http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072601000319.html を引用して、下記のように菅内閣を批判している。
消費税でその正体を暴露した官から菅内閣は、次々とその凶暴な姿を現してきた。
国会運営のことや政界再編のことで目くらましをしながら、自民党ですら口にすらできなかったことを、いとも当たり前のようにいいだした。しかも、これが米国の代理人である長島昭久(防衛政務次官)の口から出ていることにも注目だ。
米海兵隊のグアム移転、と言うか在日米軍再編には、こうした日本の軍事政策の転換も含まれている、ということだ。少なくとも、アメリカと米国代理人政治家、米国服従官僚の頭の中では、当然のようにそうなっている。
確かにこの「防衛計画の大綱」はひどい。社会党出身の仙谷由人官房長官でさえ、「そんな話は知らない」と言って切れていたほどだ。
菅直人首相は、安全保障政策に関しては結構なタカ派ではあるが*1、それにしてもひど過ぎるなあとは思った。「官から菅内閣」云々*2はともかく、「防衛計画の大綱」自体や長島昭久に対する批判は正当だ。問題は、ブログ主のスタンスである。
この記事のコメント欄より。
内容についてはそのとーりなんだろうけど、懇談会のメンバーは鳩山政権で任命したんであって、議論も鳩山政権の時にほとんど終わっていたんだから、菅の責任みたいにいうのはまったくおかしいと思う。
要するに民主党というのはこういうものであって、それは小沢も鳩山も菅もおなじこと。
2010-07-29 KKY
そうなんだよなあ。このブログ主は、以前は辺見庸の講演会に関する記事を、『きまぐれな日々』にTBしてくださったこともある左派系の人なのだが、いつの間にか「小沢信者」に転んで、小沢一郎や鳩山由紀夫の言うことなすことのほとんどを擁護する論調をとるようになってしまった。
だから、この記事も菅直人をターゲットにしているが、KKYさんのコメント一発で完全なブーメランになった。昔からブーメランは民主党の得意技とされていたが、今も変わらないらしい。
「民主党というのはこういうものであって、それは小沢も鳩山も菅もおなじこと」というKKYさんの指摘は、本当にその通りだと思う。