kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルト、読売を3タテ

昨年読売に12勝8敗4引き分けと勝ち越したヤクルトだが、今年は苦しいと思っていた。しかし、昨年に続いて4月下旬のシーズン最初のホームゲームで読売を3タテした。昨年は静岡の草薙球場だったが、今年は神宮。本拠地とはいえ、昨年などの例外を除いて読売にやられた記憶の方が圧倒的に多い球場だ。今年も最初の3連戦は静岡でやれば良いのにと思っていたが、どっこい神宮でも勝てた。東京ドームの開幕カードと合わせてここまで読売戦は5勝1敗と、読売戦に関する限り上々の滑り出し。この3連戦の勝利はいずれもロースコアの接戦で、左右のエース・石川と館山が阪神戦に登板した直後で使えない苦しいローテをしのぎ切った。内容的にはどの試合も紙一重で、まかり間違えば3連敗もあり得た。それだけにこの3連勝は大きい。

一方、直前の阪神3連戦は負け越しだった。これまた昨年に続いて阪神戦は1勝3敗1引き分けと分が悪い。昨年は阪神戦の相性が悪い村中や由規を多く先発させて失敗したが、それに懲りてか今年は館山と石川を集中的に阪神にぶつけている。それなのに、館山で1勝1引き分けはともかく、石川で2敗したのが大誤算。しかも石川の2敗はいずれも相手先発が阪神投手陣の中ではベンチの信頼度が低いであろう安藤だっただけに痛い。小川監督になってから阪神戦はどうにもうまくいかない。

昨年終盤に煮え湯を飲まされた首位中日、苦手阪神、それに潜在能力ではリーグ一の読売など、どこをとっても嫌な相手ばかりで今後の展開は全く楽観を許さないが、開幕早々脱落というひそかに恐れていた事態だけは逃れることができたようだ。