kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

蓮見喜久子

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第5回「我部政明教授と西山太吉元記者と澤地久枝さんと」

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第4回「澤地久枝さんとナベツネに会った男の告白」 - kojitakenの日記 の続き。今回が最終回。 「西山事件」の二審裁判でも、弁護側の証人はそうそうたる顔ぶれだった。 密約―外務省機…

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第4回「澤地久枝さんとナベツネに会った男の告白」

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第3回「天声人語と市川房枝」 - kojitakenの日記 の続き。 小説及びテレビドラマの『運命の人』は、「『ひそかに情を通じた』西山太吉元毎日新聞記者の悪行を不問に付す、『(ミンスと…

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第2回「38年後、フィクションに『裁かれる』蓮見喜久子元事務官」

フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第1回「リアルのナベツネはいかに動き、いかに書いたか」 - kojitakenの日記 の続き。 1972年に起きた外務省機密漏洩事件、通称西山事件は、沖縄返還を巡る日米密約を、男女の下半身の…

「女エルズバーグ」になれなかった蓮見喜久子元外務省事務官

今週号の『週刊現代』にテレビドラマで話題の「西山事件」のグラビア記事が出ていたので立ち読みしたが、そこでも元外務省事務官の名前は徹底的に伏せられていた。だが、光市母子殺害事件で死刑が確定した死刑囚とは異なり、蓮見喜久子氏を匿名にすべき理由…