下記「こたつぬこ」(木下ちがや)氏のツイートは、名指しこそしていないものの、明らかに玉木雄一郎以下の国民民主党、それに小沢一郎に対する批判だろう。つまり、小沢や玉木が橋下徹や日本維新の会に秋波を送っていることを批判している。
この10年の「反共・反リベラル野党」はどうなったか。みんなの党→消滅、維新→分裂・支持率1%、日本のこころ→消滅、希望の党→分裂・支持率0%。
— こたつぬこ (@sangituyama) February 10, 2019
ここまで明らかなのに、また同じこと繰り返したら笑えますよね。 https://t.co/ZVzKbdckkl
しかし、上記ツイートに対する反応を見ると、小沢一郎への言及を避けている人間ばかりだ。「リベラル・左派」界隈において小沢批判がタブーとなっている悪弊は全く改められていないと思わされる。
「薔薇マークキャンペーン」にもっとも適合的な政治家と思われる山本太郎もその一人だ。この人が小沢一郎をタブーとしている間は、大きな飛躍を期待することはできない。それどころか、あの孫崎享でさえ小沢と距離を置き始めたことを思えば、早いところ小沢一郎という「殻」を食い破らない限り、山本太郎に未来はないだろう。