安が-・る - ・る思い 吹き-・る
力が強くなる。 カノ若イ人ハイカウ-・ッタ/日葡
他動詞
広くよびかけ集める。募集する。 希望者を-・る 寄付を-・る
 
三省堂大辞林 第三版』より)
 

 

 だが総理大臣や政府の程度は、その国の民度の反映だ。

 文化面でも経済力でも技術力でももはや日本は先進国とはいえず、せいぜい「中進国」だよなあ、と思うことの多い今日この頃だが、安倍晋三はそんな「崩壊しつつある国」の総理大臣にふさわしい。

 安倍の退陣は、これ以上の崩壊を食い止めるための必要条件の一つだろう。もちろん十分条件なんかじゃないけれど。

*1:2009年からつけている読書記録を参照すると、2012年春に読んでいた。