kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルト敗れCSほぼ絶望。セントラルリーグは終わった

ヤクルトが広島との接戦を落とし、巨人が横浜との接戦を延長12回の末サヨナラ勝ちした。この結果3位巨人と4位ヤクルトの差は6.5ゲームとなり、ヤクルトのクライマックスシリーズ進出はほぼ絶望となった。中日・阪神・巨人の優勝争いにはまだ決着がつかないが、この3球団であればどこが優勝しようが私にとっては同じだし、その後にクライマックスシリーズもあるから、優勝を逃したチームのファンもまだまだ燃え続けるだろうけれど、どうにでもなれという感じだ。セントラルリーグは終わった。

歴史的にも、広島市民球場時代から広島という土地はヤクルトの鬼門だった。昔話だが、ヤクルトが優勝を賭けて阪神・巨人と争っていた1992年の終盤に広島市民球場で行われた3連戦で、2試合の延長戦サヨナラ負けを含む3タテを食い、一時優勝が怪しくなった(最終的には阪神・巨人を振り切って優勝)。一方の広島も昔から神宮球場を大の苦手にしていて*1、快調に首位を走っていた1986年には、オールスター戦の少し前に神宮で連敗し、オールスター明けには同じ神宮で3タテを食い、合わせてヤクルト戦5連敗を食ってからおかしくなって巨人との大接戦を強いられた。しかし、広島は最終的にはその鬼門・神宮で優勝を決めた。胴上げ投手は今は亡き津田恒実(恒美)だった。その数日前、神宮球場でヤクルトのブロハードが巨人・槙原から逆転2ランを放って巨人の連勝を止めるとともに巨人に致命傷を与えた試合ともども、印象に残るシーズンである。

巨人・阪神・中日ではなく広島に引導を渡されるのならしょうがないと思う次第だ。

*1:セントラルリーグの「内弁慶」カードというと、ヤクルト対広島と中日対阪神が双璧だと思う。