kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

それでも、「呼ばれたら行く」では勝てない。共産党よ、天下を取るべく戦え!

id:labokioharaさんからいただいたコメントによって、ようやく本論に入ることができる。

木尾原さん(一騎さんじゃありませんよね)が紹介した毎日新聞記事には、下記のように書かれている。

 最近は非正規雇用にあえぐ若者が、既存労組に頼らない独自のメーデーを各地で開いている。しかし、志位さんが足を運んだ話は聞かない。今シーズン、札幌、福岡など4か所を回った雨宮さんは「来て当然なのに、との雰囲気があった」と証言する。ひょっとして志位さん、共産党色の強い、共産党色の薄い、緩やかな集まりは苦手なのか。

 すると、こんな反論が。「私から門戸を閉ざすつもりは一切ない。声をかけてもらえばどこへでもいきますよ」。でも、他党のセンセイ方は、さして歓迎されずとも、いろんな集まりに首を突っ込んでいますが……。


これはナイスな突っ込みだ。ここで毎日新聞記者が書いたようなことを、私も言いたかったのだ。

「他党のセンセイ方は、さして歓迎されずとも、いろんな集まりに首を突っ込んで」いるのである。

あの「たちあがれ日本」の与謝野馨でさえ、反貧困の集会に顔を出した。そこでKY発言をして大顰蹙を買ったのだが、与謝野は少なくとも積極性を見せた。片山さつき大村秀章も、一昨年暮れの「派遣村」に姿を現した(城内実は何もしなかったけどw)。

つまり、共産党は積極性が欠けるのではないか。そう私は言いたかったのである。もっとも、与謝野が参加した集会くらいには共産党からも出席していたのだろうとは思うけれども*1

木尾原さんは書く。

私は、集会で政党を代表して挨拶をする、というくらいのレベルであれば、主催者側からの要請が最初にあってしかるべきだと考えます。


主催者側に対してはそのようにいえるかもしれない。しかしそれは、共産党関係者や同党支持者が主催者に対して要求する筋合いのものではない。

共産党関係者や支持者がなすべきことは、たとえ要請がなくとも、参加の打診を主催者にするとか、そのように執行部に働きかけることではないか。それをせずして、自らの政党の勢力や支持を拡大することなど到底おぼつかないのではないか。要するに、共産党は天下を取ろうなどとは夢にも思っていないのではないか。呼ばれなければ行かないような消極的な姿勢では、いつまで経っても多数派にはなれないのではないか。

私は、そう問いかけたかったのである。もちろん、そうであってはならない。共産党よ、天下をとるべく戦え。そう言いたいのである。

*1:たとえば一昨年(2008年)夏に、「反貧困キャラバン」の後援会とシンポジウムが高松で行われた時には、民主党社民党共産党の国会議員(民主党)や地方議会の議員(社民党共産党)が「来賓」として参加していた。