東京9区在住のid:vanacoralさんから、同区選出の民主党衆院議員・木内孝胤に関する情報をいただいた。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110301/1298906309#c
木内議員の公式HPに、河村氏とのツーショット写真が掲載されてました。
http://takatane.com/blog/2011/02/27_1133/
「私も安易な消費税の引き上げには反対で、むしろ減税を行い、納税者のための、市民のための政治を行う必要があると強く考えます。/河村市長、今後ともご指導よろしくお願い致します。」
とすっかり減税真理教教徒になってますが、この調子だと練馬区=東京9区でも国民健康保険料値上げ、福祉切捨てという結果になりそうで区民の私としても引き続き批判の声を上げていかねば、と警戒しています。
そこで、木内の公式HPを見に行った。余談だが、キーボードで「きうち」と打つだけで、どういうわけか妙に闘志が湧き上がってくるのを感じる(笑)。
開いてみると、今度は思いっきりひどい吐き気に襲われた。醜悪きわまりないツーショット。河村も気持ち悪いが、木内のにやけた面構えは河村以上に吐き気を催させる。画像は気持ち悪いので転載しないが、文章を以下に転載する。
2011.02.27 (日) 23:36
27日(日)河村たかし名古屋市長が、練馬区長選に立候補を表明した菅田まこと練馬区議の応援と「減税日本」公認・推薦候補者の証書伝達式のため練馬区にお見えになりました。
河村市長は、石神井公園駅北口と光が丘駅前にて街頭演説会を開きましたが、それぞれ予想をはるかに超える多くの方にお集まりいただき、河村市長の人気と期待の大きさに驚きました。
私も会見の前に市長と二人きりで懇談を行う時間を頂き、減税政策等についてご指導を頂ました。私も安易な消費税の引き上げには反対で、むしろ減税を行い、納税者のための、市民のための政治を行う必要があると強く考えます。
河村市長、今後ともご指導よろしくお願い致します。
名古屋でブームを起こしたポピュリストに媚びへつらう、卑屈きわまりない文章だ。どうやったらこんな面構えでこんな卑劣な文章を書く人間になれるのかと思って、木内とはいかなる経歴の人間なのかWikipediaで調べてみた。
すると、下記の事実が判明した。
- 木内孝胤はものすごい世襲政治家。曾祖父の木内重四郎は、戦前に官僚を経て貴族院議員を務めた。1916年には官選の京都府知事に就任。夫人は三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の次女。要するにすさまじいエスタブリッシュメント一家。
- 木内孝胤自身は、慶応大学経済学部卒業。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に12年間勤務した後、ドイツ証券、UBS証券、メリルリンチ日本証券に務めたが、民主党の衆議院選挙東京9区の公認内定予定者となったため、2008年8月にメリルリンチ日本証券を退社、政治活動を開始。
転記しているだけで呆れてくるが、なるほど、こんな男なら河村たかしにすり寄るのも当然だと納得した。元警察庁長官の倅・城内実の比ではない、すさまじいエスタブリッシュメント一家のご出身ではないか。この木内孝胤のような人間が寄り集まってきたのが民主党という政党であり、こんな人間が「国民の生活が第一」を僭称して衆議院選挙に当選し、民主党内で抗争が起きると、真っ先に「減税日本」(=「強者への逆再分配日本」)にすり寄るのである。小沢信者の多くは貧乏人だと思うが、彼らはこんな政治家が頼りになると本気で思っているのだろうか。
とにかく、木内の公式HP掲載の記事を読み、木内の経歴を知るに及んで、この木内孝胤という政治家は、当ブログが攻撃のターゲットにするのにこれ以上ないほど好適な人間であることがわかった。
つくづく思うのだが、当ブログは「きうち」という姓の政治家を天敵とせざるを得ない宿命にあるようだ。