kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

菅伸子を批判するのに「メンドリ歌えば国滅びる」という見出しをつけた日刊ゲンダイ

前原誠司に対して差別的な言辞をある掲示板に書き込んだ小沢信者を批判したエントリ*1に、id:kemouさんからいただいたコメントを読んで仰天した。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100919/1284831847#c1284881326

kemou 2010/09/19 16:28
こういう人達って、本質的にはリベラルや社民主義でも何でもないのでしょうね。
彼らが興味があるのは自民党等が作り上げた「体制」なるものの破壊のみであって、それを最も強力に推し進めそうな小沢一郎を祭り上げているだけに思えます。
kojitaken氏をはじめ、民主党の打ち出す政策の方向性から批判している人達はあくまで「民主党による新体制がどのような政治を行うのか」と政策本位で民主党政権に対して是々非々で対応している立場と言えるでしょう。

一方の小沢信者にとっては「体制」とは今も自民党とその周辺のことであり、それに対していかに攻撃的な態度を取るかこそが最重要課題であって、政策が社民主義的か新自由主義的かは本当はどうでもいいのでしょう。
小沢一郎が持っている新自由主義体質や樽床という極めて新自由主義的な人物を担いだことに対して無批判な態度にしても同様ですが。

そういう視点だから、融和的な態度をとる人物よりも半ば独裁的で攻撃性の高い小沢一郎という人物が魅力的に映るのでしょう。
しかしそれはリベラルの本質的な価値観とは反しますし、むしろ権威主義との親和性が高いとすら言えましょう。

だからこそこのような差別意識剥き出し発言を平気でできるのでしょう。
これは菅伸子を叩くために「メンドリ歌えば国滅びる」などといった性差別意識剥き出しの見出しを1面につけた日刊ゲンダイも同様ですが。


仰天したのは、むろん最後の部分。日刊ゲンダイがそんな見出しをつけていたとは! さすがは小沢信者御用達のイエローペーパーだけのことはある。

日刊ゲンダイにもまた、"bakawashinanakyanaoranai" という言葉を贈るしかない。城内実と同じレベルである。


http://www.m-kiuchi.com/2008/11/11/bakawashinanakyanaoranai/