kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

中曽根康弘、小沢一郎、橋下徹は「ヤブガラシ三兄弟」(追記あり)

橋下が「野ダメ」政権の姿勢を「評価」したらしい(笑) - kojitakenの日記 で、「はしごを外され」てもなお橋下徹を必死に弁護する飯田哲也を批判した。


記事についた「はてなブックマーク*1のコメントより。

muimimuimi
橋下について、吉田茂が中曽根を「ヤブガラシ」と評したってのを思い出すエントリ。取り巻きをして枯れていきながらもいろいろと言い訳して、まるで都々逸の世界。 2012/06/02

このエピソードを私は知らなかったが、意味はすぐにわかった。念のために「吉田茂 中曽根 ヤブガラシ」でググってみたところ、こんなブログ記事が引っかかったのに吹いた。
日本の新聞の見方 : シビリアン・コントロールとは何か?

ところでさっきの一川は小沢派だそうだ。小沢派には何と人材が乏しいのだろう。自民党離党以来小沢と行動を共にした政治家は今や誰も残っていない。死屍累々だ。嘗て吉田茂中曽根康弘を評して「ヤブガラシ(他の植物に巻き付き樹液を吸い取り枯らしてしまう)」と言った。この評言はむしろ小沢一郎にこそふさわしい。

なるほど、中曽根康弘小沢一郎橋下徹で「ヤブガラシ三兄弟」ってとこか。蛇足ながら、パートナーの政党を次々と食いつぶしていく公明党をも私は連想した。


なお、「旅姿三人男」というのもあるようだ。
「旅姿三人男」原発再稼働問題バージョン : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)

「何で仙谷、何で仙谷、国を売る〜」
「何で橋下、何で橋下、民を売る〜」(笑)


ところで、リンク先の記事からリンクされている下記記事の指摘は鋭いと思った。


http://www.janjanblog.com/archives/73532

橋下「脱原発」は信用できるのか


2012年 5月 31日 14:50 <エネルギー> <原発
上岡直見


 およそ政治的常識のある人ならば、またこれまでの橋下徹大阪市長の言動に照らして考えるならば、橋下徹大阪市長の「脱原発」は「公務員叩き」「現政権叩き」と同じ人気取りの一環にすぎないと考えるであろう。橋下市長の発言を追ってみると、関電や電力会社を批判の対象にしているが、国のエネルギー政策としての原子力に対しては巧妙に言及を避けている。案の定、2011年5月中旬ころからは「期間限定」を言い出し、5月末になるとついに再稼動容認に転じた。橋下市長には各分野のブレーンが助言者としてついているとされているが、原子力の専門家の助言を受けているとすれば、短期間で動かしたり止めたりすれば燃料損傷の可能性が高まり危険性を増すことを知っているはずだ。「期間限定」もなし崩しに引き伸ばされる可能性が高い。

 4月19日には、大阪市筆頭株主である関西電力株主総会に自らが出席して、原子力発電所の全廃などを株主提案すると表明している。これも現実には否決されることを前提として「脱原発」の印象だけを人気取りに利用するパフォーマンスである。市民の中には「脱原発の部分は利用して、その他は改めて評価すれば…」と考える人もいるかもしれないが、相手はより悪質であり、そのような甘い考えは捨てたほうがよい。暴力団を利用すれば、暴力団に協力せざるをえなくなる。橋下市長が連携を企てているとされる石原東京都知事原発推進である。「石原慎太郎」あるいは「維新の会」を時に応じて適当に使い分けながら、やがて「国策としての脱原発とは言っていない」などとして既存権力と結合するであろう。なにしろ「知事選には2万%出ない」と言いながら知事になっている経緯もある。取りかかりは「入墨公務員」など限定的なターゲットを攻撃しながら、次第に市民全体をターゲットに広げてゆく手法も典型的なファシズムである。


[追記]
中曽根康弘を「ヤブガラシ」に喩えたのは吉田茂ではなく河野一郎だったらしい。
はてなブックマーク - 中曽根康弘、小沢一郎、橋下徹は「ヤブガラシ三兄弟」(追記あり) - kojitakenの日記 より。

muimimuimi
id:kojitaken さん すみません、ブックマークしていて変な気がしてたのですが河野一郎だったようです。 http://sky.geocities.jp/awashimainjin/newpage52.html 2012/06/02