kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「鍋パーティー」のブログに記事を書いてみませんか

一日外出していて、出先で携帯電話経由でブログへのコメントを承認していた。こちらのブログへのコメントは、はてなユーザー限定ではあるものの承認制にはしていないので、承認したコメントは「きまぐれな日々」と「鍋パーティー」の両ブログだったが、前者にこの記事を書いている時点で17件、後者に5件のコメントがあった。前者に多かったのは、小沢信者と小沢信者に対する批判者の論争があったからだ。また、鍋パーティーのブログは、アクセス数はユニークアクセスで日に100〜200件くらいだが(同一リモホからの重複アクセスをカウントすると倍以上になる)、アクセス数の割にコメントが増えてきた。小沢信者の言説をめぐる論争は、小沢信者の態度がかたくなであるために実りがないが、鍋パーティーのブログにコメントが増えてきたのは良い傾向だと思う。

残念なのは、鍋パーティーの記事の書き手が少ないことである。今のところ、mixiのコミュ「鍋党〜再分配を重視する市民の会」で副管理人をお願いしているTakky@UCさんのオリジナル原稿と、秋原葉月さんのブログ『Afternoon Cafe』からの転載でなんとかつないでいるのが現状だ。

そこでひとこと。あなたもひとつ、「鍋パーティー」のブログに記事を書いてみませんか。

もう5年近くもブログを運営してきた経験上知っているのだが、ブログのコメント欄の読者などほとんどいない。1件のエントリに何十件かのコメントがついていても、コメンテーター同士の議論が多いので参加者は限られているし、一度読んだエントリのコメント欄をもう一度見てみようという読者は、コメント欄での議論に参加している当人以外はほとんどいない。おそらくコメント欄における議論の読者数は10人いるかいないか程度だろう。

コメントの中には、コメント欄に埋もれさせておくのはもったいないと思えるものも多くて、個人ブログの方では時たま取り上げたり、逆に不愉快なコメントを当ブログで晒し上げたりしているが、「鍋パーティー」のブログでは、河村たかしが主導した「名古屋トリプル選挙」で河村らが圧勝した時に「闇鍋パーティー」をやったエントリ*1を除いて、それはやっていない。

「鍋パーティー」のブログに「編集者より」という文章をつけているが、現在のところこの文章をつけるのもブログへのコメントやトラックバックを承認するのも私がやっている。ブログの内容の方は、mixiのコミュ内でも議論はしているが、基本的にエントリの筆者の文章は、議論の結果筆者が自発的に修正した部分や誤字脱字を除いて、オリジナルのまま掲載している。私の意図が反映されてしまうと、個人ブログの亜流に堕してしまうからだ。それではわざわざいろんな方に記事を書いていただく意味がなくなってしまう。

それで、「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」の徳川家康流で運営しているのだが、一つだけ下記の点には留意してほしいと思う。

ブログは、記事を公開しなければ何も始まらないのだ。

記事を公開すれば、Takkyさんが書かれた下記のエントリのように、コメントがついて活発な議論になる。


Nabe Party ~ 再分配を重視する市民の会 消費税(2) 日本の消費税率5%は低い?


そして、ブログのアクセス数の割にはコメント数が多いエントリになる。

引き合いに出して悪いが、小沢信者が運営するブログには、アクセス数は多いけれどもコメントがわずかしかつかないブログが結構ある。承認制をとってはいるものの、エントリへの反論でもそのまま承認する行き方は、その意味では成功しているとは思う。

しかし、多人数で集まって、「再分配を重視する」という共通の方向性でブログを作る以上、支持者を増やさなければ始まらない。ブログでいえば、読者数を増やさなければならない。

読者数は、『きまぐれな日々』程度では少なすぎてお話にならないから、もちろんあんなのをはるかに超えるアクセス数を最終的には目指す。

で、読者を増やすためには何が必要かというと、一にも二にもブログの更新なのである。

つまり、「鍋パーティー」のブログを立ち上げた者として、一番欲しいと思っているのは新しいエントリなのだ。

だから、記事を書ける人にはどんどん記事を書いてほしい。この文章は、mixiコミュにも載せるつもりだけれど、不特定多数の読者相手の当ブログに載せているということは、別にmixiコミュの会員に限らず、「鍋パーティー」の趣旨である「再分配の重視」にご賛同いただける方にはどんどん記事を書いていただきたいのだ。

エントリの更新が活発なブログは、アクセス数も増える。個人的には、1日1件程度がベストだと思う。『きまぐれな日々』が週2回しか更新しないのは、私の能力及び時間的な制約によって、その頻度でしか書けないからに過ぎない。

「鍋パーティー」のブログは、会員からのイベントのお知らせでもなんても気軽に発信する場にしたいと思っているのだが、なかなかそのように利用したいという人もいない。それもそのはずで、1日の訪問者数が数十人程度では、ブログに載せてほしいという気が起きるはずがない。ところが、ひとたびブログが活発になれば状況は一変するのではないかと私は考えている。

だから、ブログの記事を書いてみませんか。繰り返すけれども、書かなければ何も始まらない。その結果、新自由主義の暴虐はいつ果てるともなく続き、われわれはいつまで経っても批判者に甘んじなければならない。それでも構わないのですか。

私は、構わないとは全く思わないので、個人ブログもやっているし、「鍋パーティー」のブログにも、記事は極力書かないようにしようとは思っているけれども、管理者として関わっている。それは、いつの日か日本を福祉国家にするためであって、いつまで経っても権力批判を続けるためではない。

皆さんも、日本を福祉国家にしたいとは思われませんか。