kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球二部リーグの激しい首位攻防戦と、冴えない下位球団の試合

サッカーのW杯はこれからがクライマックスだが、日本が敗退したため、スポーツニュースでプロ野球が取り上げられる時間が少しだけ長くなった。

昨日のニュースで初めて知ったのだが、プロ野球二部リーグことセントラル・リーグでは、伝統の一戦の巨人対阪神戦が行われ、終盤阪神打線が爆発して首位の巨人を破り、ゲーム差を縮めた。

阪神は、その前に甲子園球場で中日との三連戦を行ったが、中日の落合監督は初戦を捨てゲームにして2戦、3戦目で僅差の勝利を狙ってきた。それはほとんど当たりそうになったが、阪神打線は3戦目の8回裏に中日のエース・吉見をとらえて逆転勝ちし、三連戦を2勝1敗と勝ち越した。この中日戦3戦目の逆転勝ちが、阪神を勢いづけ、巨人戦の大逆転勝ちにつながったのだろう。

昔なら、これでセ・リーグは面白くなったと喜んだところだが、そのあとに報じられた広島対横浜戦が、ハイライトを見るだけでもわかる凡戦で、1安打しか打てなかった広島が勝ったが、今朝の新聞を見ると、広島の野村監督は、勝ったものの「貧打の凡戦」に不満を口にしていたようだ。

巨人と阪神だけが栄え、下位3球団は凡戦しか見せられなくなったセ・リーグに「格差社会の」のなれの果てを感じると、巨人と阪神の首位攻防戦も色あせてしまう。

そして、気づいた時にはセ・リーグパ・リーグから置いてけぼりを食っているのだ。