「生活の党と山本太郎となかまたち」が党名を「自由党」に変更した。
http://www.asahi.com/articles/ASJBD4WFRJBDUTFK00B.html
小沢一郎氏、10個目の政党「自由党」 生活が党名変更
関根慎一
2016年10月12日20時56分
生活の党の小沢一郎代表は12日、山本太郎氏と率いる「生活の党と山本太郎となかまたち」の党名を「自由党」に変更し、総務省に届け出た。1969年に自民党で初当選以来、与野党で浮沈を繰り返してきた政治人生だが、これで所属する政党名は10個目。かつて率いた党名に回帰することで、支持回復をめざす。小沢氏は記者会見で「自由党の時が一番、政治的理念、政策も非常にハッキリとして、多い時に600万票を超える支持を頂いた」と説明。かつての自由党は二階俊博・自民党幹事長や小池百合子・東京都知事が所属。自民党と連立後、政権から離脱し、その後民主党と合流した歴史がある。今後は民進、共産、社民各党との野党共闘を維持しつつ、「保守の自民党以外の浮動票を取らないと政権は取れない」と強調した。党員や支持者への郵送アンケートは過半数の返信があり、その86%が自由党に賛成だったという。
参院議員の山本氏は自由党籍のまま、独自の政治団体「山本太郎となかまたち」を結成。自らはくら替え立候補しないものの、次期衆院選比例東京ブロックで候補擁立をめざす。小沢氏は比例ブロックへの届け出について、「自由党と山本太郎となかまたちの二つ存在する可能性が大きい」と語った。(関根慎一)
(朝日新聞デジタルより)
はあ? 何じゃそりゃ? 山本太郎はいったい何考えてるんだ?(呆)
なお、「生活の党」を「生活の党と山本太郎となかまたち」に変えさせた「剛腕秘書」であったらしい、はたともこ氏は、今年7月の参院選前に、三宅洋平の擁立をめぐって山本太郎と対立し、山本の秘書を辞めたとのことだ。それからだいぶ時間が経っているが、この話は昨日(12日)朝に知ったばかり。この件に関しては、講談社の発行する写真雑誌のサイト『FRIDAYデジタル』の下記記事を参照されたい。
- 「我が道を行く」山本太郎を見限った「小沢一郎の側近」 - FRIDAYデジタル GOLD(2016年7月4日)
[追記]
堀茂樹によると、山本太郎は従来から「二股かけていた」とのこと。
https://twitter.com/hori_shigeki/status/786131469315952640
堀 茂樹
@hori_shigeki
少し違う。「山本太郎となかまたち」はこれまでも「生活の党」の介入できない別団体だった。太郎は従来から二股かけつつ「生活」の共同代表の座に就いていたのだよ。⇒…自由党に党名変更…「山本太郎となかまたち」は別団体に分離、山本氏は“二股”に*1
2:08 - 2016年10月12日
https://twitter.com/hori_shigeki/status/786139262135640064
堀 茂樹
@hori_shigeki
堀 茂樹さんがぽぽんぷぐにゃんをリツイートしました
政党交付金は別会計にするでしょうが、二股はもはや長くは続かないかと。皆さん知らないのは山本太郎氏が従来から二股だった事。彼の政治団体「山本太郎となかまたち」はこれまでも「生活の党と…」の介入できない別団体だったのですよ。同氏は今後、自由党に党籍を残しつつ代表を降りるのでしょうね。
堀 茂樹さんが追加ぽぽんぷぐにゃん
@poponpgunyan
【二股は理解されるか!?】生活の党が自由党に党名変更…「山本太郎となかまたち」は別団体に分離、山本氏は“二股”に https://goo.gl/2WgdBk
2:39 - 2016年10月12日
比例は自由党と「山本太郎となかまたち」の二本立てにするということは、逆立ちしても議席獲得などあり得ない「山本太郎となかまたち」への投票は自由党の足を引っ張ることになるのではないか。もっとも、最近の衆院選では「生活の党」も衆院選の比例ブロックの議席など得ていなかったはずだから(衆院の比例ブロックよりも大きい参院選では今年1議席を獲得してたけど)、足を引っ張るの何も0はいくら分割しても0のままだからどうでも良いことなのかもしれないけれど。
いずれにせよ、堀茂樹の言う通り「二股はもはや長くは続かない」とは私も思う。これは間違いない。