kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

民主党の自称「TPP反対派」をあざ笑う城内実

久々に城内実のブログを見に行ってみた。


◎ 政 治 ◎ TPP野田総理の事前協議 « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト

 昨日の記者会見で、野田総理はTPPの参加表明ではなく、「事前協議」ということばを使ったようだ。数ヶ月前の菅総理に対する不信任案とまったく同じだ。とにかく、意味不明のことばだけの妥協案に乗ってしまう民主党議員は本当に学習能力がないと感じた次第である。
 私がもし先の衆議院選挙で純粋比例で当選したたなぼた議員ないし、惜敗率で80%以下の次の選挙でほぼ絶望的な比例復活候補ならば、民主党執行部と徹底的に戦って起死回生をめざすのであるが。ところが、借りてきた猫のようにおとなしいのである。
 まあ、今回の国会決議の行動で、日ごろ勇ましいことを言っている一部の民主党議員が次々と執行部の弾圧をおそれて軍門に下ったのを見て本当に唖然とするとともに、勉強になった。少なくとも、日本を真の独立国にすべく平成維新が実現した場合、誰を仲間に入れて、誰を絶対排除すべきかよくわかった。本当に人間の本性はこういう時にあらわれるものだ。


民主党鳩派の自称「TPP反対派」は城内実センセにも見限られたようで、ご同慶の限りである。先の「政権交代総選挙」で城内実応援の旗を振った人たちは、嬉しくて仕方ないだろう。

もっとも城内実がここまで民主党の自称「TPP反対派」をコケにするのも当然であって、彼らは城内実が記事で示唆しているように、次の選挙で大部分が落選する。だから、「仲間に入れ」ようがないのである。誰が見たって、この件に関しては民主党の自称「TPP反対派」より城内実の言い分に分がある。「人間の本性はこういう時にあらわれる」という文章には溜飲が下がった。城内実の文章に共感するとは我ながら癪だけれども、事実だから仕方がない。

ただ、城内実にも読みの浅い部分がある。城内は、「一部の民主党議員」が「次々と執行部の弾圧をおそれて軍門に下った」と書くが、それ以上に彼らは大ボスの小沢一郎の真意を「忖度」したのである。これぞ「ソンタクズ」の鑑!