kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ところで統一地方選後半戦&衆議院愛知6区補選。「電力総連」と「減税日本」の候補にご注意

明日24日に、東京では23区の区長選や区議選の投開票が行われる。また、衆議院の愛知6区補選が行われる。

こちら東京にも、名古屋からの侵略者、つまり「減税日本」こと「強者への逆再分配日本」の推薦や公認の候補者がいる。選挙ポスターを見ると、堂々と「名古屋出身」を掲げ、中日ドラゴンズの帽子をあしらったイラストを載せた「減税日本」の候補者までいて、頭にきた。今週の火曜日から木曜日にかけて、東京ヤクルトスワローズが中日に3連勝した時には胸がすく思いがしたが*1、それはともかく、現実問題として「減税日本」が推す候補者はいずれも苦戦を免れないだろう。主に民主党の候補者を推薦しているが、全員落選すれば良いと思っている。


今回の統一地方選では、「減税日本」だの「電力総連」だのが推す候補には全滅してもらいたいものだ。

電力総連推薦の候補者に関しては、産經新聞が記事にしている。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110420/plc11042020430026-n1.htm

統一地方選で東電労組が14人擁立、逆風で東電ブランド出せず
2011.4.20 20:41


 今回の統一地方選と5月実施の地方選挙では、東京電力労組(組合員数約3万3千人)が14人を組織内候補者として擁立(うち8人が民主党公認)しているが、福島第1原子力発電所事故を受け、候補者たちは東電ブランドを表に出せない戦いを強いられている。一方、労組側も「選挙より被災者の支援に全力を挙げるべきだ」との批判があるため、派手な支援活動はできないでいる。


 東電労組によると、前回は16人を組織内候補として立て、今回もそれに近い人数を擁立。すでに10日投開票の千葉県議選と川崎、横浜の両市議選で1人ずつを民主党公認で立て、いずれも当選を果たした。


 24日投開票の統一選後半戦と5月実施の地方選挙には、民主党公認で東京・足立区議選や八王子市議選などに5人が、栃木・宇都宮市議選や静岡・沼津市議選などに無所属で6人が挑む。


 東電労組は、民主党の有力な支持基盤である連合傘下の電力総連に加盟する。電力総連は今回の統一選で約90人を組織内候補として擁立。国会にも現在、2人の参院議員を送り出しており、その一人の藤原正司参院議員(比例)は「電力総連は連合内でもよく動く組織だ。よその労組の比ではない」と明かす。


ここにも、あの小沢派参院議員・藤原正司の名前が出てくる。

なお、東京都の選挙では、下記の5人が電力総連の組織内候補である。

  • 中央区 宮下 里香子(みやした・りかこ)
  • 練馬区 石黒 達男(いしぐろ・たつお)
  • 足立区 工藤 哲也(くどう・てつや)
  • 杉並区 安齋 昭(あんざい・あきら)
  • 八王子市 相澤 耕太(あいざわ・こうた)


彼らは、東電労組の支援を受けて当選するのかもしれないが、一般市民は騙されないようにしたいものだ。


減税日本」の推薦候補も、ポスターに堂々と表示してあるから、その候補に入れなければ良い。それ以前に、民主党の候補に投票すること自体どうかと思うが。私は既に区長選と区議選に投票する候補者を決めているが、間違っても電力総連や「減税日本」を利する投票行動はとらない。それ以前に民主党自民党の候補には投票しないけれど。

なお、愛知6区の衆院補選は、マスコミの情勢調査によると、自民党候補の圧勝、「減税日本」候補の惨敗が予想されている。民主党は候補者を擁立することさえできなかった。民主党はもちろんだが、「減税日本」の劇的な凋落がいよいよ明らかになってきた。大震災で流れが一変したのだ。私は、自民党の議員が増えることは好まないが、「減税日本」が議席を得るというおぞましい事態と比較すれば、いたしかたあるまいと思っている。なお、惨敗が予想されている「減税日本」の候補者は「川村」という姓で、「週刊朝日」によく寄稿するフリーの記者だという。カワムラの落選を前祝いでもしておこうか。

*1:中日ファン掲示板を覗いてみると、「巨人はいいよなあ、負けが込むと審判が助けてくれるから」などと書かれていた。中日ファンにも巨人ファン的な体質があるようだ。