kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「インナーサークル」うんぬんの話

「きまぐれな日々」*1は1週間に1度しか更新しないので、いまや本文よりコメント欄が中心の「掲示板」の様相を呈しているが、その中でブログを運営している私が「反橋下」であるため、コメント欄の議論が、橋下支持70%の世論を反映しない「インナーサークル」と化しているとの意見がある。

しかし、それを言い出したらたとえば政党なども「インナーサークル」であり、少数政党は民意の多数を反映していないといえる。「インナーサークルだ、だから公正を欠く」という意見は、易々と少数政党切り捨てや「大政翼賛会」への道を開くものであることを指摘しておきたい。

なすべきことは、「橋下支持者の意見に耳を傾け、議論して彼らを説得する」ことではなく、自陣の主張への同調者を増やす努力をすることだろう*2。前者は、後者の必要条件ではない。たとえばネット右翼や「小沢信者」との論争を自らが運営するブログのコメント欄で延々と続けても、膨大な時間がかかるばかりで得られるものは何もない。そんなことは自らブログを運営してみればすぐにわかることだ。だから私は原則としてコメント欄での議論には参加せず、よほどひどいコメントは削除するけれどもそれ以外はコメンテーターの自由に任せている。それを意図的な「放置プレイ」だと言って非難したコメンテーターがいたけれども、私はただ自らの意見を発信することに傾注しているだけだ。

そうそう、最近はブログはあまりはやらないけれども、自らの意見をアピールするためには、掲示板やブログのコメント欄をやるよりブログを運営する方がよほど効果的だ。Twitter全盛の今でも、ブログの発進力は決してTwitterにひけをとらないと思う。

*1:http://caprice.blog63.fc2.com/

*2:「反橋下」はこの戦いにおいて全くの劣勢であることは事実だけれど。