kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「小沢一郎の腰巾着」岩上安身が「一新会副代表幹事」の吉良州司を批判したってさ(笑)

住民軽視の玄海原発再稼動は、野田政権&経産省&九電の連携プレ~+JBC&伊達 : 日本がアブナイ! より。

 さて、まずは1日にアップした『「日本が主権を訴えるのは、50年早い」と考える政権の、米国隷属政治を阻止すべし』という記事の続報を・・・。
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1208.html
 岩上安身氏が、「日本が主権を訴えるのは、50年早い」と発言した民主党の議員の名を、ラジオで明かしたのだという。
<SEKILALA&ZOWIEさんのブログ(コチラ)より。>


 その名は、「吉良州司」氏。東大→日商岩井を経て、大分県から出馬して衆院議員に。現在3期めだという。
 wikipediaによれば、小沢グループ一新会)所属で、民主党内では保守派&徹底した従属路線と原発推進派として知られている
とのこと。
<商社マン出身で親米派となると、新自由主義思想の持ち主でもある可能性が大きいかな?^^;>


 そして、岩上氏が語ったのによれば、『いま民主党の党内で話し合う場となっている経済連携PTの事務局長をやってるんです。吉良さんは色々反対派の議論で白熱した議論になるとすぐに打ち切ったりする方なんですね』・・・なのだそうだ。(~_~;)


* * * * *


 何か最近、どこかの報道記事でこの人の名まえを見たことがあるな〜と思っていたら、wikipediaを見て「これか〜」とわかったです。


菅直人首相が提案した、検査停止中の玄海原子力発電所再稼動に際してのストレステスト導入には強く反発した。長島昭久ら党内保守派の中堅・若手議員11人とともに「国益を考える会」を結成。吉良、長島の2名が7月13日に首相官邸を訪れ、仙谷由人内閣官房副長官に対し菅内閣の即時退陣及び安全性が確認された検査済みの原発の早期再稼動を求める文書「菅総理の即時退陣を求めるの議」を提出した』という。


 そうか〜、mewの天敵の長島くんのお仲間なのか〜。(~_~;)


<長島くんと言えば、民主党内で最右翼&最親米、下手すると米政府(国防系)のスタッフなのではないかとさえ言われている人だからね〜。(@@) その長島くんが、今、野田官邸で首相補佐官として米国とのパイプ役で大活躍していると思うと、めっちゃブル〜になってしまっているmew。_(。。)_>


 要は、こういう人たちが、自分の政治理念に沿って&米国やら大企業やらの意向も受ける形で、野田&前原政権を支えて、原発政策やTPP参入の推進に<その多くはアブナイ安保軍事政策の推進にも>一生懸命になっているのである。(-"-)


私が吉良州司の名前を認識したのは2007年の参院選挙の時だった。上記Wikipediaから引用する。

2007年の第21回参議院議員通常選挙に際し、当初は社会民主党が候補を擁立し、その候補を民主党が推薦する方向で調整が進んでいた。これは、大分県村山富市元首相の地盤であったためか社民党が比較的強く、1998年の第18回参議院議員通常選挙で民主、社民両党が共に独自候補を立てて共倒れした前例をふまえ、2001年の第19回参議院議員通常選挙からは社民、民主のいずれかが交互に候補を擁立し、候補を立てなかった政党が推薦をする選挙協力が行われてきたためである(19回は社民党候補が落選、20回は民主党候補が当選)。しかし、吉良は社民党が擁立した松本文六(病院長)を推薦せず、独自候補の擁立を表明し、矢野大和の無所属での擁立を決定する。矢野の擁立を強行した背景には、保守派を自認する吉良による、リベラル派である松本への不安があり、また大分県選挙区で自民党候補を破るには無党派層や保守層からも幅広く票を集められる候補を擁立する必要性を吉良が感じていたためでもあった。

大分県連の動きに対し、民主党本部は矢野、松本のいずれも推薦せず、分裂選挙への積極的な関与を回避した。また、分裂選挙の様相を見て取った国民新党の後藤博子も、比例区からの出馬を撤回し大分県選挙区からの出馬を表明する。松本も社民党公認ではなく、社民党の推薦を受けて無所属で出馬した。

その結果、矢野の得票数は松本を約3万票上回ったが、自民党礒崎陽輔に約29,000票差で敗れ、落選した。民主推薦の矢野、社民推薦の松本、国民新党の後藤の票の合計は17万票超でこれは礒崎の得票数を上回っており、敗因は明らかに反自公票の分裂、選挙協力の失敗であった。


