内田樹という人の言説は、一部の方(杉山真大さん)が言うような「極右」「保守反動」とまでは私は思わないけれども(「保守」であるとは思う)、内田樹の言説とは「商売第一」の言論であるばかりか、「リベラル」をミスリードしかねない危うさがあると考えており、基本的に買っていない。
内田樹には、この間のドイツ紙の論説の紹介*1など、評価できることもやっているけれども、下記のTwitterは全くいただけない。
https://twitter.com/levinassien/status/590021388427112449
内田樹
@levinassien政府が僕の言論を弾圧してくれば、それは「僕の言ってきたことが正しかった」ことを反論の余地なく証明してくれるだけです。圧力を受けて腰を抜かすのは「別に反政府的なことを自覚的に言った覚えはなく、みんながしてるから、『そういうこと』を言っても書いても平気だと思ってしていた」連中です。
22:17 - 2015年4月19日
ここで内田樹は、「別に反政府的なことを自覚的に言った覚えはなく、みんながしてるから、『そういうこと』を言っても書いても平気だと思ってしていた」ような「圧力を受けて腰を抜かす」「連中」とは俺は違うんだ、俺はおのれの言論が弾圧される覚悟ができているのだ、と言っているように読める。
だが私には、内田樹程度の甘っちょろい言説に安倍政権がわざわざ弾圧する必要を認めていないから弾圧していないだけのように思われる。その意味で、下記Twitterに共感した。
https://twitter.com/Wu_Yong3/status/590156352103718912
智多星 呉用
@Wu_Yong3わざわざ弾圧する価値があると思ってらっしゃるんですか? QT @levinassien: 政府が僕の言論を弾圧してくれば、それは「僕の言ってきたことが正しかった」ことを反論の余地なく証明してくれるだけです。圧力を受けて腰を抜かすのは「別に反政府的なことを自覚的に言った覚えはなく、
7:13 - 2015年4月20日