やはりそうだったか。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010401000958.html
「新党きづな」設立を届け出 民主離党の内山氏ら9人
民主党に離党届を提出した内山晃衆院議員ら9人は4日、内山氏が代表を務める「新党きづな」の設立を総務相に届け出た。設立は昨年12月30日付。国会議員5人以上が参加するため、政治資金規正法の政党要件を満たし、政党交付金の受け取りが可能となる。
幹事長に渡辺浩一郎氏(比例東京、当選2回)を起用。国対委員長に豊田潤多郎、副代表に三輪信昭、政調会長に斎藤恭紀の各氏をそれぞれ充てる。
綱領には「自主自立」を掲げ、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加への反対を打ち出す。
(共同通信 2012/01/04 15:47)
このトンデモ政党結成の届出が1月4日になるらしいと聞いた時に訝ったのは、「政党助成金はどうなるのだろうか」ということ。遡って昨年設立ということにするのかなと思っていたが、その通りだった。違法ではないが脱法的といえるのではないか。これではまるで「泥棒新党」だ。
それにしても、「きずな」という名前にする予定と聞いた時にも「嫌な名前だなあ」と思ったが、「きづな」に変わって嫌悪感がさらに倍増した。それは、「きつね」を連想させるからかなあとも思ったが、いまいちピンとこない。そのうちに思い出した。「氣づき」という言葉が好きなトンデモブロガーがかつていたのだ。「氣づき」が大事だ、などと言いながらブロガー氏が推薦していたのが、確か「ケムトレイル」だの「地震兵器」だのを宣伝するカルト陰謀論ブログだったので、これをこっぴどく批判したことがある*1。その後、「氣づき」が大好きなトンデモブロガー氏は、「リベラル・平和系ブログシーン」の世界を二分するとまで言われた大騒動を起こした。現在では氏はブログを休止しているようだが、「きづな」から「氣づき」を思い出し、ついでにそのトンデモ氏を思い出してしまった次第。
「新党きづな」も、まさか「9.11陰謀論」を信奉するほどぶっ飛んではいないだろうとは思うが、トンデモ政党であることには違いない。