当時の総理大臣・自民党総裁はあの安倍晋三。誰よりも安倍晋三を嫌う私は、「この吉良という野郎は安倍晋三を助けるのか」と激怒したものだった。

吉良が原発推進派であることも周知。そして、そんな吉良が「菅政権打倒」に走った時、「小沢信者」は吉良を応援した。「吉良州司 小沢」を検索語にしてGoogle検索をかけると2番目に引っかかるのは下記の当ブログの記事である。
やはり! 小沢信者は「原発の早期再稼働を求める」吉良州司・長島昭久らを熱烈に応援していた!! - kojitakenの日記


当該記事で引用している小沢信者のブログ記事*1には、こう書かれている。

マ、空き菅は即刻辞めちまえ、ってことだけは一致していますがね。ははは)))))


このように、「小沢信者」は露骨に吉良州司長島昭久らと「共闘」していた。

「小沢信者」のブログ主や吉良州司長島昭久らの望み通り「空き菅」は退陣し、小沢一郎が黙認する野田佳彦政権が成立したが、その「野ダメ」政権が原発再稼働に邁進していることは周知の事実だ。


しかし、吉良州司が「小沢信者」に応援されていることは知っていた私も、吉良自身が「小沢派」だとは知らなかった。吉良といえば小沢一郎代表時代の2007年の参院選安倍晋三を助けた悪行の印象が強く、そんな吉良自身がまさか小沢派だとは思わなかったのである。そこでネット検索をかけてみたら、吉良自身が書いた下記のメルマガ記事が見つかった。
http://www.kirashuji.com/magazine/page/page_id/022009012300028001/


以下引用する。

みなさんこんにちは!
吉良州司です。

4月7日の民主党両院議員総会において、小沢一郎代表が選出されました。これから、いよいよ民主党政権の土台造りが始まります。小沢さんは、「構造改革」の先駆者であり、自民党幹事長が事実上日本を動かしていた時代の最後の自民党幹事長、1990年代初頭の最高権力者でした。自分さえ、その気になれば、総理・総裁にもなれました。しかし、敢えてそれを断り、「自民党を土台にしていたのでは真の構造改革はできない」と自民党を飛び出し、自民党に代わって政権を担える政党創り、政権交代可能な政治制度創りに命を賭けてきたたわけです。

今回の民主党代表就任は、その実現の為のラストチャンスかもしれません。それだけに、「自分も変わる!」「自分の全てをかけて政権を目指す!」との力強い決意が国民に伝わったと思われます。

私は、小沢一郎さんの理念・政策を学ぼうと集まっている有志による勉強会「一新会」の副代表幹事をやっております。また、小沢一郎政治塾の合宿研修運営責任者もやっておりましたので、小沢一郎さんの政治理念や政策が代表就任により、今まで以上に幅広く国民のみなさんに理解されるであろうことを大変喜んでおります。また、何よりも小沢さんなら、必ずや政権交代を実現してくれる、国民の為の政治にしてくれる、真に豊かな国創りをしてくれると信じています。そして、自分も微力ながら、その支えになりたいと思っています。

私は、今回の代表選挙に当たって、国民に訴えてほしいこと、民主党支持者や民主党国会議員、前議員、地方議員、党員・サポーターに訴えてほしいこと、などなどを、自分の思いとして、直接小沢さんにぶつけさせてもらいました。ありがたいことに、出馬記者会見や演説内容の中で、そのような訴えや思いを汲んでいただいたようです。

小沢一郎代表の誕生が、世界から尊敬される国創り、真に豊かな国創りへの第一歩となるよう、祈ると同時に、私は草鞋(わらじ)づくりに専念したいと思います。一新会のメンバーは、みなさんがよくご存知の言葉、「駕籠に乗るヒト、担ぐヒト、そのまた草鞋を作るヒト」を引き合いに出して、草鞋づくりに専念することを誓い合いました。


なんと吉良は「一新会」の副代表幹事だった。しかも、「小沢一郎政治塾」といえば直ちに思い出すのは、政治資金パーティーに「超原発推進派」の副島隆彦を「講師」に招いて「講演会」をやってもらったことだ。


なるほど、吉良のような人間が一枚かんでいたら、副島を講師に呼ぶくらい平気でやりかねないと納得した。これでも小沢一郎に「脱原発」を期待する人たちは、以上の事実を冷静に考え直してほしい。


それにしても、岩上安身のような「小沢一郎の腰巾着」が「一新会の副代表幹事」を批判しているというのも笑い話だ。岩上安身は、自らが批判する吉良州司のような輩を派内に抱える小沢一郎をこそ、厳しく批判すべきではないのか。