kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎もひどいが、嘉田由紀子は小沢に輪をかけてひどい

「敗軍の将は兵を語らず」というが、この格言に反して「一兵卒」を語りまくっているのが嘉田由紀子だ。


http://www.asahi.com/politics/update/0113/OSK201301130019.html

「あなたが出たら100人当選」小沢氏、嘉田氏を説得?


 滋賀県嘉田由紀子知事は13日、大津市での後援会新年会で講演し、昨年12月の総選挙に向け日本未来の党結党を表明する3日前の同11月24日に小沢一郎衆院議員と会談し、「時間がない」「国政にかかわり得ない」と難色を示したのに対し「あなたが出てくれたら100人通る(当選する)」と説得され、結党を決断した、と明かした。

 嘉田氏は「後から思えば信じるべきではなかったが信じてしまった」と改めて陳謝した。嘉田氏によると、小沢氏とは結党までに3回ほど関西地方で会い、「(嘉田氏が初当選した)2006年の知事選の時に私はあなたを応援したかった」との話を切り出され、結党を促されたという。

 嘉田氏は総選挙では未来の候補者の多くが小選挙区民主党と競合し、原発ゼロが十分争点にならなかったとし、「負けるべくして負けた」と述べた。講演後には記者団に「(結党前に)候補者リストを見ていたら100議席取れるなんて信じない」と話し、競合が多いことが分かっていれば、党の代表に就かなかったとの考えも示した。

朝日新聞デジタル 2013年1月13日20時57分)


一読して唖然とした。何を言ってるんだこいつは。自分が立てば衆院選に100人を当選させられると自惚れていたのか。あまりに自分が見えていない。ひど過ぎる。「競合が多いことが分かっていれば、党の代表に就かなかった」って、橋下徹が組んでくれるとでも思っていたのだろうか。嘉田由紀子は、あまりに自己中心的な学者上がりの政治屋としての正体を露呈した。むろん、こんな人間を「軽くてパーな御輿」と思って担いだ小沢一郎の眼力のなさ、というか衰えも深刻だ。

なお、この記事には続きがあるそうだが、14日付東京本社版には載っていなかった。大阪本社版には載っているのだろうか。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130113-OYT1T00581.htm

出てくれれば100人通ると言われた…嘉田知事


 滋賀県嘉田由紀子知事は13日、大津市内であった後援会の新年会で、昨年11月の日本未来の党の結党について、小沢一郎衆院議員から「あなたが(代表として)出てくれたら(衆院選で)100人通ると言われた」と経緯を明かした。

 そのうえで、「後から思ったら、信じるべきではなかった」などと釈明した。

 嘉田知事は、結党の意向表明の直後、小沢氏との連携に対し県庁に批判の電話が相次いだと振り返り、「小沢さんに『何でこんなに評判が悪いんですか。これでは到底やれません』と言い、一兵卒として表から引いてくださいと申し上げた」と述べた。

(2013年1月14日10時33分 読売新聞)


さしもの「小沢嫌い」の私もこの発言には引いた。小沢一派や信者は衆院選の敗因を嘉田由紀子に押しつけているが、嘉田は嘉田で小沢に敗因を押しつけている。どうしようもない。この野合と破綻のドタバタ劇、小沢も小沢なら嘉田も嘉田だと言わざるを得ない。

小沢の口説き方については、橋下も同じような言い方で小沢の気を引いたんだろうなと想像する。小沢は、橋下の甘言に載せられて、徹くんはいつ俺と組んでくれるんだろうと気を揉んでいるうちに、野ダメ(野田佳彦前首相)に解散を仕掛けられたといったところではないか。

いずれにせよ、嘉田、小沢、橋下の3人の醜悪さには目も当てられない。今後、「環境派」を含む「市民派」は、決してこの3人と組んではならない。