kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

城内実曰く、「次期総理候補は平沼赳夫、次次期総理候補は安倍晋三」

城内実の名前をブログに出したついでに、久々に城内ブログを訪問してみた。すると...


◇ コ ラ ム ◇ 岩釣兼生先生逝く « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト


これは、拓殖大学の元柔道部監督・故岩釣兼生氏の告別式に政治家の花輪を贈ってくれと頼まれた城内実が、知人の政治家に依頼したいきさつを書いたエントリだが、何これ。

6.平沼赳夫先生(武士道、ぶれない信念の男、次期総理候補)
7.安倍晋三元総理(次世代を担う次次期総理候補)


平沼赳夫を「次期総理候補」と呼ぶだけならともかく、安倍晋三を「次次期総理候補」などと持ち上げている。そして、笑ったのは下記のくだり。

平沼赳夫先生については、当方の連絡の不行き届きで先方に趣旨が伝わっていなかった。明日朝一でもう一度やってみたい。


なんのことはない。平沼の承諾を得られていないことを、城内はぬけぬけとブログに書いているのである。


なぜこんなことを書くのかと思ってたら、続きを読んでそのわけがわかった。

それにしても、残念なのは当方から今日の午後2時頃に高木義明文部科学大臣の秘書官に花輪の件でお願いしようと電話したところ、ようやく4時頃に電話がかかってきた。X秘書官曰く、「大臣はそんな人知らないし、そのような名前を出すことは前例もないので大臣と相談した結果一切お断りしますので悪しからず。」という回答があった。


以下延々と「X秘書官」への悪口が続く。城内は、

午後9時までに上記の日本を代表するお歴々六名がお名前を貸して下さるというお返事をいただいた。そこでX秘書官のきわめて官僚的な対応に急にはらわたが煮えくりかえった。

などと怒りを新たにして、感情の赴くままに「X秘書官」に対する悪口を書き連ねているのである。要するに、城内実は頭に血が昇ってしまって、平沼赳夫の同意が得られていないことを平然と表に出すことの非礼さに考えが及ばなかったらしい。その後最終的に平沼が城内の依頼を承諾したのかどうかは知らないが、ずいぶんとひどい話であり、浪人中に金銭的な援助までしてくれた平沼赳夫に対する礼節を欠いている。こんな人間を腹心と頼んだ平沼赳夫にも問題があるかもしれないが、それにしても城内実はひどすぎる。そして、こんな軽薄で無責任な人間をブログで大々的に宣伝した『喜八ログ』とはいったい何だったんだろうかと改めて思う。


なお、「X」という仮名で私が思い出したのは、城内実ブログのおよそ1年前のエントリである。


◎ 政 治 ◎ 小沢一郎幹事長と「陸山会」の問題 « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト

 今週の某日の夜に私の知り合いの方を介して小沢一郎民主党幹事長の例の土地購入原資を巡る問題と関わりのあるX氏とお会いした。
 最初はあまり気乗りはしなかったが、X氏が城内実のファンなので是非会って欲しいとたのまれたので都内某所の個室のある居酒屋でこっそり会った。
 X氏はすでに検察から事情聴取を何度か受けているとのこと。今回のX氏から聞いた話と私がこれまで関係者などから得た情報をもとに感じたことを以下でしるす。(関係者の第一次情報をもとにしたものであくまで私の憶測である)
 一、検察側は水谷建設などから関係者の供述だけではなくかなりの物的証拠を握っている。
 二、先般の東京地検特捜部による小沢一郎幹事長に対する事情聴取はあくまで形式的なもので、「最後にいいわけの機会を与えてあげよう。実際にどういういいわけをするか聞いてみようではないか。」という程度のもの。
 三、2月4日に逮捕された石川知裕代議士の拘留期限が切れるが、再逮捕されると思われる。その際、政治資金規正法事件からより刑罰の重いあっせん利得罪、贈収賄事件に切り替わる可能性が高い。小沢一郎幹事長までいくかで現在水面下で最後のせめぎあいをしているところであるが、世間一般の予想に反して相当厳しい状況である。
 四、検察側や特定の政党に大変詳細な情報を提供をしている個人ないし団体関係者がいる。某国情報機関か。いずれにせよ、その存在は不明。事実だとすると田中角栄が逮捕されたロッキード事件に似ている。
 五、国策捜査だとか取り調べの全面可視化が必要だと叫び、検察に対する悪のイメージを流布したり、挑発するようなことを言えば言うほど、検察側は淡々と法と正義にのっとって処理せざるをえなくなる。
 六、小沢一郎幹事長側は、以前よりも対決姿勢をトーンダウンしてきているが、それは検察側が本気だからだ。しかし、幹事長逮捕となると一転して全面戦争となる。法務大臣による指揮権発動の可能性もある。
 七、検察は小沢一郎幹事長のバックにいる逮捕拘留経験のある複数の有能なブレーンの存在がおもしろくない。  
 八、小沢問題がとりあえず決着したら、4月頃に鳩山総理の例の実母からの贈与(事実上の違法な「個人献金」)に対して国税が動くと思われる。
 九、民主党原口一博総務大臣を総理にして7月の参議院選挙を闘うしかない。
 いずれにせよ、2月1日の週は熱い真夏のような熱い週となるであろう。