kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「高市アゲ」の異様な状況でなぜか弊ブログのアクセス数が不自然に増えた/日本シリーズは終わったが山本由伸が先発するワールドシリーズ第6戦が残っている

 10月最後の日だった昨日ブログを更新できなかったのは寝坊したせいだが、深夜3時頃に一度目が覚めて1時間あまり起きていた後に再び寝たら、気づいたら朝の8時52分だった。ブログの更新はおろか食事も抜きで出勤した。 なお私は毎朝出勤が遅いです。遅く出て遅めに帰りますが、若い頃のように夜の10時、11時やそれよりさらに遅くまで働くようなことはしていません。

 しかしどうもブログへのアクセスの状況が変なことになっていて、更新もしていないのにアクセスが妙に多く、しかもそのリンク元がわからない。現在ネットの言論は、リアルでも似たようなものかもしれないけれども、異様な高市早苗「アゲ」 の声が圧倒的に大きいという不健康きわまりない状態になっている。だから、高市を援護や擁護などを少しでも含むような記事は書いた記憶など一切ない弊ブログにとっては好ましくない理由によってアクセスが増えたのだろうとは想像がつくのだけれども、その理由というかリンク元が「はてな」の簡易(?)アクセス解析を見てもわからないのである。X経由のアクセスが増えた時など、普段だったらリンクを張ったサイトが簡易アクセス解析の画面に表示されるのでどこからのアクセスが多いなどの情報がわかるのだが、アクセス解析逃れの手段でも使っているのか、たぶん悪意を持った発信元からネガティブなリンクを含む発信があったのではないかと勝手に推測している。

 ここ数日、私がもっとも共感できると思っていたのが片岡正美さんのXアカだが、今見に行ったらその片岡さんがXアカウントに鍵をかけて、フォロワーのみ閲覧可能の状態になっていた。片岡さんは立民支持系のアカウントの中でももっとも果敢に高市早苗を批判しておられた。立民は代表の野田佳彦の腰が砕けていることも影響しているのか、支持者たちも妙に高市に部分的に迎合した発信が多い中にあって片岡さんの果敢なポストの数々を私は非常に高く評価していた。それだけに残念。今の異常な「高市アゲ」の状況は一刻も早く終わってほしい。

 不愉快な話はここまで。以後は野球の日本シリーズワールドシリーズの話。

 昨夜の東京は大雨だったが、もう空は晴れ上がっている。日本シリーズはもっと阪神が強いと思っていたが、予想もしなかった甲子園での3連敗で終わった。それも最後の試合の負け方が結構ショッキングで、半年失点がなかった中継ぎの石井大智が柳田悠岐に同点2ランを浴びて延長戦に入り、第6戦の先発と見られた村上頌樹が野村勇に決勝ホームランを打たれて負けた。これには、阪神ファンではない私でさえ軽いショックを受けた。最後の最後で石井の記録が途切れるとは。もちろんポストシーズンの試合なので本当は記録が途切れてなどいないのだけれど。

 日本シリーズで4連敗を喫すると翌年のペナントレースに響くことが少なくない。ストレート負けのほか、1勝のあと、2勝のあと、3勝のあとに4連敗するケースは結構あるが、その翌年はダメなことが結構ある。もちろんそうではない場合も多く、たとえば広島は2016年日本シリーズ、2017年クライマックスシリーズ、2018年日本シリーズで3年連続4連敗をしているが、最初の2年はそれにもめげずに翌年もリーグ優勝した。また読売は2019年に今年の優勝チームであるソフトバンクに4連敗したが、翌年リーグ優勝したもののまたしてもソフトバンクに4連敗した。これらはいずれも、弱いセ・リーグの中にあっては当時の広島や読売が戦力的に群を抜いていたからであって、それを言うなら今年の阪神はその当時の前記2チームより、リーグ内ではもっと群を抜いて強かった。だから来年も阪神が優勝候補筆頭であることは疑いない。その阪神で一番まずかったのは、シリーズ前の早い時点で前記の村上頌樹と並ぶ阪神の投の両輪である才木浩人の先発が第3戦だろうとスポーツ紙に報じられたことだ。そして、今回の阪神の最大の敗因となった第2戦のデュプランティエ先発もスポーツ紙で十分予想されていた。おそらくホークスはこれが信頼できる情報だと判断して、デュプランティエならホークスの先発陣の中でももっとも不安要素の強い上沢でも勝てるとみて、第2戦の先発を中5日のモイネロではなく、クライマックスシリーズ日本ハムに3連敗して最終戦にも連れ込んだ原因を作った同第3戦先発の上沢をぶつけたのではないだろうか。そしてもっとも信頼できるモイネロを才木にぶつけた。第3戦から3試合は熱狂的な阪神ファンでスタンドが埋め尽くされる甲子園だから、その初戦である第3戦が特に重要だ。2003年に当時のダイエーホークスは甲子園で3連敗して王手をかけられた歴史の教訓もある。今回ホークスとタイガースの明暗を分けたのは第2戦と第3戦の先発投手の選択であって、第2戦の阪神の先発が才木であれば阪神が勝ち、そのまま日本シリーズに優勝していたのではないかと思う。両チームにそんなに力の差はなかったが、先発投手の選択がスポーツ紙に筒抜けにしてしまった藤川球児監督が阪神敗退の最大の責任者だ。このように、阪神はチームの首脳陣(監督やコーチ)がザルであることが明らかになったのだから、他球団は戦力的に及ばないというか阪神にかなり遠く引き離されているデメリットを知恵でカバーして阪神に対抗しなければならない。もっとも読売は阪神に対抗できなくてもまったく構わないけれども(笑)。

 日本シリーズは残念ながら今夜テレビ観戦はできなくなってしまったけれども、今日はこのあと山本由伸が先発するメジャーリーグワールドシリーズ第6戦がある。「シリーズ第6戦の山本」といえば、一昨年の阪神との日本シリーズで138球を投げて完投して1失点14奪三振で勝利投手になった試合もさることながら、やはりもっとも印象深いのは2021年のスワローズとの第6戦、あの11月末の極寒の神戸*1で見せた9回141球1失点の投球が忘れられない。「敵ながらあっぱれ」とはこのこと。その試合は延長12回にヤクルトが決勝点を挙げて20年ぶりの日本シリーズ制覇を果たした。その2021年から日米プロ野球の「最終決戦の山本由伸」の生中継を4年連続で見てきた。今年は見られないかもしれないと思ったが、ワールドシリーズ日本シリーズとは違って第5戦では終わらなかった。今日はNHKが地上波で生中継するらしいので見ることができる。これで5年連続。このあと9時から試合をテレビ観戦する。

*1:昔はグリーンスタジアム神戸といった。2021年当時のネーミングライツの球場名はもう忘れた。