kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍は「外交や安全保障に影響力のある人」ではないのか?

ちょっと古いが、11月14日の朝日新聞「政態拝見」(星浩編集委員)に、自民党高村正彦元外相が「私の知る限り、自民党内で外交や安全保障に影響力のある人の中に核武装論者は一人もいない」と発言したと紹介されている。
4年前、核武装容認論を唱えていた安倍首相は「外交や安全保障に影響力のある人」ではないということなのか?
同じ記事に、ある官房長官経験者が以下のように述べたと書かれている。

核問題についての安倍首相の考え方は、幅広いというか、曖昧だ。かつては、核保有憲法上は許されるという発言もした。だから、閣僚や自民党幹部は『このぐらい発言しても構わないだろう』と見透かしているフシがある。安倍氏塩崎恭久官房長官がきちんと仕切らないと、問題発言は続くだろう。
(「朝日新聞」 2006年11月14日付「政態拝見」より)

私は、安倍はわざと周りに「問題発言」をさせていると思うのだが...