kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

違うって。城内実が重ね合わせたのはパシュート日本チームと5年前の自分、それにキム・ヨナと去年の自分なんだよ

城内実がブログで「謝罪」したと報じられている。

城内議員が「浅田選手記事」で謝罪 「多くの人の気持ち逆撫でした」 : J-CASTニュース

だが、この記事の記述には首を傾げさせられる。

 ただ、浅田選手の努力は認めるが銀メダルは銀メダル。「完敗」を認める事は重要で、「ルールのせいとか、置かれている環境のせい、など責任逃れをするような議論はよろしくない。全ては本人の努力と結果」と語る。城内議員自身、05年の国政選挙では748票差という僅差だったが「完敗」と認めた。4年後の選挙では7万5千票の差で圧倒的勝利を飾った。そのための4年間の努力を、フィギュアスケートの浅田選手に重ねて見ていたようだ。


どこ見てるんだか、この記事を書いた記者は。

城内実が重ねて見たのは、女子スピードスケート追い抜きでのゴール前僅差の逆転負けなんだよ。それを2005年の「郵政総選挙」ですさまじい小泉ブームの暴風に遭って748票差で大逆転負けを喫した自分自身に重ね合わせた。そのくらい城内のブログ読めばすぐわかるじゃない。

女子フィギュアでは、4年間カナダに張りついて臥薪嘗胆の努力を重ねた末に浅田真央に圧勝したキム・ヨナを、同じ4年間静岡7区に張りついてドブ板に徹した末に、斉木武志片山さつきにダブルスコアで圧勝した城内実自身に重ね合わせてるんだよ。だから、

だんとつの圧勝というのもあれこれ文句のつけようんがないから気持ちがいいものだ。私の選挙もこれからもそうでありたい。

などと書いて勝ち誇ってた。

それに、城内実のブログが炎上したのはキム・ヨナを称えたせいじゃない。記事が批判を受けた時に逆ギレして開き直り、批判者を煽ったからなんだよ。そっちの方がよっぽど問題だ。キム・ヨナのファンは日本にだって多いし、城内実がそのうちの一人だからって、何も責められるような話じゃない。

J-CASTニュース』の記者の読解力はあまりにお粗末だよ。