下記は朝日新聞(7/1)4面掲載記事のウェブ版。
http://www.asahi.com/politics/intro_m2/TKY201206300575.html
「小沢新党」の動向は 気をもむ少数政党、連携公言も
民主党の小沢一郎元代表の動向に少数政党が気をもんでいる。数十人規模の「小沢新党」ができれば、衆院選やその後の政界再編で影響を受けかねないからだ。「反消費増税」は同じでも、どこまで歩調を合わせるのか、各党ともに損得勘定を始めた。
小沢氏との連携をいち早く公言したのは社民党(衆参計10人)と新党きづな(9人)だ。消費増税法案に反対を表明する社民党の福島瑞穂党首は26日、小沢氏らと「大いに連携していく」と明言。28日の常任幹事会では「民主党執行部こそが、国民に造反している」と小沢氏を擁護した。
小沢氏は2009年の衆院選で、社民党現職がいた一部選挙区での候補擁立を見送った。民主・社民・国民新3党の連立政権では、小沢氏が沖縄政策などで理解を示し、社民党が連立を離脱する際にも福島氏に「あなたの方が筋が通っている」と声をかけている。党内の小沢氏への共感は根強く、環太平洋経済連携協定(TPP)や原発再稼働への姿勢でも重なる部分が多い。
(朝日新聞デジタル)
たびたび書くように、私は民自公を「ネオリベ第一極」、みんなの党、小沢新党、大阪維新の怪、減税日本などを「ネオリベ第二極」と位置づけている。社民党は、どうやらこの「ネオリベ第二極」に加わりたいらしい。
同党はいっそ、「社会民主党」という党名を変更した方が良いのではないか。「新自由民主党」あたりが同党にはふさわしいように思う。