kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

河村たかしを批判した熊谷俊人・千葉市長のブログで市長を罵倒した「木田茂夫」の正体は、もしや副島隆彦では?(追記あり;別人だが信者でした)

実は、明日(3月7日)公開予定の「鍋ブログ」の記事から、熊谷俊人千葉市長が自身のブログで先日の名古屋で行われた「トリプル選挙」における河村たかし大村秀章を批判したエントリにリンクを張って紹介することになっている。つまり、明日の「鍋ネタ」は、またまた河村たかし批判である。
愛知県知事選挙・名古屋市長選挙結果を受けて: 千葉市長:熊谷俊人の日記


で、このエントリには25件のコメントがついているのだが、河村信者が乱入してきて熊谷市長を罵倒している。中でも、「木田茂夫」という人物のコメントがすごい。以下引用する。

この市長の論理は、完全に間違ってますよ。
頭がよっぽど悪い。


減税しようが、しまいが、お金の総額は同じです。
減税したら、その分が「市場」に流れるんです。


10%減税するということは、金持ちであろうが、貧乏人であろうが、とにかく国民に資金が委譲される、ということです。
国民に直接資金が流れれば市場が活性化して、貧乏人も、その恩恵にあずかれるんです。確実に市場が10%広がるってことです。


税金に、この市場経済への刺激効果はまったくありません。ゼロです。それどころかマイナスです。


このもっとも大事な部分を見落としている熊谷俊人という人は、よほどのバカでしょう。


というか、多分、官僚やら役人やらのこねくり回された屁理屈漬けにあって、この、もっとも重要な事が見えなくなっているのでしょう。


がんばって勉強してください。


熊谷俊人さん、あなたは、本格的なバカです。というかバカになりかけです。
気合いを入れて、考え直しましょう。


Posted by 木田茂夫 at 2011年02月09日 18:11

こういう、「減税と言っても、やり方を考えねば逆効果だ」という種類の、民衆をまどわすブログ、言説は、存在自体が大問題だと僕は考えます。


経済行為というのは、毎日毎時間毎秒行われている「投票行為」のようなもので、その投票行為がよりよい商品やよりよいサービスを社会に提供して社会がよりよくなっていくのです。


その経済行為が、すべて終わった後の「結果としての利益」に税金はかけられています。
だから、税金で何かのサービスを行っても、そのサービスを受ける主体の側の「ニーズ」が反映されたものにはなりません。完全な無駄金になる可能性の方がはるかに高い。


それが、まず何より「税金」というお金の種類に一番の問題点です。


経済行為というものが毎時間、毎秒の投票行為であるのに比べて、税金は代議制によってサービスを受ける側ではない人間によって判断され、サービスを受ける側は投票時にしか、その判定ができません。もともと恐ろしくフィードバック効率が悪い仕組みなんです。


だから、基本的に減税こそが善であり、増税は悪です。というか税そのものが悪です。必要悪ですから、存在を否定はしませんが、いかに少ない予算で高いサービスを提供できるかを考えるのが筋だ、ということです。


こういう当たり前の事を忘れてはいけないのです。
しかし、税をもらって生きてる人は、「金持ち」と「貧乏人」を分断して、その間でいさかいを起こして、自分たちの持っている税を使うという権力を守ります。
役人は自分の給料が大事ということもありますが、税の使い道を自分で決められるという「権力」にこそ魅力を感じるのです。


だから、どうでもいいルールばかりが増える。ゴミの分別がどうだとか、「AさんとBさんでは、かくかくしかじかの条件が異なりますから、この場合はうんぬんかんぬん」
じゃかあっしいわ! お前ら役人が役立たずの大飯ぐらいの居候のくせして、ごちゃくちゃぬかすなボケ。さっさと減税して金を国民に戻したらええんじゃ。「金持ち」と「貧乏人」の間をわずかでも金が行き来したら、「毎時間、毎秒」の投票行為で、世の中はまともになるわい。当たり前の話じゃ。


逆に我々国民が、減税で、絶対に譲ってはならないのが、「減税しましたから、サービスの低下はまぬがれません」という、箸にも棒にもかからない、くだらない言い訳です。


たかが10%の予算縮小など、現場の努力で吸収せい!ドアホどもが。
そんなこともできんのか!アホが。
それができないというのがアホなんや。ボケ。一般国民はみんなやっとるわ。


半導体産業など、年々CPUの性能が上がりながら、パソコンの値段は下がってるんやぞ?


しかも、そのパソコンは「事務処理」にもっとも効果的な道具。


「事務処理」っちゅうのは、まさに役人の仕事そのものやないか。
この20年、事務処理の作業効率はどんどん上がってるのに、なぜ、まったく減税がないのか! その方が明らかに筋が通らん。バカな事を言うな。


「減税したからサービスが低下」など、絶対に言わせない。それこそ、何の努力もしていないということだ!


まず、減税して、「金持ち」と「貧乏人」の間で金を回すこと!!!!!
毎時間、毎分、毎秒、国を良くするサービスが生まれる市場経済に資金を流すこと!


そして、その資金を捻出するために、サービスの質はいっさい変えずに10%減税をすること!


こんなことは名古屋市だけのことではない!
千葉市であろうが、大阪市であろうが、すべての役所でやって当然のことです。


熊谷俊人さんは「役人の給与を下げて」という発言をしているが、役人の給与を下げるのも大事な事やけども、それを変えずとも、真剣に考えれば「サービスの質は低下させずに運営資金を減らすこと」はできるはずです。


それができない役人なら、無能な役人だから、その時は堂々と給料を下げればいい。
まず「予算を減らして、同じサービスを提供することはできないか?」を考える。


たとえば、同じ業務でも半分の時間でやりおえたら、50%もの予算圧縮効果がある。そういうことを、まずやるべき。それもできない無能な役人から給料を下げなさい。
それが世の常識です。


「金持ち優遇」とか、くだらん理屈を考えてるヒマがあったら、そういうことから、即実行せよ。


そういうことです。


Posted by 木田茂夫 at 2011年02月10日 11:29


馬鹿長いし、書いているうちに激してきて言葉遣いが汚くなる。誰かを思い出さないだろうか。


そう、ソエジー副島隆彦)である。


「減税真理教」むき出しの論旨といい、コメントの馬鹿長さといい、書いているうちに我を忘れる怒りっぽいところといい、ソエジー自身が書いているのではないかと思ってしまった。


仮に「木田茂夫」の正体が副島ではなかったとしても、副島に多大な影響を受けた人間であることだけは間違いないだろう。類は友を呼ぶ。


[追記]
またまた、鍋パーティー探偵局長もとい広報室長のid:AmahaYui探偵によって、「木田茂夫」の正体が特定された*1
http://twitter.com/kidashigeo


どうやら、副島隆彦とは別人のようだが、副島隆彦をはじめ、「アルルの男・ヒロシ」(中田安彦)、孫崎享きくちゆみ(!)の文章の愛読者らしい。副島隆彦きくちゆみの確執*2について、「木田茂夫」がいかなるスタンスをとっているのかということはともかく、当ブログの推理も当たらずといえども遠からずだったようだ。それにしても、小沢一郎河村たかし副島隆彦を介して、「木田茂夫」のような人間と実質的につながっていることは、もっともっと周知されなければならないと強く思う。