前原、エビマオ披露宴を総会より優先＋鳩山側近と真紀子が小沢本人の出馬求める : 日本がアブナイ！ より。
小沢氏サイドの出馬に関しては、小沢氏自身が出るのか、それとも小沢氏の推す人を擁立するのかが焦点になっていて。
その候補として、田中真紀子氏、原口一博氏（総務大臣）、海江田万里氏のほか、６月にも出馬した樽床伸二氏の名も上がり始めているようなのだが。ｍｅｗ的には、小沢側が、もしマジに樽床氏を首相にする気で擁立して来たら、国民が怒るのではないかと思うのだけど。
＜海江田くんでも、納得しないんじゃないかな〜？^^;＞
私など、前回の代表選で小沢グループが樽床伸二を擁立したこと自体に怒っていて、いまだに怒りが収まらなくて何度も何度も蒸し返している上、あれ以来小沢一郎に対する批判を強めているのだが、9月の代表選で本当に小沢が樽床を担ぎ、樽床が民主党代表になり、日本国の総理大臣になろうものなら、日本の政治は崩壊するだろう。
おそらく樽床内閣支持率は、発足当初から40%台の低空飛行で始まり、すぐに40%はおろか30%を切り、20%も切るだろう。麻生太郎内閣の支持率と同様の動きをたどると思われる。そして民主党政権は自壊し、解散総選挙に追い込まれたあげく、自公政権が復活するだろう。自民党とみんなの党を合わせた議席数は、前回の衆院選で民主党が得た議席数をも上回るに違いない。民主党は、2005年の郵政総選挙よりもひどい、本当に壊滅的な惨敗を喫し、鳩山由紀夫や菅直人も落選するだろう。小沢一郎だけは当選するだろうけれど。
小沢グループには人材がいない。だからグループにこだわらず人気者を担ごうとするのだろうが（樽床伸二ももともと野田佳彦グループの人間である）、海江田万里はおろか原口一博でもテレビタレント的なイメージが強すぎてダメだろう。首都圏では見られないやしきたかじんの極右番組を、西日本在住時代ごくたまに見ていた私は、あの番組で持ち上げられていた原口に対して、きわめてネガティブな印象を持っている。田中真紀子に至っては、小泉純一郎を推したあとコイズミ自身に切られた時点で賞味期限が切れており、それからもう8年にもなる。論外だ。
国民の支持を得ようと思うなら、一時小沢に急接近したといわれた細野豪志の擁立も考えられるが、細野にしても本籍は前原誠司一派の凌雲会である。細野を担ぐくらいなら、それこそ『週刊文春』が書くように、前原誠司を担ぐことが、「打倒・菅直人」のためにはもっとも合目的的だろう。そして、それを本当にやりかねないのが小沢一郎という男だと警戒している。
