kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

間抜けな「国策捜査」に麻生太郎首相が関与していたと考えるのはごく自然ではないか?

西松建設違法献金事件に関して、「きまぐれな日々」に、下記のようなコメントをもらった。

この西松騒動は、そろそろ検察の全面敗北でおしまいなんじゃないでしょうかね?

野党時代に限定して小沢の不正を暴こうという態度では、自民、検察側の敗北は最初から決まっていたも同然でした。
それを分からないでGOサインを出したのが、学力優秀の検察だとは思えないので、漢字の読めない誰かさんのような気がしますね。あるいはKYで胃腸の弱い人あたり。
いずれにしろ頭の悪そうな偉い人の頓珍漢に検察が道具として振り回されたというところではないでしょうか?
そうでなきゃ、ここまで稚拙で無様な展開にはならないんじゃないかしら?
以前自民党がしかけた小沢追い落としはとても巧妙でした。
あの時は高弥がつぶれ、建設業政治連盟が中立となり、小沢後援会が機能停止に陥り、選挙直前に小沢の運動員がいないという絶体絶命の状態に小沢を追い込むことが出来ました。
その後、小沢は自由党を解党して労働組合とつるむと言う離れ業をやってのけて生き延びます。
でも、こんなこと誰も予想出来たはずが無い。

それと比べると、今回の東京地検(それとも麻生さん?)の動きはあまりにも杜撰でした。
小沢が焦ったのは最初の数日だけで、いまじゃ余裕すら感じているでしょう。

これから検察の逆転はありますかね?
私は無いと思います。
秋田辺りで捜査をすすめているようですが、秋田をさぐってもやっぱり出てくるのは自民党になるとおもいますよ。あるいは知事か...

公共工事への野党党首の不正を調べようってのが無理なんですよ。無理。
調べれば調べるほど自民党の首がしまっちゃうって。

2009.03.20 14:12 URL | 曽爾Q #- [ 編集 ]

頭の悪い麻生太郎安倍晋三あたりが糸を引いていたから、こんな醜態をさらした。同様の推測は、有名ブログもしていたようだ(私は有料登録をしていないので詳しくは知らない)。

こういう解釈は、「陰謀論」で片付けられがちだが、今日、某所のコメント欄での議論でロッキード事件のことを持ち出しながら、東京地検の捜査に総理大臣が関与できるなんて、昔からのことだったじゃないかと思い当たった。あの事件は、三木武夫が総理大臣だったから田中角栄が逮捕された。決してアメリカの陰謀なんかじゃない。総理大臣の意思が強く反映されたのだ。

そう考えた時、今回の事件に関する「安倍晋三黒幕説」は、残念ながらいくらなんでも棄却せざるを得ない陰謀論であって、総理大臣である麻生太郎が直接関与し、糸を引いていたと考えるのがもっとも自然だということになる。つまり、麻生太郎三木武夫田中角栄に対してやったと同じことを、小沢一郎に対してやろうとしたのである。三木武夫麻生太郎も、党内少数派であったところが共通している。どんな弱小派閥の出だろうが、それができる権力が総理大臣にはある。ただ、老獪な「バルカン政治家」三木武夫と違って、麻生太郎は全くの無能だった。

麻生太郎の政策が朝令暮改であるように、検察からリークされる情報も朝令暮改になる。そして、調べても調べても証拠は出てこないのは、『きまぐれな日々』に寄せられたコメントに書かれている、

以前自民党がしかけた小沢追い落としはとても巧妙でした。
あの時は高弥がつぶれ、建設業政治連盟が中立となり、小沢後援会が機能停止に陥り、選挙直前に小沢の運動員がいないという絶体絶命の状態に小沢を追い込むことが出来ました。
その後、小沢は自由党を解党して労働組合とつるむと言う離れ業をやってのけて生き延びます。

という指摘が事実であると考えれば納得できる。つまり、「火のないところに煙は立たない」のである。小沢一郎は、かつては確かに金権政治の代名詞のような男であり、だから小沢事務所が強制捜査を受けて秘書が逮捕されても、「さもありなん」と思ったのだが、それは、小沢一郎自民党時代のイメージに引きずられていただけだった。テレビに映し出される「小沢一郎事務所の領収書」の映像が、自由党時代のものだったことに気づかれた方はどれくらいおられるだろうか。民主党に移ってから小沢一郎の建設業界への影響力は、ほかならぬ自民党によってすっかりそがれていた。それなのに、麻生太郎は「民主党代表・小沢一郎」と建設業界との癒着をでっち上げようとした。とんだ茶番である。

東京地検が血眼になって捜査を進めた過程で、おそらく自民党に不利益をもたらす数々の事実を東京地検は知ったことだろう。それが、政権交代が実現したあと、どんな威力を発揮するだろうか。

自民党は、文字通り自分で自分の首を絞めた。虫の息だった自民党にとどめを刺したのは、麻生太郎首相自身である。これでもまだ政権を維持しようと思ったら、実力行使しかない。それこそ、ファシストである平沼赳夫が主張したような、「日本国憲法の停止によるこの先10年の選挙停止」である。