kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

北海道知事選、「沖縄型共闘」に難色示す鈴木宗男。横路孝弘は民主道連代表を引責辞任

北海道知事選は、前回(2011年)は現職の高橋はるみが圧勝した。難敵だが、反自民側にとっては、沖縄型の共闘が実現できるかが鍵になっている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593513.html

北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産に拒否感、政党との距離に難題

 3月26日告示の道知事選で、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、支援を受ける各政党との距離感に頭を痛めている。支援政党も組織もない中での出馬表明から3カ月余り。期待通り民主、共産両党の支援は得たものの、新党大地鈴木宗男代表が共産党に拒否感を示し、新たな火だねとなっている。「道民党」を掲げる佐藤氏は政党色を極力排す考えだが、政党側は少しでも影響力を発揮したいところで、足元固めは難航しそうだ。

 「保守、中道、浮動票。来るべき票が離れてしまう」。共産党道委員会が佐藤氏支援を発表した18日、釧路市内で記者団の質問に答えた鈴木氏は共産党への警戒感をあらわにした。

 佐藤氏に強い関心を示してきた鈴木氏は、佐藤氏本人や後援会幹部に共産党の支援は断るよう強く働きかけてきた。大地関係者によると、保守政治家を自任する鈴木氏はかねてから、共産党とは主義主張が異なるとして「新党大地とは相いれない」と一線を引いてきた。

 こうした鈴木氏の動きに佐藤氏側は困惑する。4選を目指す高橋はるみ知事(61)との一騎打ちを狙っていただけに、民主党北海道の支持表明に続き、共産党が支援に回ることは願ってもない展開。もともと「私の政策を良しとしてくれる政党、団体があればありがたい」との立場で、共産党も例外ではなかった。

 「推薦、支持ではない。勝手連みたいな感じでしょう」。佐藤氏は18日、共産党の支援について札幌市内で記者団にこう説明。共産党が自発的に支援するという受け止めを表明することで、鈴木氏に配慮した形だ。ただ、佐藤氏の陣営関係者は「鈴木氏がこれで収まるだろうか」と懸念する。

北海道新聞 2015/02/20 07:10)


現時点の鈴木宗男の動きは、自らの存在感をアピールする程度の狙いではないかと思われる。なお、独自候補を擁立できなかった「責任」とやらをとって横路孝弘民主党北海道連代表を辞任している。だが、民主党が独自候補を立てた場合、その惨敗は目に見えていた。

http://www.asahi.com/articles/ASH2H5JFPH2HIIPE01D.html

民主、北海道知事選擁立を断念 横路道連代表は引責辞任

 4月に投開票される北海道知事選について、民主党北海道連は15日、候補の擁立を断念すると発表した。この日開いた支持団体との会合で、昨年11月に無所属での出馬を表明したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を確認した。道連代表の横路孝弘・元衆院議長は候補を擁立できなかった責任を取り、同日付で代表を辞任した。

 民主党が北海道知事選で候補を擁立できなかったのは初めて。道知事選では、現職の高橋はるみ氏(61)が自民党道連推薦で4選をめざし立候補を表明しており、佐藤氏との事実上の一騎打ちとなる見通しだ。

朝日新聞デジタル 2015年2月15日18時22分)