kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

五輪と東電福島原発の放射性汚染水

http://www.asahi.com/national/update/0905/TKY201309050388.html

五輪招致、汚染水漏れで東京守勢 会見で「安心」空回り


 【ブエノスアイレス=阿久津篤史、中村真理、平井隆介】東京、マドリードイスタンブール(トルコ)が争う2020年夏季五輪の開催地は7日(日本時間8日未明)、ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会で、IOC委員約100人の投票で決まる。東京電力福島第一原発の汚染水漏れ事故が、焦点になっている。

 5日朝、東京招致委の記者会見に日本を代表する新旧の選手たちが並んだ。事故についての最初の質問は元レスリング選手の馳浩衆院議員が答えたが、その後、司会者が「関連の質問がある人は後ほど広報担当者まで来て下さい」と質問を封じる作戦に出た。

 24時間前、東京が現地で初めて開いた会見では海外記者から事故への質問が相次ぎ、竹田恒和理事長が「福島と東京は250キロ離れている」などと説明に追われた。東京の最大の売りは「安心・安全」。事故が、その主張を根底から揺るがしかねない流れだ。

朝日新聞デジタル 2013年9月5日22時55分)


上記は朝日(9/6)1面に掲載された記事で、続きが3面に出ているが、馬鹿馬鹿しくて紹介する気も起きない。当初東電福島第一原発の汚染水問題をスルーして五輪招致を決めようとした日本政府の浅知恵には、「恥辱」という言葉しか思い浮かばない。

聞くところによると、安倍晋三は「東京に五輪を招致できれば、あなたの政権も(いわゆる)『アベノミクス』(とやら)も10年続きますよ」とかなんとか周囲におだて上げられて、ここ数日は五輪のことしか考えていないとか。それでG20も早々に切り上げて早々にブエノスアイレスに向かうのだそうだが、そんな安倍晋三が赤っ恥をかいてほしいと私は強く願っている。

でもまあ、結局は東京五輪が決まってしまうのかもしれない。しかし、本当に2020年に東京で五輪なんか開催できるのか。そのことにリアリティなど全く感じられないのである。