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教育勅語、教材で用いること否定せず 政府が答弁書(3/30朝日)

ほんとだな。もんげーことになった。

https://twitter.com/asahi_school/status/847666020181352449

朝日新聞教育班‏
@asahi_school

すごいことになりました。
教育勅語、教材で用いること否定せず 政府が答弁書:朝日新聞デジタル

21:25 - 2017年3月30日

教育勅語、教材で用いること否定せず 政府が答弁書
2017年3月31日13時12分

 政府は31日、戦前・戦中の教育勅語を学校教育で使うことについて、「勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切である」としたうえで、「憲法教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」との答弁書閣議決定した。民進党初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。

 勅語については、太平洋戦争後の1948年、衆参両院が排除・失効の確認を決議している。

 また、稲田朋美防衛相が国会答弁で「親孝行や友達を大切にするとか、そういう(勅語の)核の部分は今も大切なもの」と述べたことの是非について、答弁書は「政治家個人としての見解」とし、政府としての見解を示さなかった。

朝日新聞デジタルより)


この他にも体育の銃剣道だの「聖徳太子」や「鎖国」の維持など、昨年度(2016年度)末の数日は、極右案件の報道が目白押しだった。塚本幼稚園で幼稚園児が教育勅語を暗唱することはなくなっても、「日本会議」思想の蔓延はとどまるところを知らない。

森友学園事件を奇貨として、安倍晋三日本会議からあわよくば切り離そうと考えていたに違いない「グローバルインテリ」だか「グローバルエリート」だかの人士たち(たとえば上久保誠人のような浅はかな「学者」。どこが「インテリ」だか「エリート」だか私にはさっぱりわからない)は頭を抱えているに違いない。

森友学園事件は、籠池泰典の証人喚問直後の世論調査安倍内閣支持率が下がらなかったことで流れが変わってしまったかもしれない。

ますます「何をやっても俺は許される」とばかりに増長した安倍晋三は、まるでかつて(1982年)の日航機事故の「逆噴射」を思わせるような、さらなる極右政策の推進に向かって暴走の度を一段と増しつつあるようだ。安倍晋三日本会議との関係も、これを断ち切るどころかかえって強まったようにさえ見える。というよりもともと両者は一体不可分であると私はみなしているが。

言わんこっちゃない。