「報道を『マスゴミ』と非難するのは簡単ですが、国民と報道の分断は、まさに権力側の思うツボなのです。」（清水潔）

このところ森友学園（アッキード）事件にかまけていて、読書の時間も減り気味だが、「2.26事件」の日に読み終えた下記の本は、期待に違わず良かった。

作者: 清水潔
出版社/メーカー: 文藝春秋
発売日: 2016/08/25
メディア: 単行本
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先月あたりから、上記『「南京事件」を調査せよ』の著者・清水潔氏（1月末以来、「文庫X」こと『殺人犯はそこにいる』、『桶川ストーカー殺人事件 - 遺言』、そして本書を立て続けに読んだ）をのTwitterに目を通すようにしている。その清水氏のつぶやきから。

https://twitter.com/NOSUKE0607/status/838233590093639680

清水潔
‏@NOSUKE0607

このTweetをこんなに多くの皆さんに読んで頂けるとは。報道を「マスゴミ」と非難するのは簡単ですが、国民と報道の分断は、まさに権力側の思うツボなのです。自分自身の情報ツールとしてダメなメディアをどうやって育てるか。それを考える事も大事かと思います。

19:43 - 2017年3月4日

「このTweet」とは下記。

https://twitter.com/NOSUKE0607/status/833836105812189184

清水潔
‏@NOSUKE0607
「この報道はがんばっている」「なかなか役に立った」などと思ったら、その会社に電話なりメールなりしてあげてください。意外な程に社内で話題になります。そして読者、視聴者に支持されているならと更に報じることができるのです。これ本当の話。自分の「知る権利」を守るための一歩になります。

16:29 - 2017年2月20日

至言だと思った。

以下、同時期に読んだ本。